2022年9月26日月曜日

酒がすすむTV番組 2022年9月下旬


 台風が立て続けに日本を襲っています(9月に入って9月26日までに6個発生)。
被災された方にはお見舞い申し上げます。
 
 最大級の規模と言われた14号は沖縄から東北までを縦断しました。
 
 稲刈りを控えた田圃には被害が相当心配されていました。
 それなりの害はありましたが、収量に大きな影響は無いようです。一安心といったところです。
 
 岡山に最接近した9月19日、私(片山)は一歩も外出せず、昼間は撮りためていた映画を観て過ごしました。
夜は一杯やりながら日本酒紹介の番組を。
 
 その一つは「おとなの嗜飲(たしのみ)」(BS JAPANEXT 土曜日 18:00~19:00)。
サスペンス番組の帝王、船越英一郎さんが全国各地の銘酒を飲みながら造り手の思いを伝えます。
船越さんがとても上品に、おいしそうに飲むんです。

 もう一つは「大和のうま酒 酒×肴×金言」(BSよしもと 日曜日19:45~20:00)。
よしもとの芸人さんが、清酒発祥の地と言われる奈良県の蔵元や杜氏さんと酒を酌み交わし、そのこだわりを真面目に紹介します。

 どちらの番組も見ているこちらの酒もすすみます。

 番外編として醸造機械のトップメーカー「フジワラテクノアート社のテレビCM」
同社の設計担当者が出張先の居酒屋を訪れ、これまたおいしそうに酒と肴を楽しみます。

 酒場を紹介する番組はいくつもありますが、上記の三編の主役はあくまで日本酒
 番外編のCMは別として蔵元さんのこだわりは共通して「水と米」
特に「」については「」と同等、場合によっては「」以上に大切にしているように感じます。

 以前岡山のある蔵元さんから「どうも最近酒造りがうまくすすまない」ということで水系の山を調べると「樹木が伐採されていた」という話を聞いたことがあります。

 ことほど左様に酒造りには水が需要なんですね。

 当地(岡山)でも9月中旬から「新米、新酒」の仕込みが始まりました。
今年の新酒もそうですが、一年熟成させた日本酒がどのような味わいになるのか、酒飲みにとって楽しみな季節がやってきます。

《お知らせ》
「おかやま雄町と地酒の祭典」が三年ぶりに開催されます。
 県下の蔵元がブースを設け出品した自慢の酒をその場で試飲し購入できます。
 地元の食材の店も出店され、日本酒と岡山の味を楽しむことができます。
 また全国の「雄町の酒」のきき酒もできますよ!
 
 日時;10月15日(土)15:00~ 10月16日(日)11:00~ 
 場所;岡山駅西口 岡山コンベンションセンター 1F
 前売り券;3000円(試飲券、全国の雄町の酒きき酒券、オリジナル猪口) 前売券は「チケットぴあ」で購入できます。
 是非お会いしましょう!

「秋の水やはらかに手によみがへる (中村汀女)」

(酒の番組は休日の前夜に限る! 2022年9月下旬 片山芳孝 記)

2022年8月22日月曜日

雄町サミット(第13回)の開催お知らせ

 

日本酒好きの方へお知らせ!

酒米「雄町」で醸された日本酒が全国から200点以上大集結する「雄町サミット」

椿山荘東京で開催されます。

「雄町」は超人気の酒米で、大半が岡山県で育成されています。是非ご参加ください。

私(片山)も参加いたします。


8月30日(火曜日) 18時から

ホテル椿山荘東京

前売:5500円 チケットぴあ

https://omachi.marumaru-okayama.jp/

2022年8月18日木曜日

降り月 2022年 8月 


 私(片山)ただいま断捨離中です。

 直木賞作家 景山民夫さんの小説やエッセイ本を10冊以上発見。
不慮の事故により無くなってから20数年。
洒脱な文体が好みであっただけに訃報に接した時はショックでした。(一番好きだったのは映画化もされたトラブルバスターシリーズ)。
 景山さんは生前は某宗教団体に関係していたそうですね(世間を騒がせている○○協会ではありません…そんなことはどうでもいいけど)。
 「旅立てジャック」というエッセイに「世間には外見上自分と似ている人間が3人いる」という一文がありました。そうなんですよ、私は実際に体験しています。
 時系列は不明ですが
①岡山の天ぷら屋のおばちゃんに「○○さんいらっしゃい!今日はなんにするん?」
②タイのホテルの朝食会場でボーイさん。なんと言われたか覚えていないけど(わからない!)、めちゃくちゃ親しげにニコニコ。誰かと間違えているのは確実。
③沖縄の奥武島の食堂でネーネーが「○○さん、一年ぶりやっしゃぁ!」
④皇居一周のウオーキング中に犬を連れたおじさんに「あれ?○○さんこんなところでお会いするとは!」
①はカミさんが一緒の時。③は次男が一緒でした。
 昔々、父方の祖母に「あんたはあおい輝彦(元祖ジャニーズ)によう似てるね」って言われたこともあるのよ。ホントだってば!!

 今朝(8月18日)のラジオ番組によると世界的に不足が取りざたされており、かつて日本では「産業の米」(産業の中枢を担うから)とも言われていた「半導体」が一転過剰になる恐れが出てきたとか。
 ここ数年、世界中で生産能力を拡大させている一方で、パソコンやスマホなどの需要減退が一因だそうです。
 米国は中国製の半導体でなく自国産の生産や開発に7兆円もの補助金を投じる計画があるそう。
 
 一方我国の「本家の米」もしばらくは過剰状態が続きそうです。
令和3年産は高値で始まりましたが、やはり供給過剰ということですぐに大幅値下げに転じました。
 生産者のコスト高と在庫過剰。この綱引きはどうなる??
例年になく早かった梅雨明け、その後の長雨そして最近の局地的な大雨で令和4年産米の作柄が心配されています。
 台風の発生やら、今後の天候が気になるところです。
 
 ここ数日、当地でも夕立の日が続いており、8月12日の満月も雲の中でした。
満月から下弦の半月へと次第に欠けていく月のことを「降り月(くだりづき)」と呼ぶそうです。日本には月を表現する言葉がたくさんあります。古代から四季折々に日本人は月を愛していたんですね。
 今夜は「月見酒」といきますか!

「よべの月よかりしけふの残暑かな (高浜虚子)」

(福島の「雄町の吟醸酒」にするか! 2022年8月中旬 片山芳孝 記)

2022年7月21日木曜日

東北へ行ってぎだ! 2022年 7月


 梅雨の戻りか、勇み足の梅雨の末期か、7月14~16日、東北は宮城県と福島県へ参りました。大震災の前年以来12年振りです。
 14日は仙台で加工用米の組合、全国米穀工業協同組合の理事会。
「ほっともっと」や「やよい軒」を運営する「プレスナ社」の八谷さんに講演をいただきました。
 同社は持ち帰り弁当の「ほっともっと」を2479軒、定食食堂の「やよい軒」を国内で366軒、海外で253軒展開しています(2022年6月)。
全社の売上高は1430億円(2022年2月期)。
年間の玄米使用量は4万トン
 国内に4か所の精米工場を持ち、同社の海外店向けの輸出も手掛けている。
埼玉の5.7ha、山形の3haの自社田ではスマート農業に取組んでいるとか。
 またプレナス社と英国BBCが共同制作した米を中心とした日本の食の魅力を紹介する、米文化継承番組「The Story of Rice」も上映されました。
 米を大所高所から見ていらっしゃる。
「米が高いの、安いの」とブーブー言ってるのが、なんだかなぁと感じた一日でした。
 
 翌日は日本三景の松島へ。
朝からの雨模様でモヤの中を約50分のクルージング。
かの松尾芭蕉やアインシュタインも訪れ、平安の世から人々を魅了している松島です。
是非とも好天時に再訪したいものです。 
 ところがその翌日から宮城県は豪雨で大きな被害が!
被災された方にお見舞い申し上げます。

 松島を後に、福島県に入りました。
 中通りの田園風景を愛でながら、令和4年全国新酒鑑評会の金賞受賞蔵である天栄村の「廣戸川」の松崎酒造さんへ。
 まだ30代半ばの若い松崎杜氏は県産米の「夢の香」を原料に見事金賞受賞!
大半の金賞受賞酒が「山田錦」を原料としている中で地元の酒米での金賞受賞は快挙と言える!残念ながら受賞酒はSold Outでしたが、「岡山の雄町」で仕込んだ純米吟醸と「夢の香」の特別純米をGET!平日の昼間にもかかわらず次々とお客様がお見えでした。
 
 最終日は会津坂下町の「天明」の曙酒造さんへ。
 ここの鈴木杜氏も三十代半ば。
高級酒でなく市販酒の品質向上に取組んでおり「日本酒と言えば福島県」と言われることを目指しています。
 金賞の常連蔵で、有難いことに「岡山県産の山田錦」を使って頂いています。
 ここには閏年のみに「岡山県産山田錦30%精米」で仕込んでいる「中取り閏号(うるうごう)」というお酒があります。2020年に頂戴しましたが、少しシュワシュワ感があり甘口ながら酸のきいたキレのある旨し酒です。2024年産酒が楽しみです。
米を磨いて中心部の30%の部分だけを使い酒を造る。通常の大吟醸は35~50%精米) 
 同社では蔵元直売はしておらず、紹介された「五ノ井(ごのい)酒店」のオンラインショップで何本か購入しました。http://www.aizuumazake.shop/
 なんとこの酒店では8月末日迄の受注で福島県の日本酒3000円以上購入で「送料無料キャンペーン」をやっている!
 同社のページを見ると福島のお酒はどこもリーズナブルな価格です。
この機会に旨し福島のお酒をお楽しみください。
 福島のお酒は全体的にすっきり系かなと思います。

 それにつけてもカーナビの有難いこと。まったく土地勘が無くても何とか目的地へ行くことができる。道順は覚えられないけどね!
 この度お邪魔した蔵元の皆様、有難うございました。今後も岡山米をご愛顧くださいね。

「西か東か まづ早苗にも風の音 (松尾芭蕉)」

(東北まだ行ぎてえな! 2022年7月中旬 片山芳孝 記)

2022年6月11日土曜日

貧乏人は米を食え! 2022年 6月

 

 花鳥風月とはよく言ったもので、加齢につれて自然の美しさ、優しさに気持ちを癒されるようになりました。

 6月上旬の今、我が家(片山)の小さな庭では高貴な紫色の「テッセン」が花盛りです。カミさんが鉢から下におろして棚を作ってくれました。
昨日(69日)の朝にはこちらは鉢植えの「ゴーヤ」の黄色の花が咲きました。
春先には我が社の「さつき」が例年より花が多くピンクの垣根が見事でした。

 今年も会社にはツバメが帰ってきて抱卵していたのですが、カラスに巣を襲われて残念ながらヒナの姿を見ることができませんでした。
家の庭では冬から春にミカンを枝にさすと「メジロ」がやってきます。
また早朝の岡山駅近くの西川緑道公園のウオーキングでは可愛い小鳥の声が聞こえます。
そうそう、昨年8月には会社のすぐ近くにコウノトリがやってきましたよ!

 会社の周辺は岡山県南で最も田植えの遅い地区なのですが、ようやく始まりました。
直播の田圃では早苗が育っています。しばらく気持ちの良い緑に囲まれます。
精米棟(3階建てに相当)からは、空気の澄んだ日には数キロ南の児島半島の山々や、日によっては20キロ離れた小豆島を見ることができます。

 家のカレンダーには月の満ち欠けと潮見表(大潮とか小潮とか)が記載されており、次の満月はいつだとか、今夜は新月近くのおぼろげな有明の月*を見ることができるとか夜空を想います。(*有明の月…夜が明けても見える月の事を指すこともあります。)

 柄にもないことを書き連ねましたが、ふとしたことからの感動が嬉しい今日この頃であります。

 国としては米余り解消のために(同時に国の田圃面積維持のため)、「主食米」から「その他の用途米」、または「大豆や麦」等その他の作物への転換を(助成金を出して)強力に推進しています。
 6月2日時点での国の転換目標39000ha(主食米の生産量210,000トン削減)には、まだ4000ha(約22,000トン)未達だそうです。
 さらに「その他の用途米」の中でも、酒や菓子などの食品原料となる「加工用米」からより助成金の多い「飼料米」への転換が進み、一部地区では「加工用米」不足が現実となっています。
 
 「米余りの米価値上げ」が実現できるのでしょうか?

 昔々あるところに「貧乏人は麦を食え!」と言った閣僚がいたそうです。
小麦粉を筆頭にあらゆる食品が値上がりしている今は「貧乏人は米を食え!」という時代なのかな?

「ゆふやけが けふの田うゑを 照らしけり (作者??)」

(2022年 6月中旬 片山芳孝 記)

2022年5月12日木曜日

ご用心、ご用心! 2022年 5月


 去る4月30日の深夜、わが家(片山)のすぐ近くで消防車のサイレンが止まった。
慌てて飛び出すと周辺に数台の消防車。
そして一軒おいて隣の駐車場の軽トラの荷台から煙が!
 
 後から聞いた話では、軽トラの荷台の段ボールに放火した犯人が直後に「今、火をつけた!」と派出所に連絡。現場近くの警察関係施設の職員さんが初期消火を行い、大事に至らなかったそうです。
 ガソリンタンクに引火していたら!と思うとゾッとしました。
 犯人は最近出所したばかりの男で、同機はわかりませんが「金もない、仕事もない」のでもう一度、塀の向こうに戻りたいと思ったのかと噂しています。
とんでもない馬鹿野郎です。
 早速近くのゴミステーションやベンチの周辺に「段ボールやごみの放置は放火されるおそれがある!」と警告書を掲示しました。
 「馬鹿は隣の火事より怖い(立川談志)」と言いますが、
くれぐれも火事には ご用心、ご用心!
 
 5月12日付の日本経済新聞の「市況を読む」というコラムに大見出しで「2022年(令和4年)産米も卸値下落」とありました。
 某大手米卸社長の談話としていますが、自分の首を絞めるような発言をするかしら?
記者がその談話を曲解とは言わないまでも拡大解釈して読者の興味を引くような記事に仕立てたものではないかと、私は思います。
 この記事は困るなあ!
まだ田植えも終わっていない今、記事の中にもあったように肥料や燃料の高騰で生産者のコストが上昇しているので、業界を挙げて価格維持を考える時ではないでしょうか。
 こんな記事を鵜呑みにしていては足元をすくわれかねないですよ。
 米の関係者の皆さん、くれぐれも ご用心、ご用心!
 
 西日本の早場米地区では今のところ生育は順調との事です。東海から関東にかけて雨が多く日照不足気味?なのが気になります。
 今年の作柄にも ご用心、ご用心!
 
 ネットニュースによると、サトウ食品はウクライナへの人道支援としてパックご飯「サトウのごはん」3万9千食を提供することとしたそうです。
 このご飯や缶詰め等の食品は日本政府からの支援品として医薬品などと共に5月11日に民間機に積み込まれました。
 私たちも応援の気持ちを持ち続けたいと思います。

「勘当の息子に会ひし火事見舞ひ 三遊亭金太郎(火事息子)」

(夏のチシャは体に悪い(夏の医者)、近くの火事はもっと悪い 
                 2022年5月中旬 片山芳孝 記)

2022年4月21日木曜日

遅刻するおむすび少女 2022年4月


 新潟県が米の消費拡大のために立ち上げた「遅刻するおむすび少女プロジェクト」での、遅刻しそうな女子高校生やモデルさんが「おむすび」をくわえて走る動画がマスコミやSNSでオオウケ!だそうです。
https://morning-omusubi.jp
 遅刻しそうな女子高校生が「いけなーい!遅刻、遅刻!」と通学路をパンをくわえて走っていると曲がり角で少年に追突し、それが恋のきっかけになるというアニメ「食パン少女」から「朝はパン」というイメージが定着したというエピソードをヒントにして作られたのかな?
 で、今回のキャンペーンのキャッチコピーは「はじめよう、モーニングおむすび」。
 「おむすびは走らずに食べましょう」という注意書きもしゃれてる

 岸田総理はウクライナ危機による世界的な食糧不足、価格高騰を受けて、先週4月12日石川県で「食料自給率を上げなければならない」と発言しました。
 いまさら言う?!その口で「こんな時だからこそ、もっと米を食べよう!」と言ってくれればよかったのに…。
 
 同じ日の昼のNHKラジオ番組で二人の主婦が「小麦粉や、食用油や、マヨネーズや、あらゆる食品が値上がりしているなかで、価格の安定しているお米を食べましょう」と話していましたよ。
 その番組は「武内陶子の午後カフェ」
 内外のニュースや地域の話題、もちろん音楽。美人アナの武内さんの楽しいおしゃべりが素敵な番組です。
 今日の放送では、ミズバショウやシャクナゲなど各地の花の話題が取り上げられていました。
 午後の一時、車を運転していてもまったく邪魔にならないおすすめ番組です。

閑話休題。農水省のマンスリーレポート4月号によると、本年2月の米の全国の民間在庫は299万トン、前年比 プラス6万トン
 しかし、令和3年産米の商系の集荷が多くなく、系統(JA)集荷が主体となりつつあり下値が切りあがっています。
 外食産業から「安いのは米だけだから助かっています」とおだてられても「そうはいかんよ!」くらいの気持ちでガンバりましょうよ、米屋さん!

 今日4月20日、当地岡山県南は朝から青空で清々しい一日です。
 わが社へもツバメが帰ってきました。ウグイスの声が聴かれます。田んぼでは麦がグングン伸びています。土中に酸素を供給するための田起こしも始まりました。
 
 令和4年産米はどうなりますか?
楽しみと不安が同居している今日この頃です。

「二三人 若草に座して 握り飯 (正岡子規)」

(お魚をくわえたのはサザエさん?! 2022年4月中旬 片山芳孝 記)

(4月18日付 商系アドバイス紙を参考にさせて頂きました。)

酒がすすむTV番組 2022年9月下旬

 台風が立て続けに日本を襲っています(9月に入って9月26日までに6個発生)。 被災された方にはお見舞い申し上げます。    最大級の規模と言われた14号は沖縄から東北までを縦断しました。    稲刈りを控えた田圃には被害が相当心配されていました。  それなりの害はありましたが、...