2008年5月19日月曜日

WHEN YOU SMILEING・・・(君、微笑めば)

大型サイクロン「ナルギス」により甚大な被害を受けたミャンマー。
大地震でたくさんの被害者を出した中国四川省。
被災者の方には心よりお見舞い申しあげます。

天災被害を扱った記事が多い中で、最近「米」に関する記事も頻繁に掲載されています、

3/11 下げ止まったのに米価対策?(朝日新聞)
4/11 政府コメ対策影響じわり
4/18 加工用の米、高値続く
4/19 コメ国際価格が急上昇
4/19 コメ高騰・アジアに危機感
5/10 中国、コメ輸出管理強化
5/13 食料高騰、広く早く拡大
5/15 イオン、コメ生産流出(山陽新聞)
5/16 政府備蓄米の早期売却要望
5/16 フィリピン向、コメ5万トン輸出検討
5/17 食糧援助、輸入保管米の活用拡大
5/17 タイ、コメ輸出制限しない
(社名に記載の無いものは日本経済新聞)
その他にも、今話題の米粉(小麦粉代替)への助成金の検討等の記事もありました。

この中で私(片山)の注目記事3題
「5/13 食糧高騰、広く早く」
 そうです。あっという間に世界的に米が不足するようになり、たった4ヶ月で価格が2倍になりました。にもかかわらず、わが国では相変わらず減反、減反!その方法は耕作放置田ではなく、水はり田や、加工米、飼料米等、翌年には主食米の田に転換できる休耕田を増やそうとしていることは評価できます。しかし、食糧危機はあっという間にやってきます。生産調整などしている時ではないと思うのですが・・・。

「5/16 政府備蓄米の早期売却要望」
 小麦やとうもろこしなどが世界的に不足し、今後も需給がすぐに改善される見通しが立たない今は、日本国内で米食を伸ばす絶好のチャンスです。政府備蓄米の売却が米価の大幅値下げにつながるとうまくないですが、少なくとも供給不安をなくし適価で白米を消費者に供給できるような環境作りを希望します。米食の増加は、我が国の食糧自給率アップに直結するのですから。

「5/17 タイ、コメ輸出制限しない」
 中国やインドなど各国が米の輸出制限を実施する中で、さすが「微笑みの国、タイ」。タイは第二次大戦の日本の行動に対する北アジアからの批判が止まない中で、
「許すことの大切さ」「今後にその経験を活かすことの大切さ」を主張してくれています。仏教の慈悲の心がそういう優しさにつながっているのかな・・・。
 世界中の人々がタイランドの人達のように微笑み、優しさを持っていれば、原油高、資源高、食糧高もここまでひどくならないように思います。

 岡山県北はGW中心に田植え作業が終わり、県南の弊社の周りの田では「乾田直播」の真最中です。まだ5月の中旬だというのに台風が4つも発生したり、東日本では低温、多雨で農作業が遅れたり。どんな秋になるのかと思うと「夜も眠れない・・・」。

(実は辛いタイ料理が大好きなんです。あのパクチーもどんとこい! 2008年5月中旬 片山芳孝 記)

雪 ふらない! 2025年 2月

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