日経平均株価が29年振りの高値。27000円に迫り、来年は30000円だ、という声も聞こえてきます。コロナ前と比較しても急上昇になんだかバブルの臭いがするなあ。
東高西低の2年産米の作柄。過大な1年産米の在庫やそもそもの売行き不振から、東日本では前年から2000円/60キロ近く下がった米もありますが、当地岡山の米相場はミニバブル。
東日本から安い米が入ってくるぞ!という懸念から安くないと買えんと米卸は超弱気。生産者、集荷業者も売り逃げたいと収穫前から安値のオファー。
しかし晩生米の収穫が始まると7月の日照不足、8月の高温、そしてウンカの被害等で収量はガタ減り。
慌てて買い指値を上げても時すでに遅し。買い遅れた米卸はショートカバーで高値を追っているところもあります。まさに「慌てる何とか」になってしまいました(反省)。
ここからはじっくり構えましょう。
2年産米を来秋まで調整保管するとか、3年産米を30万トン減産するとか(実際は60万トン以上が必要とも…)。非食料米(飼料米等)を増やす、米以外への転作を推進する等々。どれもこれも補助金漬け!
どうしたもんでしょうねぇ。
年明け早々に中国からコロナのニュースが飛び込んだ時には、今ほどの世界中の大混乱を予測できませんでした。日本はもちろん世界各国で対応が後手に回ったように思います。
お得意様とも会うことができず、メールや電話のやりとりでなんとか仕事は間に合っているような気がしますが、アナログ人間としてはやはり面談し情報交換しないと、どうも調子が出ません。
プライベートでも出かけることが何となくはばかられ、ステイホームで鍋料理と熱燗が進みます。
また週2-3本のペースでWOWOWで映画を観ています。
2018年のアメリカ映画「グリーンブック」。1962年ごろの人種差別と男通しの友情が主題。アカデミー賞助演男優賞、作品賞、脚本賞を獲得。同じ年の「ボヘミアンラプソディ」が無ければ、主演男優賞もとっていたのでは?クリスマスのこの時期にお奨めです。
やっとコロナのワクチンが開発され早期に収束すること願います。
2021年が明るい年になりますように祈ります。
皆様 ご健勝で良いお年をお迎えください。
「雪日和小鍋立てして妻は待ち (3代目 三遊亭円歌)」
(2020年 12月下旬 片山芳孝 記)