6月17-21日の間、あるメーカーさんの研修に同行し、タイ国へ行って参りました。
ちょうど雨期にあたり、1日数回、車の前が見えなくなる程のものすごいスコールがやってきます。その為か、気温は 恐れていたほど高くなかったのですが、湿度は相当高く、見学のため1時間も屋外にいると、汗びっしょりになります。
仕事柄、米に関する情報が気になります。首都バンコクから、700年程前に栄えていたアユタヤという古都へ向かうバスは、田園地帯を走ります。車窓からは「稲刈り間近」であったり、「田植え(実際にはモミを直接まきますが)直後」であったり、「田植えから1-2ヶ月後で青々と」していたり、そういった田んぼが同じ地区で隣合わせで存在しています。ここは2期作の地帯だということを実感しました。(もっと南のベトナム南部では3期作の地帯もあるそうです。)
バンコク市内の市場ではお米はバラで量り売りしていました。
スーパーマーケットへ行くと、日本のそれと全く同じカラフルな袋に 入った5キロ程度の米が山積みされています。もちろん主体は長粒種のインディカ米。ここではモチ米も長粒種でした。
多数のインディカ種の中で、棚のすみのほうに円粒種(日本と同じジャポニカ種)も1種類置いてありました。タイ北部では日本から種子を持ち込んでジャポニカ種の栽培も行われています。タイは御存知のとおり熱心な仏教の国で、男性は全員一生に一度必ず仏門に入る義務があるそうです。
世界遺産に指定されているアユタヤの遺跡で、黄色い袈裟をまとった200人位のお坊さんのグループと一緒になりました。お坊さんも遺跡を背景に記念写真をしていましたよ。「いいですか?写しますよ。」「ハイ、ポーズ!」って、言うはずないか。
(2004年6月吉日 五月雨のころ 片山芳孝 記)
2004年6月23日水曜日
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