この駄文の更新をさぼりノンビリしていたら、例年より花の多かった金木犀もすっかり花を落とし、朝晩にぎやかだったムクドリも大人しくなりました。岡山市内の西側緑道公園では銀杏を拾う姿が見られます。そして一昨日10月29日には鴨が泳いでいました。
すっかり寝坊していたウサギの気持ちです。
もう1か月前になりますが、「GO TO トラベルキャンペーン」を利用し高知県へ行ってきました。
永年の取引先の南国市のS商店では2年ぶりの再会で話が弾み、1時間ほどの滞在中にも米を積んだ軽トラが何台もやってきました。忙しい時にごめんなさいでした。
桂浜ででっかい太平洋を眺めながら名物のアイスクリンをいただいた後、高知市内へ。
はりまや橋近くの「藤のや」さんでは目の前でワラ焼きのカツヲのタタキを。これとキリンラガービールは高知ではお約束。珍しい「めしイカ」の天ぷらはプリプリの触感が嬉しい。岡山のベカ(米イカ)と同じ種類だろうかな。高知の銘酒「酔鯨」の生酒も結構でした。
翌日は早起きして高知城近くの日曜市へ。農産物中心に約300軒もの店舗が迎えてくれます。
早生種のブンタン、栗、またまたカツヲをゲット。おばあちゃん手作りの大福餅も旨かった。珍しい「イタドリ」は帰宅後 炒め煮にしていただきました。
ハンドメイドの木工のお店で表札を作ってもらい、金物屋が並ぶ地区(元々は刀鍛冶の町だったそう)でなぜか爪切りまで買ってしまった!(ここで買わんでもいいのにねえ)。
午後からは水質日本一と言われる仁淀川へ。中津渓谷をトレッキングします。
痛むヒザを励ましながらホントに美しく素敵な素敵な仁淀ブルーを堪能しました。
「GO TO トラベル」と同時に実施している「高知観光リカバリーキャンペーン」の助成金も頂戴し、美味しいものを食べ、素敵な経験ができた高知の旅でした。
まっこと楽しかったぜよ!
当地岡山の米の状況。
7月の日照不足に低温、一転して8月の猛暑、そして害虫のウンカにやられた!
中生のヒノヒカリ、晩生のあけぼの、朝日。そして雄町や山田錦などの酒米も、揃って収量減少。
豊作の東日本、北日本の米価は暴落していますが、当地の米価はシーズン当初の安値予測から少し反発。毎年毎年、頭を悩ませる秋の戦いであります。
しかしよ~く考えると全国的な米余りの状況に変化なし。
農水省の予測では令和3年産は50万トンもの米を減らさないと米余りが続くとか。
ここは冷静に対応せねばいかんぜよ!
天候異変の影響か、奥山にどんぐり等の熊の食べ物が少なく、里山から市街地まで出没している地区があり被害が出ているようです。クマったことになった、などと言っている場合じゃないぜよ!
様々な局面に対応いたします。白米、玄米、酒米、酒米搗精、お引き合いください。
「どんぐりの ポトリと落ちて 帰るかな (渥美 清)」
(2020年 10月末 片山芳孝 記)