2017年1月14日土曜日

一陽来復 2017年 1月

冬至から約1カ月。一年で最も寒さの厳しい季節ではありますが、少しずつ昼間の時間が長くなってきました。

 私(片山)の毎朝のウオーキングコース、岡山市の西川緑道公園では例年より早く1月7日に鶯の初音が聴こえました。

 「陰が支配的だった季節から陽の季節に向かう」という「一陽来復」という言葉。
「物事が良い方向に転じていく」ことを心待ちにしています。

 全国的に寒波が襲った1月15日の日経の一面トップに「コメ補助金抜本見直し」との記事がありました。

 ・(米の流通業者にとって諸悪の根源である)飼料米補助金の見直し

 ・経営所得安定対策(旧 戸別所得補償制度)の補助金廃止

等々、「高い技術を持ち、大規模に経営している専業農家に有利な仕組み」とすることを目的としています(日本経済新聞記事より無断転載)。
ただし農地の集約は掛け声通りに進んでいないのが現状です(自分の田圃を他人に貸すのは嫌だ…。)

 米の生産コストを下げ、国際競争力をつけることも大切でしょうが、やはり日本人が安定した美味しい米を食べられるようにするには必要なことであると思います。
絵に書いた餅にならないように…。

 国内で私の最大の関心事は、今上天皇の御退位の問題。ご高齢を押してのご公務。自然と頭が下がります。両陛下のご健勝を心よりお祈りしております。

 国外にあっては、1月20日に控えた米国トランプ新大統領の就任。本物の政治家なのかただのビッグマウスなのか。

半年前の15000円から一時は20000円に届きそうになった日経平均株価は先週末(1月13日)から数百円値下がりしており、円の対ドル為替相場も同じタイミングで円高(117円→112円台)へ向かっています。

 また英国のEU離脱問題もあり、欧米の経済政策が日本へ与える影響は大きく、トランプ台風の行方が気になるところです。

 純米酒・吟醸酒の伸び、そして主食米価格低迷により右肩上がりに生産量が増えていた酒造好適米ですが、28年産は産地・銘柄によっては荷もたれ気味。
西日本の山田錦・雄町も平年作であれば「困った状況」になるところでしたが、幸か不幸か収量が少なく、需給トントンと言ったところです。

 弊社もおかげさまで少しずつですが扱い数量を伸ばすことができおり、精米工場は新年もしばらくは忙しくさせて頂けそうです。有難い事です。

   余計な一言ですが、何の商売でも周囲から応援したくなるように思ってもらえるところが伸びています。
厳しい経済状況ですが「それを言っちゃあおしまいよ!」と敵を作らないように心掛けたいものです。

 「自分が満足できる仕事をしよう」という2017年度の弊社のスローガンを念頭に、日本酒・味噌・米菓・穀粉・飼料等の食品メーカー様のお役に立てますよう努めて参ります。

 本年もお引き立て下さいますようお願い申し上げます。

 1月17日は神戸から8037日目、熊本から279日目。
その間、東日本大震災も起こりました。
本年が平穏な一年となりますように!

 「今一度 鳴くやも知れぬ 初音かな(正木和子)」

(2017年1月中旬 片山芳孝 記)

「風流だなぁ~ 2018年11月」

 当地岡山県南は古くは二毛作地帯で、麦あとの田圃が沢山ありました、今でも一部で ビール麦(A社向け)が耕作されています。  その麦作と温暖な気候の関係で全体的に稲作作業が遅く、晩生種の稲刈りは10年ほど前までは「文化の日」がピークでした。      しかし昨今では晩生種の...