2023年9月27日水曜日

海 三陸リアス鉄道 2023年 9月 その2

 

(大曲花火ツアーvol.2

8月27日 花火の夜の宿は果樹園に囲まれた「ゆっぷる」。

花火の興奮が治まらぬ翌朝は出羽富士と呼ばれる鳥海山を遠くに見ながらのウオーキング。
桃(川中島)の収穫作業中の農家のご夫妻としばらくお話しさせていただきました。
私岡山から来ました。岡山も桃が有名ですよ」などと盛り上がった会話の後、採りたての桃を2個頂戴しました
 帰岡後頂きましたが甘みと硬めの触感は予想以上の美味しさでした。ご馳走様でした!

朝風呂の後、今度は一路東へ、東北横断。途中 盛岡に寄り道して(わんこそ食べたかったなぁ)、太平洋に面した岩手県の宮古市へ。

今回の旅のもう一つのお楽しみ、NHK朝ドラ「あまちゃん」で有名になった「三陸鉄道リアス線に乗車し鉄の町 釜石へ向かいます。

乗車時間約80分の車窓からは港や海岸が見えます。
ところがどこも高さ10メートルほどの防潮堤で海が見えない。なんだか悲しくなりました。

釜石駅前のホテルへチェックイン。
あっ!今日は日曜日。駅周辺の飲食店は軒並みお休み。何軒か電話して探し当てたのが「鬼灯(ホウヅキ)」。おかみさんが一人で切り盛りしている。
期待したウニ、岩牡蠣、ホヤはシーズンオフ。残念!!
それならおまかせの刺身を注文。

 出たー!大皿にマグロ(赤身、中トロ、大トロ)、アジ、太刀魚、タコ大盛
 どれも素晴らしく美味い!二人で食べきれるか?心配ご無用!だけど刺身だけで腹いっぱいになっちゃた。
地酒の浜千鳥のぬる燗が進んだのは言うまでもありません。
カウンター隣のおじさんとの会話(時に下ネタ)も楽しく釜石の夜はふけたのであります。

8月28日 早朝から店開きしている駅前の市場で冷凍の塩ウニ、ホヤと地酒をゲット。
新花巻の駅弁で東京行の「やまびこ」は居酒屋新幹線備前焼のぐい飲みを持参しています)。

上野に一泊後、年明けから計画した4泊5日の「花火&三陸鉄道リアス線」の楽しい思い出いっぱいに帰岡。

感動、感激、感謝三感王の東北の旅でありました。
あー楽しかった!

あれ米の話が全くないぞ。秋田の良く実った田圃を見て「岡山の稲より背が低いね」とはわが家の奥方の感想でした(これだけか!)。

そうだ!山手線でツエついて立っていたら生まれて初めて席を譲っていただきました。
美人のお嬢さんありがとう!これまた嬉しい思い出です。

「花火消え元の闇ではなくなりし (稲畑汀子)」

(思えば遠くへ来たもんだ! 2023年9月下旬 片山芳孝 記)

花火!花火!花火! 2023年 9月 その1

 8月の末に東北へ行ってきました。
最大の目的は「秋田県大曲」の大花火です。

 825日 せっかく東北へ行くなら温泉や観光もしたい、美味しいものも食べたい、と東京駅から秋田新幹線で田沢湖駅へ。そこからバスで約50分の乳頭温泉郷へ。温泉郷とは言え7軒ある宿と宿はバス停12カ所分の距離がある。私たちは「妙乃湯さん」へお世話になりました。
 露天風呂、混浴風呂など4カ所の個性的なお湯を楽しみました。
痛めているヒザと腰が翌朝にはスッキリ!
 夕飯は「きりたんぽ」など郷土料理を堪能しました。
 
 826日 朝食の前いつものように近くをウオーキング。
途中すれ違ったジョギングランナーが鈴を鳴らしながら走っている。エッ!熊よけ
 散歩コースが林の中にありましたが、恐ろしい!とっとと宿へ帰りました。
 最近ツエのお世話になっているのですが、チェックアウトの際、宿にツエを忘れてバスに乗ってしまった!そのくらい良いお湯だったのだ!
 
 田沢湖バス停で後続のバスの運転手さんからツエを受け取って、晴天の田沢湖を遊覧船で一周。ここは日本で一番深い湖(423.4メートル)だそう。沖縄の海のようなコバルト色の水面が眩しい。
 
 続いては今回の旅のメインイベント!大曲の花火大会です。
 田沢湖駅から超満員の「こまち」で大曲駅へ。
在来線の横手駅で今回お世話になった友人のGさんにピックアップしてもらい、大仙市大曲の雄物川河畔の「大曲の花火公園」へ。
 このイベントは正式には全国の花火師が技を競い合うコンクール形式の「第95回全国花火競技大会」です。
 全国から28社の花火会社が、規定の部は尺玉2発、フリーの部は創造花火の出来栄えを競います。
 17:30の昼花火に始まって21:30の主催者スポンサーによる約4分間も続く感激のフィナーレ迄 約18000発、たっぷり4時間のドラマです。主催者発表では観客70万人だそう!!
 完璧にコントロールされたビジュアルと音楽。そして音と振動。
言葉では表現できません。聞きしに勝る素晴らしさでありました。
 終了後には大勢の観客が鳴りやまぬ拍手と、無数のピンクのペンライトを振り花火師さんに感謝を伝えました。感動と感激をありがとうございました。
(2023年 9月下旬)
(「大曲花火ツアーvol.2」へ続く」

  

寄席跳ねて上野で鰻なんてどう? (江口小春)   2024年 4月

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