2004年11月16日火曜日

「地球が怒っている」

 この度の台風23号、また新潟中越地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、1日も早い復興をお祈りいたします。
 8日以降西日本に強い影響があった台風は、この23号で4個目です。岡山でも農産物や建築物に大きな被害があり、県南では犠牲者が出てしまいました。
 弊社でも9月の18号での修理が終わらないうちにやってきた23号で、倉庫の屋根に穴が開いたり、スレートが吹き飛んだりとそれなりの被害はありましたが、ごく軽傷でした。
 早々にお見舞いの電話等いただきありがとうございました。
 本格的な米の入出荷時期の直前でしたが、毎日大工さんが修理をしてくれ、その後の晴天にも恵まれ、何とかシーズンに間に合いました。

 我々のメシの種であるお米も、西日本では豊作ムードから一転、「あれがない、これが欲しい」というプチパニックの状況になっています。西日本の米屋さん、「あわてる何とかはもらいが少ない」ですよ!!
 そんな中で「食味の良いもの」「加工適正の高いもの」を提供させて頂きますので、ご用命をお待ちしております。

 ところで。1ヶ月くらい前に「熊」が「人里」に頻繁に現れたというニュースが全国で聞かれていました。「それはクマったことだ」とのんきなことを言っている人もいましたが、昔々、文字通り「人里離れた奥山」に動物たちは住んでいました。「人里」と「奥山」の間に、「里山」があり、そこには動物達のエサがあり、人間もキノコを採ったり、両者が共存していました。
 その「里山」に我々人間が植林をしたり、開発をしたりと動物達からエサ場を奪ってしまいました。その結果動物達は仕方なく「里山」へ食べ物を求めて下りてきている、そんな話を聞きました。
 「地震」も「台風」も動物達の「攻撃?」も人間のエゴに「地球が怒っている」(朝日新聞社説)結果ではないでしょうか。
「地球が怒っている」
 「熊」の話を聞きながら一句できました。
 「秋深し 隣のクマはよく柿食うクマだ」

「そんなとぼけた事を言っている時じゃない11月中旬  片山芳孝 記」

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