2024年1月26日金曜日

関東煮 熱燗 2024年 1月


 元旦の夕方 1610分ごろ。家族団らんの時を過ごしていたであろうその時、能登半島を最大震度7、マグニチュード7.6の大きな地震が襲いました。
  3ー4年前の天気の良い日に半島一周のドライブをしたことを覚えています。
 家屋の倒壊、大規模な火災が発生し海沿いの各地で津波が観測され、230人を超える尊い命が失われました。心よりお悔やみ申し上げます。
 その日の夕方、私(片山)の友人が各所に呼びかけ支援物資を被災地に送ると言う。
それに対して、なんと大型トラック2台分(約24トン)もの支援物資が集まりました。  「まだ被害の実態が不明な時にどうかな?」とも思いましたが、飲料水やトイレットペーパー、生理用品等を託しました。少しでもお役に立てれば良いのですが…。これからも何らかの形で応援を続けさせていただこうと思っています。
 
 翌1月2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機との衝突事故。海保機は地震関連物資の輸送の途中だったそう。海保機には5人の犠牲者が出ました。お悔やみ申し上げます。
 一方JAL機の乗客、乗員379名には一人の死者も出なかったことは正に奇跡、素晴らしい!乗員の方達の冷静な行動に敬意を表します。

 米の世界にも大きな嵐が吹き荒れています。
 出来秋からの米価の高騰は農家のコストアップ対策でJAが農家に支払う米価を引き上げたことがきっかけです。
 前年と同数の639万トンが収穫されたと発表されたにもかかわらず、数年にわたる米余りの状況がコロナ禍の沈静化を受けた需要の回復に伴い、需給のバランスがとれ、米が買えない状況になるのではという思いから、買いが買いを呼んでいる現状だと思います。
 年明けも続騰し今や15000円/60キロ以下の米は無くなってしまいました。岡山県産の「アケボノ」は令和4年産比3000円ほどの値上がりです。
 今後中長期のスパンで考えれば、生産者の減少等により米の生産量の減少が続くという意見もあります。途中の上げ下げはあっても米価は上昇トレンドということになるのでしょうか?
 
 こういう状況なので情報収集の為か、昨日(1月24日)に開催された加工用米の組合「全米工」の大阪での会合には通常の倍以上の30数名が参加しました。
 しかし「米がない、困った!」の大合唱で有益な情報は得られなかったかな?

 今冬一番の寒波の影響で「どうせ新幹線は遅れているだろう」という勝手な理屈で、JR大阪駅近くの「新梅田食堂街」にある関東煮(かんとだき=おでん)の老舗たこ梅」へ寄り道。道頓堀に本店があり、なんと180年の歴史のあるお店です。
 日本酒は錫(すず)のタンポで温められ、錫のコップで頂きます。
開店直後に一番乗りで入店。その後アッという間に20席ほどのカウンターは満席に。
 名物の「たこの甘露煮」「ねぎま」…。大将やおばちゃんとの会話もお楽しみ。
我慢して熱燗は2合でストップ。ほろ酔いで岡山駅までは帰りましたとさ!
 
 「スピード感と確実性を大切に!
2024年の弊社のスローガンです。
 新鮮な情報をいち早くお届けし、確実に良い商品をお届けします。
本年もよろしくお引き立てください。
 
 令和6年、2024年の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

「おでんやの繁盛に言うぼちぼちや 」 (石田きよし)

(風邪は引くな押せ! 2024年 1月下旬 片山芳孝 記)

2023年12月22日金曜日

美ら海の埋立  2023年 12月

 
 氷点下の岡山県南です。
 
 過日、岡山県内のある蔵元さんから酒飲みの友人へお酒を送る手配をネットで行いました。
 すると申し込んだ翌日に同社の杜氏さんからお礼の電話がありました。
 僅か数千円の買い物に対して丁寧な対応と気配りにこちらが恐縮すると同時に嬉しい気持ちになりました。
 今更ながらお客様への接し方を学ぶことができました。

 先日の散髪屋でのマスターやら隣の客との会話。
「ドジャースへ行く大谷選手は10年間で1000億円!年収100億円、すごいね!」
「我々は一億円でも当てたいとチマチマと宝くじ買っているのにね」
「まったくだ!」
 
 そこに加えてこんな話。
「日本の政治家ときたらたった数千万円を姑息で薄汚い手を使って集めてる」
「ヤダね~」。

 もう一つの心配な話。
 米軍普天間基地の移設工事を巡る「辺野古代執行訴訟」で沖縄県が敗訴しました。
 世界に誇れる大浦湾の美しい海を埋め立ててしまう愚かさを憂うと同時に、自治体の権限を奪う危機であると言われています。
 かつてこの素晴らしい海に潜ったことの有る身として、とても残念で悲しい気持ちになりました。

 令和5年産の米穀業界。
 作付け面積の減少による生産量の減少が一因で米価格は日に日に上昇。
ついこの間まで「14000円/60キロ以下の米が無くなった。大変だ!」と言われていたのが、ついに「15000円以下の米を探すのが一苦労」になっています。
 さすがにこの状況は行き過ぎではないかなあ。

 一方の原材料として使われるフルイ下米は全国的に発生が例年の半分しかなく価格沸騰!  東北地震の翌年の平成24年(2012年)の155―160円/キロに匹敵もしくはそれを超えるような値段になってしまいました。
 金さえ出せば買えるという状況ではなく、味噌や米菓等の我々のお客様に大変申し訳の無い事態となっています。
 この原材料米の部分は来年の新米まで手が付けられないか!

 2024年(令和6年)の干支は甲辰(きのえたつ)
日本の運勢が昇り龍のごとく天に向かって飛翔する1年になりますように!

 2024年が皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。

「年の瀬の散髪待つ間の漫画本 (高澤良一)」

(辰年だけど 虎はアレンパだ! 2023年12月下旬 片山芳孝 記)

2023年11月22日水曜日

尾道へ行きました。 2023年11月

 

 1119日 日曜日、小春日和に誘われて山陽本線の普通列車で広島県尾道へ行きました。     お供は缶ビール2本とお気に入りの固焼きポテチ。
お目当ては山と海がほど近い尾道ならではの高台からの尾道水道の景観
そして小さな街に3軒も醸造所があるクラフトビールと今ブームの尾道ラーメン
 
 先ずはJR尾道駅前から約1.2キロ続く尾道本通り商店街

 蒲鉾などのネリモノ(こちらでは天ぷらと呼びます)の製造直売所、筆や硯の文具店、尾道帆布、和菓子、銭湯の跡を利用した食堂、茶道具、餃子専門店、豚まん専門店(行列)、お酢の製造会社(400年の歴史!)、尾道ラーメンだけでも10件近くあったかな。
 一軒ずつゆっくり覘いてみたい店舗が沢山あるホッとするようなレトロな商店街をブラブラ歩きます。
 
 乗っている時間3分間ロープウエイ千光寺公園展望台へ。
 眼下に広がる尾道水道の青空に映える景色を楽しんだ後は、急な坂道や階段、名所になっている「猫の細道」を恐々約一時間かけて降りました。もう足がパンパンだ!
 
 重い足を引きずりながら商店街にある「尾道ブルワリー」へ。
広島産のきゅうり、レモン、ミカン、デラウエア、八朔等々で味付けしたクラフトビールを頂きました。ほうほう、それぞれ風味が違う。
 ご夫婦?とのビール造りこだわりの会話も楽しかった。
 
 ここのママさんお奨めの「永潤」で噂の尾道ラーメン。豚の背アブラが入っていますが思ったよりあっさりで結構でした。
 
 もう一カ所のブルワリー、弊社の酒造米のお取引先である千葉の「寒菊銘醸さん」お奨めの「しまなみブルワリー」は製造のみで、立ち飲みができると聞いた酒販店は残念ながらお休み。
 
 またまた商店街へ戻って「しまなみブルワリー」の缶ビールを4種類、そして「尾道あづみ麦酒醸造所」の広島カープをイメージした赤いビール「カープエール」もゲットしました。

 ほろ酔い気分でウトウトしながら各駅停車で岡山へ。

 あれ?今回も米の話がないぞ!
 そうだ、「尾道ブルワリー」では尾道産の「恋の予感」と世羅産の「コシヒカリ」が入った「ビンゴエール」もうまかったですよ。

 思い付きでの「ふらっと在来線でのひとり旅」。年に1-2回のお楽しみになりました。


「よくやった喉へビールが音をたて (岩坪史実)」

(明日は阪神タイガースの優勝パレードへ行きます! 2023年11月下旬 片山芳孝 記) 

2023年9月27日水曜日

海 三陸リアス鉄道 2023年 9月 その2

 

(大曲花火ツアーvol.2

8月27日 花火の夜の宿は果樹園に囲まれた「ゆっぷる」。

花火の興奮が治まらぬ翌朝は出羽富士と呼ばれる鳥海山を遠くに見ながらのウオーキング。
桃(川中島)の収穫作業中の農家のご夫妻としばらくお話しさせていただきました。
私岡山から来ました。岡山も桃が有名ですよ」などと盛り上がった会話の後、採りたての桃を2個頂戴しました
 帰岡後頂きましたが甘みと硬めの触感は予想以上の美味しさでした。ご馳走様でした!

朝風呂の後、今度は一路東へ、東北横断。途中 盛岡に寄り道して(わんこそ食べたかったなぁ)、太平洋に面した岩手県の宮古市へ。

今回の旅のもう一つのお楽しみ、NHK朝ドラ「あまちゃん」で有名になった「三陸鉄道リアス線に乗車し鉄の町 釜石へ向かいます。

乗車時間約80分の車窓からは港や海岸が見えます。
ところがどこも高さ10メートルほどの防潮堤で海が見えない。なんだか悲しくなりました。

釜石駅前のホテルへチェックイン。
あっ!今日は日曜日。駅周辺の飲食店は軒並みお休み。何軒か電話して探し当てたのが「鬼灯(ホウヅキ)」。おかみさんが一人で切り盛りしている。
期待したウニ、岩牡蠣、ホヤはシーズンオフ。残念!!
それならおまかせの刺身を注文。

 出たー!大皿にマグロ(赤身、中トロ、大トロ)、アジ、太刀魚、タコ大盛
 どれも素晴らしく美味い!二人で食べきれるか?心配ご無用!だけど刺身だけで腹いっぱいになっちゃた。
地酒の浜千鳥のぬる燗が進んだのは言うまでもありません。
カウンター隣のおじさんとの会話(時に下ネタ)も楽しく釜石の夜はふけたのであります。

8月28日 早朝から店開きしている駅前の市場で冷凍の塩ウニ、ホヤと地酒をゲット。
新花巻の駅弁で東京行の「やまびこ」は居酒屋新幹線備前焼のぐい飲みを持参しています)。

上野に一泊後、年明けから計画した4泊5日の「花火&三陸鉄道リアス線」の楽しい思い出いっぱいに帰岡。

感動、感激、感謝三感王の東北の旅でありました。
あー楽しかった!

あれ米の話が全くないぞ。秋田の良く実った田圃を見て「岡山の稲より背が低いね」とはわが家の奥方の感想でした(これだけか!)。

そうだ!山手線でツエついて立っていたら生まれて初めて席を譲っていただきました。
美人のお嬢さんありがとう!これまた嬉しい思い出です。

「花火消え元の闇ではなくなりし (稲畑汀子)」

(思えば遠くへ来たもんだ! 2023年9月下旬 片山芳孝 記)

花火!花火!花火! 2023年 9月 その1

 8月の末に東北へ行ってきました。
最大の目的は「秋田県大曲」の大花火です。

 825日 せっかく東北へ行くなら温泉や観光もしたい、美味しいものも食べたい、と東京駅から秋田新幹線で田沢湖駅へ。そこからバスで約50分の乳頭温泉郷へ。温泉郷とは言え7軒ある宿と宿はバス停12カ所分の距離がある。私たちは「妙乃湯さん」へお世話になりました。
 露天風呂、混浴風呂など4カ所の個性的なお湯を楽しみました。
痛めているヒザと腰が翌朝にはスッキリ!
 夕飯は「きりたんぽ」など郷土料理を堪能しました。
 
 826日 朝食の前いつものように近くをウオーキング。
途中すれ違ったジョギングランナーが鈴を鳴らしながら走っている。エッ!熊よけ
 散歩コースが林の中にありましたが、恐ろしい!とっとと宿へ帰りました。
 最近ツエのお世話になっているのですが、チェックアウトの際、宿にツエを忘れてバスに乗ってしまった!そのくらい良いお湯だったのだ!
 
 田沢湖バス停で後続のバスの運転手さんからツエを受け取って、晴天の田沢湖を遊覧船で一周。ここは日本で一番深い湖(423.4メートル)だそう。沖縄の海のようなコバルト色の水面が眩しい。
 
 続いては今回の旅のメインイベント!大曲の花火大会です。
 田沢湖駅から超満員の「こまち」で大曲駅へ。
在来線の横手駅で今回お世話になった友人のGさんにピックアップしてもらい、大仙市大曲の雄物川河畔の「大曲の花火公園」へ。
 このイベントは正式には全国の花火師が技を競い合うコンクール形式の「第95回全国花火競技大会」です。
 全国から28社の花火会社が、規定の部は尺玉2発、フリーの部は創造花火の出来栄えを競います。
 17:30の昼花火に始まって21:30の主催者スポンサーによる約4分間も続く感激のフィナーレ迄 約18000発、たっぷり4時間のドラマです。主催者発表では観客70万人だそう!!
 完璧にコントロールされたビジュアルと音楽。そして音と振動。
言葉では表現できません。聞きしに勝る素晴らしさでありました。
 終了後には大勢の観客が鳴りやまぬ拍手と、無数のピンクのペンライトを振り花火師さんに感謝を伝えました。感動と感激をありがとうございました。
(2023年 9月下旬)
(「大曲花火ツアーvol.2」へ続く」

  

2023年8月24日木曜日

新米コシヒカリ入荷しました! 2023年8月

 

 昨日 8月23日明け方 岡山県南では雷雨がありました。

 甲子園の高校野球、世界陸上、女子サッカーワールドカップ、ラグビーのテストマッチ等々 暑い中で様々なスポーツイベントが繰り広げられています。
 若いアスリートの活躍に勇気をもらっています。

 プロ野球では我が阪神タイガースは「アレ」に向けて快進撃が続きます。
京セラドーム大阪をはじめドーム球場が増えたおかげで、暑い甲子園よりも快適に試合ができることが強い原因だとも言われています。なんでもいいから頑張れええ!

 日本では北海道から九州まで連日35℃を超える熱い日が続いています。
雨不足が言われている地方もありますが、好天、高温で稲の収穫が各地で例年より数日早く始まっているようです。
 弊社へも8月上旬に高知の新米コシヒカリが入荷しました。昨年見られた虫害や白く濁った被害粒もなく、例年以上に味の良い新米を堪能しました。

 開戦以来一年半が過ぎたウクライナに対するロシアの愚行!
 両軍で50万人以上が亡くなったと伝えられています
ウクライナでも徴兵逃れの動きが出ているとか。
 ウクライナに対し各国から兵器の提供は出来ても人員の提供は出来ません。同国の男性の平均寿命が65歳にもかかわらず59歳までが徴収されるそうです(TBSラジオ)。
 幼い子供をはじめ民間の方々、兵士たちの無事と一日も早い解決をお祈りします。

 お盆明けから弊社のお客様の一部の日本酒蔵元で早造りの仕込みが始まりました。
新米、新酒…どのような秋になりますやら。でもやはり秋刀魚は高いらしい

 昨日の雷雨のおかげで本日の早朝ウオーキングはちょっとだけ涼しく快適に感じました。
とは言え、9月までは暑いという天気予報も出ています。
 
  その昔、電気冷蔵庫が普及する以前、我が家の冷蔵庫(保冷庫?)は氷屋さんの大きな角氷の冷気で冷やされていました。氷屋のおじさんが大きな氷を「シャッ、シャッ」とのこぎりで切る音と氷のかけらをもらって口に入れたことを思い出しました。

 水分、塩分の補給、適度な休息をとってしばらくの暑さを乗り切りましょう。
 皆様ご安全にお過ごしください。

「氷屋は氷切るたび汗を拭き (10代目 金原亭馬生)」

(2023年 8月下旬 片山芳孝 記)

2023年7月28日金曜日

ダイエットにはプロテイン 2023年 7月

 

 「ぐるなび」による1000人が対象のアンケートによると、おにぎりが「好き」な人は54%で「まあまあ好き」の34%と合わせて88%に達したそうです。
 また総務省の物価統計では「鮭おにぎりの小売価格」は3年前が118円、今年の4月は128円と10円上昇したそう。
 価格上昇の要因は物価高によるコスト上昇だけでなく、高級具材や高価格米を使った高級おにぎりを扱う専門店の拡大や、コンビニでも同様の高級化の傾向にあることと分析されています。
 岡山でも市内で展開していたおにぎり専門店が、家賃の高い駅ビルに進出して、たいそう繁盛しています。ま、おにぎりが嫌い!という人はあまりお目にかかったことがないけどね。

 7月上・中旬の九州から北陸・東北にかけての豪雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。豪雨の稲への影響は各地ともそれほどでもないと言われています。
 当地岡山県南では例年より稲の分けつが進んでいるように見えます。
一方岡山県南でよく見られる田植えでなく直播田では、5月末頃の多雨の影響で発芽が少なかった田圃が有るようです。
 またジャンボタニシやウンカの被害も聞こえ始めました。秋の収穫はどうなりますやら。

 先日の健康診断での栄養士さんとの面談で「カロリーの事を考えて、昼食はおにぎりだけのことが週に何回かあります」と伝えたら「タンパク質を一緒に摂らないとダイエット効果はないですよ」と言われました!
 市販のプロテインもあまり意味はないそうです。残念!
 
 体温を超すような高温の日が続きます。時折吹く清涼な風を嬉しく感じるこの頃です。
とは言え、皆様くれぐれもご自愛ください。

「ほつれ毛に遊ぶ風あり青すだれ (竹久夢二)」

(やっぱり冷たいビールが一番! 2023年7月下旬 片山芳孝 記)

関東煮 熱燗 2024年 1月

 元旦の夕方  16 時 10 分ごろ。家族団らんの時を過ごしていたであろうその時、能登半島を最大震度7、マグニチュード7.6の大きな地震が襲いました。   3ー4年前の天気の良い日に半島一周のドライブをしたことを覚えています。  家屋の倒壊、大規模な火災が発生し海沿いの各地...