2022年4月21日木曜日

遅刻するおむすび少女 2022年4月


 新潟県が米の消費拡大のために立ち上げた「遅刻するおむすび少女プロジェクト」での、遅刻しそうな女子高校生やモデルさんが「おむすび」をくわえて走る動画がマスコミやSNSでオオウケ!だそうです。
https://morning-omusubi.jp
 遅刻しそうな女子高校生が「いけなーい!遅刻、遅刻!」と通学路をパンをくわえて走っていると曲がり角で少年に追突し、それが恋のきっかけになるというアニメ「食パン少女」から「朝はパン」というイメージが定着したというエピソードをヒントにして作られたのかな?
 で、今回のキャンペーンのキャッチコピーは「はじめよう、モーニングおむすび」。
 「おむすびは走らずに食べましょう」という注意書きもしゃれてる

 岸田総理はウクライナ危機による世界的な食糧不足、価格高騰を受けて、先週4月12日石川県で「食料自給率を上げなければならない」と発言しました。
 いまさら言う?!その口で「こんな時だからこそ、もっと米を食べよう!」と言ってくれればよかったのに…。
 
 同じ日の昼のNHKラジオ番組で二人の主婦が「小麦粉や、食用油や、マヨネーズや、あらゆる食品が値上がりしているなかで、価格の安定しているお米を食べましょう」と話していましたよ。
 その番組は「武内陶子の午後カフェ」
 内外のニュースや地域の話題、もちろん音楽。美人アナの武内さんの楽しいおしゃべりが素敵な番組です。
 今日の放送では、ミズバショウやシャクナゲなど各地の花の話題が取り上げられていました。
 午後の一時、車を運転していてもまったく邪魔にならないおすすめ番組です。

閑話休題。農水省のマンスリーレポート4月号によると、本年2月の米の全国の民間在庫は299万トン、前年比 プラス6万トン
 しかし、令和3年産米の商系の集荷が多くなく、系統(JA)集荷が主体となりつつあり下値が切りあがっています。
 外食産業から「安いのは米だけだから助かっています」とおだてられても「そうはいかんよ!」くらいの気持ちでガンバりましょうよ、米屋さん!

 今日4月20日、当地岡山県南は朝から青空で清々しい一日です。
 わが社へもツバメが帰ってきました。ウグイスの声が聴かれます。田んぼでは麦がグングン伸びています。土中に酸素を供給するための田起こしも始まりました。
 
 令和4年産米はどうなりますか?
楽しみと不安が同居している今日この頃です。

「二三人 若草に座して 握り飯 (正岡子規)」

(お魚をくわえたのはサザエさん?! 2022年4月中旬 片山芳孝 記)

(4月18日付 商系アドバイス紙を参考にさせて頂きました。)

寄席跳ねて上野で鰻なんてどう? (江口小春)   2024年 4月

 初夏を思わせる高い気温が続く4月19日、千葉へ行きました。 かつて千葉県の日本酒の蔵元さんには 酒造用(かけ米) に岡山の「 アケボノ 」をたくさん使って頂いていました。  最近では地元千葉県産の米の使用割合が増えており「アケボノ」の出番がほとんど無くなりました。  しかし有難...