2018年3月26日月曜日

「懐かしい 日本酒の銘柄 2018年 3月」

   関東で春分の日に雪が降りました。かと思えば桜の開花が例年より早かったり、当地岡山では3月25日以降 連日20度以上の最高気温の予報。気温の変化が体に応える今日この頃です。

我社は市街化調整区域に立地しており、近隣には住宅は出来ないと理解しておりましたが、次々と田圃が無くなり、ミニ団地が立上っています。我社から田圃2枚隔てた田圃が地上げされ8軒の団地があっというまに完成。田圃で藁を燃す煙や、農薬散布、そして我社の大型トラックに対する新住民からのクレームが起こらなければ良いのですが…。

米の世界では主食米の高値の影響が出ています。
・政府の30年産備蓄米の入札が行われていますが、予定の20万トンに対し第3回までの成約数量が約115000トン。予定数量を達成されないのではと言われています。
・食品メーカー向けの加工用米の予定価格も一部で値上げが通達されたようです。(1400~1500円/60キロの値上げ。5年ぶりの11000円越えか?)。にもかかわらず積極的に作付する生産者は少なそう。食品メーカーは今から頭を悩ませています。
・主食米の増量としてのふるい下米の上級品は静かに取引が進んでいますが、中級品以下は輸入米への移行等の影響もあり、荷動きが不活発となっています。

 30年産のふるい下米についても我々業界に安定供給が求められます。主食米や加工用米の動きを充分にウオッチし判断することが必要です。

 日本酒業界では右肩上がりで推移していた特定名称酒(純米酒、吟醸酒など)の出荷が29BY(29年6月末まで)では前年を下回りました。もっとも吟醸酒ブームに乗って実力以上に製造されていたとも思いますが…。

 先日岡山の某所で「旭拝(きょくはい)」という日本酒を頂きました。懐かしい銘柄です!30年位前には岡山でも数十銘柄の日本酒が醸されていました。今では無くなった(?残っていたらお詫び!)銘柄を居酒屋や酒小売店の看板で見かける事があります。
岡山城近くの焼肉屋で「一福」。私(片山)のお気に入りのおでん屋で「若魂」。後楽園近くのホテルで「連山」。
全国で今でも醸造を続けている蔵元は1200とも1300とも言われています。岡山に限らずどちらの蔵元さんも(大小問わず)、「わが社だけの独自の酒」を目指して研究されています。日頃のご努力に頭が下がります。当社はそんな蔵元さんの応援団です。何なりと御用命下さい!

3月25日は弊社の設立70周年の記念日でありました。お客様からの永年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
ところが恥ずかしながら私は全く気付いておりませんでした。先日広島県のお取引先から「片山さん 70周年おめでとう!」という祝辞と、記念品として広島は宮島の大きな杓文字を頂戴しました。また岡山のお取引先からも記念の品を頂戴しました。感謝、感激です。誠にありがとうございました。

私の毎朝のウオーキングコース 岡山市内の西川緑道公園では、モクレン、梅、桜、沈丁花、ユキヤナギ(コゴメバナ)等、春の花が咲いています。黄色い可憐なレンギョウも咲き始めました。これからお昼はランチの、夜は花見の人達で賑わいます。

また3月30日には弊社の恒例の「忘年会兼新年会」を開きます。今回も25名全員が参加してくれます。楽しみです。もちろん「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」遵守します!                                                                                   

「れんぎょうに巨鯨の影の月日かな(金子兜太)」
 
(山菜の天ぷらにすっきり系の吟醸酒 春のお楽しみ!
  2018年3月下旬 片山芳孝 記)


 


  

雪 ふらない! 2025年 2月

 能登半島の大地震で明けた2024年。  復興への道のりはまだまだ遠い。  私(片山)の知人も被災者ですが、避難所のリーダー役の一人としてお世話をさせて頂いているそうです。改めて被災された方にお見舞い申し上げます。    ロシアによるウクライナ侵攻がまる二年となりましたが戦は止み...