2015年5月19日火曜日

「ここは東南アジアか?」(2015年5月)

 4月25日にネパールで大地震が発生しました。多くの犠牲者が出ています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

昨夜(5月18日)から本日未明にかけて当地では大雨!大きな雨音で目が覚めました。 岡山でそんな激しい雨が降るのは珍しいことです。


何度か訪れたことのある東南アジアや沖縄では夜中の雨音で驚いた経験が何回もあります。

今朝早く雨上がりのウオーキングでいつもの岡山駅近くの「西川緑道公園」。その一部に大きな立木があり左右の道路も川面も見えない区間があります(200メートルほど)。

今朝は大雨の影響か、木々の枝が下がり道幅がいつもより狭く感じられ、深い森の中を歩いているような気になりました。しかも湿度が高く、その時に限り車の音が聞こえず、静寂の中に聞き覚えの無い小鳥の声が響き、「ここは東南アジアか!」と思わず独り言。そしてベンチの付近には空缶や弁当ガラが散乱し「ここは東南アジアの裏町か!」と…。


そんなことはどうでもいいのですが、今年は春先から気温が上がったり下がったり、また5月中(19日現在)に台風が7個も出現するなど異常気象だと言われています。
県南の契約農家に尋ねると、気温の影響よりは、雨の日が多く例年のように早生、中生、晩生と順番に田圃の用意が出来なくて困っているとのことでありました。

毎年5月の連休明けに出かける岡山県北蒜山の三船農園、合鴨農法のコシヒカリを生産委託しています。 今年は先方の作業が一段落した6月に伺っていろいろ楽しい会話を楽しもうと勝手に思っています(業務連絡!三船さん、よろしくね!)。

26年産の岡山県の酒造好適米の生産数量は前年比山田錦が53%、雄町が37%増加となりました。うるち米価格が長期低迷し、酒米の方が5割も6割も高値となれば、全国的に27年産も酒米の作付増は間違いないところ。岡山県でも更に2割増を見込んでいるとか。酒米が余ることになる心配が出てきたような…。

岡山の酒米と言えばやはり「雄町」。雄町の応援団を自認している弊社としても県外の蔵元さんに紹介させて頂き、些少ながら雄町の生産量拡大に協力しているところです。

その一環として、生産者と協業した今までにない「高精米の雄町白米」の生産事業に対して国の農商工連携事業の認定を頂き、現在ある蔵元さんに大吟醸酒の醸造をお願いしているところです。詳しくは後刻ご報告させて頂きます。

また雄町を使ったビール「一番搾り岡山づくり」が本日(5月19日)キリンビール岡山工場から中四国限定で発売されました。実は内緒で先日試飲をさせて頂きました。食品の味を言葉で表現するのは難しいことですが、間違いなく旨い!皆様も雄町の「岡山づくり」是非お試しくださいませ!やはり日本のビールに米は欠かせないのだよ!

今週後半には関東と兵庫へ出かけます。関東(茨城か横浜か)と神戸工場の「一番搾り」を楽しみにしています。

ビールと言えば東南アジアのミャンマーのビールが旨いらしい!探してみようっと!

(わが社のツバメはマイホームをリホーム中です。 2015年5月中旬 片山芳孝 記)

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