2005年5月31日火曜日

~東京大学の山形敏男教授の研究グループの予測~

1月中旬以降、北極上空の冷たい空気が中緯度地方に流れ込む勢いが増している。
この結果、オホーツク海や日本海の海水温が低下し、冷夏の原因になるオホーツク高気圧が発達、東北以北に冷夏を及ぼす可能性がある。

 一方太平洋中央部の海水温が低い「類似エルニーニョ現象」の影響で、フィリピン東沖の海水温が平年より0.5度高い状態が続いている。空気が暖まり上昇気流が強まる可能性が高く(中略)その場合西日本に晴天と高温をもたらす可能性がある。

そう言えば・・・・・・(片山の記憶・・・・・・ただしあやふや)
① 平成5年の大不作(作況指数74)の時。
 シベリアが平成4-5年の冬に大寒波に襲われ、川が凍りついた。その氷が春から初夏にオホーツク海に流れ出し、東北周辺の海水温が下がりヤマセが吹き冷夏になった。
 ⇒今年も樺太のあたりで流氷が溶けずに、居残っていると天気予報で言ってたぞ!

② 平成15年の不作(東北80、全国90)の時。
 岡山県南で普段実をつけないヤマモモに大量に実がつき、また長い間咲いたことのなかったハナミズキに花が咲いた。
 ⇒今年は 県南のサツキ、ツツジの花つきが半端じゃないくらい多く、県北では山全体が白く見えるほど、コブシの花が咲いたとか。生き物の「種の保存」の本能か?

ここ数年「異常」が「普通」の気象になっているとはいえ、自然相手の商売をしているものにとっては、毎日の天気予報が気になるところです。

ところで、新しい生活環境になじめない新入生の「5月病」もそろそろ癒えたころでしょうか。
新入生と言えば、こんな話を聞きましたよ。

 子犬のジョン君は 今年小学校に入学しました。
 ママ犬が ジョン君に尋ねました。
 マ マ「ジョン、学校で何を教わってるの?」
 ジョン「うん、今日は外国語だったよ!」
 マ マ「へー すごいね、どんな事?」
 ジョン「だから ニャオン とかさ!」

(こんな話 結構 好きです。5月末 片山 芳孝 記)
(5月23日付け日経新聞より無断転載)

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