2005年8月31日水曜日

夏の終わりに。

「夏の終わりの海は輝く。
まぶしそうに教えてくれたひと・・・・・・。」この間、聞いた唄の一節です。

こんなお話もありました。
昔々、「お月様」と「お日様」と「お星様」が旅をしました。
温泉に入って、一杯やって 翌朝「お星様」が目を覚ますと
「お月様」と「お日様」はとっくに出発していました。
で、「お星様」が、「あー、月日のたつのは早い!」

 あっという間に、九州、四国産の「新米セール」も終盤となり、中京、北陸の早場地区を経て、いよいよ関東の大口の出番を迎えます。(台風がちょっと悪いけど)

 今年入荷した新米を見ると、田植え後の低温の影響か、8月第1週までに入荷のものは食味、見面とも、「今いち」でしたが、お盆前からのものは、1等米が増え、食味もうんと向上しました。昨年に引き続き、良食味の新米をお届けできました。

 我社では、9月以降の加工原料米のシーズンインを控え、このところ在庫場所の整理清掃、そして精米機械の整備を続けております。
 今年は2人3脚であったはずの政府米が完全に敵に回るなど、我々原料米メーカーにとってはアゲインストの風が吹いていますが、「良い米を、心を込めて」お届けします。
 酒造米はじめ各種加工原料米、もちろん主食米も是非ともご用命ください。

 私事になりますが、7月下旬のプライベートの旅先で、ちょっとした怪我をしてしまい、お盆までの新米のやり取りはベッドの上で、という状態でありました。そんなことで、このページの更新も遅れてしまいました。
 そろそろ朝晩冷え込むようになります。季節の変わり目、皆様ご自愛ください。
 
(夏の終わりの8月末 片山芳孝 記)

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