2024年6月26日水曜日

蔵元巡り 第三弾 2024年 6月


 岡山は平年より16日遅く6月22日に梅雨入りしました。
蒸し暑い日が続きます。
 6月5日頃から始まった岡山県南の田植えはほぼ終了。県北では暑さ対策で田植えを遅らせた田圃もあるようです。
 
 総務省統計局が毎月作成している「消費者物価指数」(2020年を100として物価の動きを指数で示す)を見ると、物価の優等生とおだてられている鶏卵は2023年7月は 141ポイント。今年4月は127ポイントです。
 米類(うるち米)は今年4月はなんと102.2ポイント!ほとんど上がっていない。因みに麺類は121.9ポイント、パンは121ポイントです。
 米屋が儲からんはずです!
 
 YAHOO NEWSで見かける「ねとらぼ」のアンケート。
「最高に旨いと思う福島県の日本酒」第一位は会津の曙酒造の「天明」
若いオーナー杜氏が地震の惨禍を乗り越え頑張っていらっしゃいます。最近では女性スタッフも加わりました。
 ここには岡山の赤磐(あかいわ)地区の「雄町」を永年使って頂いています。
令和5年産米では会津産山田錦の精米歩合30%の純米大吟醸を醸しました。
 
 県外の蔵元巡りも続けています。
 
 創業1702年、岐阜県瑞浪のN醸造さん
 例のリニアモーターカーの工事の影響で高台の水が涸れ酒米づくりができないとか。幸い仕込み水はほとんど影響がなく、原料の酒米を工夫しながら造りを続けています。

 静岡のSH酒造さん。
 ここはオール純米酒。若いオーナー杜氏が醸した山田錦の純米大吟醸酒が酒コンペティション2024で入賞しました。

 浜松のH酒造さん。
 ここには女性杜氏もいらっしゃいます。イケメン杜氏さんお奨めの地元の「誉富士」を原料とした「出世城 特別純米酒」が絶品!浜松名物のウナギ料理にピッタリ!

 宿泊した名古屋では焼き鳥の名店「ぼう家」でN醸造岡山雄町の「小左衛門 純米吟醸」をぬる燗で頂きました。調子に乗って3合飲んだら当然早寝でありました。
 
 米屋はもちろん黒子ですが素敵な酒造りのお手伝いができることは嬉しいことです。

 ところで浜松のH酒造の「誉富士 特別純米酒」を帰りの新幹線で頂きましたが、お土産のつもりのウナギ弁当が空っぽになったとさ!

 あと数週間もすると南九州の新米がでます。今年の作柄は?価格は?気になるところです。

「六月や洗ひざらしに糊きかせ (桂 信子)」

(ツバメが帰ってきてくれました! 2024年6月下旬 片山芳孝 記)

2024年5月28日火曜日

氷川神社へ行きました。 2024年 5月

 
 夏を思わせる514日 さいたま市大宮の武蔵一宮「氷川神社へお参りしました。

ここは全国に約280社ある「氷川神社」の総本社であり2500年近い歴史をお持ちだそうです。
 旧中山道から南北に約2km伸びている参道は「氷川参道」として大宮のシンボルとされています。
 大宮駅から徒歩約20分で「一の鳥居」へ。
そこから「二の鳥居」までの約400メートルが歩行者専用として整備されており、両側にはケヤキを中心とした立派な並木が続き歴史を感じます。それらの大木は樹齢100年を超えるものが沢山あるのでしょうね。
 「三の鳥居」から境内へ入り桜門から拝殿へ。
早朝6時過ぎですが大勢の参拝者がいらっしゃいました。
 数年前にお参りした際は3万坪と言われている境内を一巡りしましたが、今回はさぼって本殿だけ!二日酔いなんで……。
 
 地元の「武蔵野うどん」で「肉汁つけうどん」を頂いた後は上尾市のK酒造さんへ。
旧中山道沿いにある創業130年の老舗蔵です。
 
 「文楽」という銘柄は有名ですが、岡山の「雄町」を原料米とした限定醸造の純米吟醸酒「彩来SARA」が大好評!
 これはなかなか入手できません。隣接する直売所でも売っておらず、私(片山)は特約店のネットでようやく入手しました。
 酸味に特徴のある美味し酒です。
数年前、発売される前に試飲させてもらいましたが「社長、これはいけるよ!」と言ったのを覚えています(えらそうにスイマセン)。
 
 社長も杜氏も40歳前後とお若く、常に新しいことにチャレンジされている蔵元さんです。
 こんなことを言うと申し訳ないですが、私は同社とは楽しく、嬉しく仕事させていただいています。
 
 直売所の「十一屋」で帰りの「居酒屋新幹線」用の「生酛純米酒」を購入し帰路につきました。
 そうそう上尾駅の近くにも「氷川神社」がありましたよ。

蛇足:米の価格は手が付けられません。出来秋より1俵あたり1万円以上値上がりした銘柄もあります。呆れて物が言えないので米の話は以上!!

「神社内ガチャのおみくじ置いてある (シャリベン太郎)」

(氷川きよしさんも氏子だって! 嘘です。 2024年5月下旬 片山芳孝 記)

2024年4月23日火曜日

寄席跳ねて上野で鰻なんてどう? (江口小春)   2024年 4月


 初夏を思わせる高い気温が続く4月19日、千葉へ行きました。
かつて千葉県の日本酒の蔵元さんには酒造用(かけ米)に岡山の「アケボノ」をたくさん使って頂いていました。
 最近では地元千葉県産の米の使用割合が増えており「アケボノ」の出番がほとんど無くなりました。
 しかし有難いことに岡山特産の酒米「雄町には近年引き合いが増えており、今回も弊社のお客様の蔵元さんへお邪魔しました。
 
 晴天の午前中に来年創業200年を迎える「佐原囃子」で名高い香取市のT酒造さんへ。
歴史を感じる建築物ですが蔵や直売所は手入れが行き届いています。
 ここでは直売所のお嬢さん一番のお勧め、弊社から納入した山田錦で醸された「大吟醸酒」をゲット!頂くのが楽しみです。

 午後からは成田山新勝寺、成田不動様の参道にある蔵元のT本店さん、江戸時代末頃から続く歴史ある蔵です。
 約束の時刻より早めに成田へ到着し、850メートルにもおよぶ、そして結構アップダウンのある参道を汗を拭きながら不動様へお参りします。
 参道には多くの「鰻料理のお店」。丁度昼時で、鰻を焼く煙で参道が煙っており、おいしそうな匂いがあふれています。匂いだけでご飯が何杯でもお代わりできるなぁ!
 ここでは岡山の「雄町」と「山田錦」をブレンドした「大吟醸酒」をゲット!名物の鰻にピッタリの味わい深くコクのあるお酒でした。
 杜氏さん曰く「大吟醸だけど燗酒でもいけるよ!」「はい私(片山)もそう思います。

 冷やしても温めても美味いのが日本酒の素晴らしさです。

 岡山への帰途、成田の鰻に触発されて東京駅の大丸デパートでゲットした「鰻弁当」と奥多摩の銘酒「澤乃井の生酛(きもと)造りの純米酒」で「居酒屋新幹線」の開店です。
 酸のきいた旨口の美味し酒。持参している備前焼のぐい飲みで頂きました。

 「雄町」は県南と一部県北でも栽培されています。特に人気のあるのが県央の「赤磐(あかいわ)地区」で栽培された「雄町」。他の地区の「雄町」とどういう違いがあるのか説明は難しいですが、出来上がった酒はより旨味があるように思います。
 弊社でも「赤磐産の雄町」扱っていますよ!

 蔵元さんにお邪魔して造りの苦労話を聞かせて頂くのもこの仕事をしている大きな喜びの一つであります。
 
 そうそう成田不動様は山門から本堂までなが~い、急な石段ですが、なんとエレベーターがありましたよ。あー良かった!

「割くことはおいて鰻とつかみ合う (古川柳)」

(〽佐原囃子が聴こえてくらぁ想いだすなァ 2024年4月下旬 片山芳孝 記)

2024年3月28日木曜日

雨 多い! 2024年 3月

 
 本日3月27日、岡山県南は久々の晴天です。

 ここ1週間は連日雨模様で毎朝の岡山市内の西川緑道公園でのウオーキングもずっとお休み。その間上京した3月22日だけは晴天の皇居一周ウオーキング。
 皇居周辺では寒緋桜と山桜はほぼ満開、ソメイヨシノはまだまだこれからの様子でした。 
 
 岡山県の降水量は2月と3月は平年を上回っており過去10年間でもダントツに多い
(*1)。降雪が少なく、心配されている夏の水不足は解決されるのかな?
 
 気になる話を聞きました。
令和5年産米は夏の異常な高温の影響で品質が悪く、全国平均の例年80%前後の検査1等比率が5年産米では60%ほどでした(新潟県のコシヒカリに至っては1等が5%!)。
 当然6年産用の種籾の品質も悪く発芽率の低下が懸念されており、その向上のために、「過酸化水素濃度1%の溶液に2日間浸漬すると休眠打破に効果がある」という研究がなされているそうです。
 
 それはそれとして、米の価格は全く手が付けられない状況。
民間取引を見ると、茨城県コシヒカリの価格は出来秋(令和5年秋)13900円/俵程度であったものが、最近では18000円まで買われたそうです。なんと4000円を超える値上がり。
 また食品原料として使用される特定米穀に至っては200円/キロ以上と出来秋の倍以上、4年産の3倍にまで跳ね上がっています。
 我々精米業者は供給責任がある上に、なかなか価格転嫁がかなわず、お客様も我々も厳しい状況が続きます。
 
 そんな中で少しだけ明るいニュース。令和5年産の酒造好適米の検査数量がコロナ前にもどりました(*2)。
さらに令和6年産の需要調査ではわずかに令和5年産を上回る数字が出ています(*3)。

 先日の東京出張の際の新幹線は欧米系のお客様で大賑わいでした。
 コロナ明けに伴うインバウンド需要に米も酒も期待大であります。

 スポーツ界でも8月のパリオリンピック・パラリンピックの代表が続々と決まっています。ここも明るいニュースが期待できそうです。

 今年は2月中旬に記録的な暖かさになったものの、2月下旬から3月に入っても気温が低い日が多く、全国的に桜の開花が遅れそうです。
 ちょうど小学校の入学式の頃に満開になるのかしら!
 オジサン達は花見の相談だけどね!!

「花の山 人が消えれば 紙の山 (5代目 柳家小さん)」

(来た時よりも奇麗にしましょう! 2024年 3月下旬 片山芳孝 記)


*1 岡山県の降水量(気象庁ホームページ)

 20242月 105mm(過去10年間の最高 2016年 51mm)

 20243月 156mm(同上 2018年 147.5mm ちなみに100mmを超えたのは過去 10年間では3年間のみ)

*2 酒造好適米の12月末の検査数量 (農水省のデータ)

令和元年32636トン、令和3年27429トン、令和5年32834トン

*3 酒造好適米の需要調査(農水省 マンスリーレポート)

 令和36668000トン、令和5年8283000トン、令和6年8284000トン

2024年2月27日火曜日

雪 ふらない! 2025年 2月


 能登半島の大地震で明けた2024年。
 復興への道のりはまだまだ遠い。
 私(片山)の知人も被災者ですが、避難所のリーダー役の一人としてお世話をさせて頂いているそうです。改めて被災された方にお見舞い申し上げます。
 
 ロシアによるウクライナ侵攻がまる二年となりましたが戦は止みそうになく、ウクライナ軍の犠牲者は31000人と公表されました。野蛮な国々の蛮行をやめさせる方法は無いものか。

 2月に本州各地で25℃を超える夏日を観測しました。
また過去3か月の降雪量は全国のほとんどの地区で平年の半分程度だそう。
 毎年豪雪で話題になる青森の酸ヶ湯(降雪量960センチ 平年比81%)、 新潟の津南(556センチ 54%)、新潟の十日町(416センチ 53%)(2月25日付気象庁のホームページより)。

 積雪があれば雪溶けの水で少しずつ下流の田畑に水が届きますが、降雨の場合は一度に流れてしまうので田畑に水が足らない、という状況になるそうです。

 降雪が少ないことと米の現物価格は無関係でしょうが、市場での米の売物が極端に少なく今や16000円/60キロ 以下の米は皆無になってしまいました。 
(関東こしひかり現物価格16500円 出来秋から+2800円、4年産比+2900円、 3年産比+6500円 商系アドバイス調べ)。

 隣の兵庫県は日本一の酒米の産地です。
6年産米では生産者は主食米より収入の良い酒米の作付けを増やしたい意向ですが、JAとしては蔵元からの需要は「いいところまで来ている」ということで、特に山田錦の種子の販売を制限しているそうです。
 生産者は主食米の手取りが14000円以上になれば、収量が悪く手間のかかる酒米からの転作を考えるとか。今の相場16000円から考えると生産者手取りの14000円は微妙なところですが。
 
 スポーツの世界。
 世界卓球で日本女子チームは決勝で敗れはしたものの中国に2-3と大善戦しました。
アジアカップのバスケットボールの男子チームは中国に88年ぶりに勝利
大リーグではドジャースの大谷選手、山本投手(岡山出身)の活躍に期待大です。
身近なところでは大阪国際マラソンで地元天満屋の前田穂南さんが日本新記録で優勝。
サッカーJ2ファジアーノ岡山は2月25日の開幕戦(VS栃木)を3-0で快勝しました。
プロ野球オープン戦では阪神タイガースはまさかの3連敗!ま、オープン戦だし…。

 明るいニュースと共に春の到来が待たれます。

「うまそうな雪がふうわりふわりかな (小林一茶)」

(雪見酒もいいけどね。 2024年 2月下旬 片山芳孝記)

2024年1月26日金曜日

関東煮 熱燗 2024年 1月


 元旦の夕方 1610分ごろ。家族団らんの時を過ごしていたであろうその時、能登半島を最大震度7、マグニチュード7.6の大きな地震が襲いました。
  3ー4年前の天気の良い日に半島一周のドライブをしたことを覚えています。
 家屋の倒壊、大規模な火災が発生し海沿いの各地で津波が観測され、230人を超える尊い命が失われました。心よりお悔やみ申し上げます。
 その日の夕方、私(片山)の友人が各所に呼びかけ支援物資を被災地に送ると言う。
それに対して、なんと大型トラック2台分(約24トン)もの支援物資が集まりました。  「まだ被害の実態が不明な時にどうかな?」とも思いましたが、飲料水やトイレットペーパー、生理用品等を託しました。少しでもお役に立てれば良いのですが…。これからも何らかの形で応援を続けさせていただこうと思っています。
 
 翌1月2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機との衝突事故。海保機は地震関連物資の輸送の途中だったそう。海保機には5人の犠牲者が出ました。お悔やみ申し上げます。
 一方JAL機の乗客、乗員379名には一人の死者も出なかったことは正に奇跡、素晴らしい!乗員の方達の冷静な行動に敬意を表します。

 米の世界にも大きな嵐が吹き荒れています。
 出来秋からの米価の高騰は農家のコストアップ対策でJAが農家に支払う米価を引き上げたことがきっかけです。
 前年と同数の639万トンが収穫されたと発表されたにもかかわらず、数年にわたる米余りの状況がコロナ禍の沈静化を受けた需要の回復に伴い、需給のバランスがとれ、米が買えない状況になるのではという思いから、買いが買いを呼んでいる現状だと思います。
 年明けも続騰し今や15000円/60キロ以下の米は無くなってしまいました。岡山県産の「アケボノ」は令和4年産比3000円ほどの値上がりです。
 今後中長期のスパンで考えれば、生産者の減少等により米の生産量の減少が続くという意見もあります。途中の上げ下げはあっても米価は上昇トレンドということになるのでしょうか?
 
 こういう状況なので情報収集の為か、昨日(1月24日)に開催された加工用米の組合「全米工」の大阪での会合には通常の倍以上の30数名が参加しました。
 しかし「米がない、困った!」の大合唱で有益な情報は得られなかったかな?

 今冬一番の寒波の影響で「どうせ新幹線は遅れているだろう」という勝手な理屈で、JR大阪駅近くの「新梅田食堂街」にある関東煮(かんとだき=おでん)の老舗たこ梅」へ寄り道。道頓堀に本店があり、なんと180年の歴史のあるお店です。
 日本酒は錫(すず)のタンポで温められ、錫のコップで頂きます。
開店直後に一番乗りで入店。その後アッという間に20席ほどのカウンターは満席に。
 名物の「たこの甘露煮」「ねぎま」…。大将やおばちゃんとの会話もお楽しみ。
我慢して熱燗は2合でストップ。ほろ酔いで岡山駅までは帰りましたとさ!
 
 「スピード感と確実性を大切に!
2024年の弊社のスローガンです。
 新鮮な情報をいち早くお届けし、確実に良い商品をお届けします。
本年もよろしくお引き立てください。
 
 令和6年、2024年の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

「おでんやの繁盛に言うぼちぼちや 」 (石田きよし)

(風邪は引くな押せ! 2024年 1月下旬 片山芳孝 記)

2023年12月22日金曜日

美ら海の埋立  2023年 12月

 
 氷点下の岡山県南です。
 
 過日、岡山県内のある蔵元さんから酒飲みの友人へお酒を送る手配をネットで行いました。
 すると申し込んだ翌日に同社の杜氏さんからお礼の電話がありました。
 僅か数千円の買い物に対して丁寧な対応と気配りにこちらが恐縮すると同時に嬉しい気持ちになりました。
 今更ながらお客様への接し方を学ぶことができました。

 先日の散髪屋でのマスターやら隣の客との会話。
「ドジャースへ行く大谷選手は10年間で1000億円!年収100億円、すごいね!」
「我々は一億円でも当てたいとチマチマと宝くじ買っているのにね」
「まったくだ!」
 
 そこに加えてこんな話。
「日本の政治家ときたらたった数千万円を姑息で薄汚い手を使って集めてる」
「ヤダね~」。

 もう一つの心配な話。
 米軍普天間基地の移設工事を巡る「辺野古代執行訴訟」で沖縄県が敗訴しました。
 世界に誇れる大浦湾の美しい海を埋め立ててしまう愚かさを憂うと同時に、自治体の権限を奪う危機であると言われています。
 かつてこの素晴らしい海に潜ったことの有る身として、とても残念で悲しい気持ちになりました。

 令和5年産の米穀業界。
 作付け面積の減少による生産量の減少が一因で米価格は日に日に上昇。
ついこの間まで「14000円/60キロ以下の米が無くなった。大変だ!」と言われていたのが、ついに「15000円以下の米を探すのが一苦労」になっています。
 さすがにこの状況は行き過ぎではないかなあ。

 一方の原材料として使われるフルイ下米は全国的に発生が例年の半分しかなく価格沸騰!  東北地震の翌年の平成24年(2012年)の155―160円/キロに匹敵もしくはそれを超えるような値段になってしまいました。
 金さえ出せば買えるという状況ではなく、味噌や米菓等の我々のお客様に大変申し訳の無い事態となっています。
 この原材料米の部分は来年の新米まで手が付けられないか!

 2024年(令和6年)の干支は甲辰(きのえたつ)
日本の運勢が昇り龍のごとく天に向かって飛翔する1年になりますように!

 2024年が皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。

「年の瀬の散髪待つ間の漫画本 (高澤良一)」

(辰年だけど 虎はアレンパだ! 2023年12月下旬 片山芳孝 記)

蔵元巡り 第三弾 2024年 6月

 岡山は平年より16日遅く6月22日に梅雨入りしました。 蒸し暑い日が続きます。  6月5日頃から始まった岡山県南の田植えはほぼ終了。県北では暑さ対策で田植えを遅らせた田圃もあるようです。    総務省統計局が毎月作成している「 消費者物価指数 」(2020年を100として物価の...