2025年5月28日水曜日

中山道を歩いてきました 2025年5月

 

 当地岡山は5月の連休以降、雨模様の週末が続いておりますが、本日527日は5月らしい清々しい青空が広がり湿度も低く心地よい風が吹いています。

 米の世界では小泉進次郎新農水大臣のもと、備蓄米の随意契約による売渡しが発表されました。年間10000トン以上の取り扱いのある小売業者が対象。
 5キロ2000円程度の小売価格(加工費、流通経費はどうなる?)になるとの事ですが、私(片山)が注目しているのは売却の条件のひとつにPOSデータ情報提供の協力」があることです。
 毎週米の価格が農水省から発表されますが、今まではイオンやイトーヨーカドー等の大手小売業者が含まれていなかった(両社がPOSデータを開示していない)そうです。これでは3000円台の備蓄米や輸入米が販売されても平均単価に反映されず、コシヒカリやあきたこまち等の銘柄米中心の高い価格の発表に過ぎなかったのでは?
 
 私は525日、旧中山道の岐阜県の馬籠宿(まごめ)から長野県の妻籠宿(つまご)までの約9kmの山道を歩いてきました。
 馬籠宿(標高600メートル)を出発後は急な坂道が続く。わずか10分後には「甘く見すぎてた、やめときゃよかった!」と情けない気持ちに。
 しかしながら、石畳や階段等の自然遊歩道は整備されており、トイレや休憩所それにクマよけの鐘は何カ所もあり、ヒーヒー言いながら黙々と上ります。
 
 急な山道を進むこと約1時間、標高800メートルの馬籠峠からの妻籠宿(標高430メートル)までの6kmほどは地道の山道もある緩やかな下り坂ですが、ヒザには下り坂のほうがきつい!
 木曽川の支流の「男たる川(おたるがわ)」の渓谷美、樹齢300年のサワラの大木、中間点に位置する一石栃立茶屋(江戸中期の建物)をはじめ雰囲気のある建物等々、道中は見所いっぱい!痛いひざをかばいながら十分楽しめましたよ。
 しかし残り1㎞を切ったあたりから足が前に進まない。カミさんや一緒に歩いた方たちに励まされながら3時間と少しで何とか完歩!妻籠宿で頂いた「五平餅」の甘みが嬉しかった!
 「達成感があった?→ちょっとだけね」
「もう一度行く?きっと行かないと思う…けど、着替えた後のビールはもう一度飲みたいなぁ」
 
 「私のおすすめコース」
岐阜県中津川に前泊(お酒は控えめに)。早朝、バスで馬籠宿へ。そこからエッサ、ホイサ3時間歩いて妻籠宿。バスで中津川に戻って、出来たらもう一泊。中津川の名物料理「ケイちゃん焼き(味噌味の鶏肉と野菜の炒め物)と地酒(私は鯨波がお気に入り!)を常温で。結構でした!! 

 527日深夜、小泉大臣の緊急記者会見。令和4年産の20万トンは売却枠がほぼいっぱいで受付休止。令和3年産10万トンは小口の申込みも受付けるそうです。

 これから米価はどうなる?高いままなら経営者は購入資金が心配です。

 そうそう、ギター好きな方にお知らせ。「Takamine」のアンテナショップが中津川駅の近くにありました。目の正月でした!

「暫くは五月の風に甘えたし (二代目 柳家小満ん)」

(二日たって筋肉痛がひどくなった。2025年月下旬 片山芳孝 記)

栗とリンゴのまち 小布施へ行きました。2025年 6月

   政府(小泉農相)は随意契約による備蓄米の販売を進めています。 令和 4 年産米までは出すと即完売で、この 1 カ月弱で「こしひかり」などの銘柄米のスポット価格は 3 割以上値を下げました。しかし令和 3 年産米は臭い等の品質懸念もあってか売行きは芳しくないようです。  各マ...