2013年6月17日月曜日

「空梅雨」(2013年6月)

6月15日、当地では入梅(5月27日)以来ほぼ初めての本格的な降雨。こんな空梅雨聞いたことがない。それどころか6月13日には岡山市で気温37度!それまで(田圃への)水の取り合いで喧嘩騒動もあった県南はようやく一息つきました。当日は弊社の近隣の田圃で田植え、また直播の田圃へも水が入りました。正に恵みの雨です。
しかし今回の空梅雨で、日本棚田100選の「岡山県美咲町」では被害が出ています。  北海道、東北の日照、気温も回復しているようです。
 24年産米は売行き不振で、出荷・販売段階共に前年を上回る在庫量。原材料米の世界でも27000トン政府米ショックの影響が想像以上で、特定米穀価格は大きく下落。  供給責任、供給責任…重い言葉!どうする、どうする集荷団体の買入価格…重い責任!

 今月初めに四半世紀ぶりに京都伏見へ出かけました。ずらっと蔵元さんが軒を並べていた印象でしたが、煙突すら見えない! かつての蔵跡にはマンションが林立。今、伏見で工場が動いているのは10蔵ほどだそうです。かつては50蔵以上あったと聞きました。ちなみに我が岡山県では約20蔵が頑張っていらっしゃる。結構多いなぁ。

 6月13日には直木賞作家「鉄道員(ぽっぽや)」の浅田次郎さんの講演会へ。私(片山)は氏のユーモア小説、歴史小説、人情噺?小説等々の大ファンです。機内誌に氏のコラムがあるから飛行機はJALしか乗らないのだ(これはウソ!)。
 約1000年前から清国の最期までの中国の歴史、明治維新のわが国の歴史の話やら「あっという間の90分」でした。北方民族が長城を超える時は必ず東端の「山海関(さんかいかん)」から入城したそうです。その「山海関」の東に展開していたから「関東軍」。知らなかったなぁ!!話の途中で誰がカメラを向けても「カメラ目線で笑顔」。さすがに講演慣れされていらっしゃる。
 「今ここにある幸福や不幸を確認するのが歴史学です。」
 「今の日本人は直近の歴史、太平洋戦争をもっともっと学ぶべきです。」
心に残った氏の言葉です。

 我社事務所の軒下では今朝(6月17日)4羽の燕が孵化したようです。午後から黄色の大きな口を見ることができました。しばらくかわいい姿に癒されますよ。
 7月初めには色彩選別機(ガラス選)の新設工事を行います。その他にも機械のメンテナンスなど今秋への準備を進めていますよ。(でもなぜか心は晴れません……)。
(これで入道雲ならマジ真夏! 2013年6月中旬 片山芳孝 記)

雪 ふらない! 2025年 2月

 能登半島の大地震で明けた2024年。  復興への道のりはまだまだ遠い。  私(片山)の知人も被災者ですが、避難所のリーダー役の一人としてお世話をさせて頂いているそうです。改めて被災された方にお見舞い申し上げます。    ロシアによるウクライナ侵攻がまる二年となりましたが戦は止み...