2021年9月29日水曜日

さあ出かけよう! でもお静かに… 2021年9月


 農水省のマンスリーレポート(8月号)によると米の令和3年6月の在庫は219万トン。令和4年6月には210万トンと予測されています。
 農協中央会の試算ではそれぞれ228万トン、253万トンという数字が報告されています(集計の範囲が違うのかもしれませんが)。
 国や全農が言う6月末の適正在庫180万トンを大きくオーバーします。
また需要が減少している今、そもそも180万トンも必要なのかという意見もあります。
 
 超早場米が一巡した関東の早生地区では10000円/60キロ割れのオンパレード。
コシヒカリで9300円から9500円(産地置場)。
B銘柄(朝日の夢など)は8500円。コシヒカリを九州まで持って行っても一万円ちょい!

 当地岡山県でもJAの概算金が前年から3000円から4000円近くも下がりました。
 昨年までは中国地方ではダントツの高値であった岡山米が今や最安値
民間取引では「あきたこまち」が10000円割れ。
県南の「ヒノヒカリ」や晩生の「アケボノ」にはいくらの価格が出るのやら。

 関東ではあまりの安さに生産者の売りがストップしたという話も聞こえてきます。

 米余り、米価の下落はコロナによる需要減も一因ではありますが、平成27年産(2015年)から5年間に渡った市場を無視した強引な高値政策の大罪ではないかと思います。

 過日9月17日に岡山県、香川県の米の生産者、集荷・販売業者のグループである岡山県穀物商業組合の情報交換会をほぼ2年ぶりに開催しました。
 コロナ禍で出かけにくく、また平日の昼間にもかかわらず多くの参加があり、およそ2時間活発な意見交換を行いました。(アンパンとコーヒーでしたよ)
 悩みの尽きぬ秋であります。
 
 そのコロナの感染者数はワクチン接種が進んだこともあり最近減少気味です。
各地に出されていた緊急事態宣言や、蔓延防止法は9月末で解除の方向です。
 
 今朝(9月28日)、なじみの焼鳥屋のマスターに偶然出会いました。解除後もあまり期待しないよ、と言っていました。何回もうらぎられてきたからそういう気持ちも理解できます。
 
 とは言えワクチン接種を終えた人達は無条件ではありませんが少しずつでも動いても良いのでは…。
 公園や駅前広場で無責任に騒ぐよりは条件を満たすお店でゆっくり過ごしましょうよ!
 
 間もなく10月。さすがに朝夕は冷えてきました。
 となると、鍋料理と燗酒が恋しくなる。
  今の時期、一夏越した「ひやおろし」がわが家の定番なのですが、先日棚の奥から出てきた芋焼酎は熟成が進んだのか、コクがありとてもまろやか!
  これはこれは!!いまはもつ鍋がわが家のブームです。
 
 秋の味覚が毎晩楽しな今日この頃であります。


「湯豆腐は二人の愚痴を聞いている (五代目 古今亭志ん生)」

(今年の秋刀魚もスマートだなぁ! 2021年9月末 片山芳孝 記)

雨 多い! 2024年 3月

   本日3月27日、岡山県南は久々の晴天です。  ここ1週間は連日雨模様で毎朝の岡山市内の西川緑道公園でのウオーキングもずっとお休み。その間上京した3月22日だけは晴天の皇居一周ウオーキング。  皇居周辺では寒緋桜と山桜はほぼ満開、ソメイヨシノはまだまだこれからの様子でした。 ...