台風が立て続けに日本を襲っています(9月に入って9月26日までに6個発生)。
被災された方にはお見舞い申し上げます。
最大級の規模と言われた14号は沖縄から東北までを縦断しました。
稲刈りを控えた田圃には被害が相当心配されていました。
それなりの害はありましたが、収量に大きな影響は無いようです。一安心といったところです。
岡山に最接近した9月19日、私(片山)は一歩も外出せず、昼間は撮りためていた映画を観て過ごしました。
夜は一杯やりながら日本酒紹介の番組を。
その一つは「おとなの嗜飲(たしのみ)」(BS JAPANEXT 土曜日 18:00~19:00)。
サスペンス番組の帝王、船越英一郎さんが全国各地の銘酒を飲みながら造り手の思いを伝えます。
船越さんがとても上品に、おいしそうに飲むんです。
もう一つは「大和のうま酒 酒×肴×金言」(BSよしもと 日曜日19:45~20:00)。
よしもとの芸人さんが、清酒発祥の地と言われる奈良県の蔵元や杜氏さんと酒を酌み交わし、そのこだわりを真面目に紹介します。
どちらの番組も見ているこちらの酒もすすみます。
番外編として醸造機械のトップメーカー「フジワラテクノアート社のテレビCM」。
同社の設計担当者が出張先の居酒屋を訪れ、これまたおいしそうに酒と肴を楽しみます。
酒場を紹介する番組はいくつもありますが、上記の三編の主役はあくまで日本酒。
番外編のCMは別として蔵元さんのこだわりは共通して「水と米」。
特に「水」については「米」と同等、場合によっては「米」以上に大切にしているように感じます。
以前岡山のある蔵元さんから「どうも最近酒造りがうまくすすまない」ということで水系の山を調べると「樹木が伐採されていた」という話を聞いたことがあります。
ことほど左様に酒造りには水が需要なんですね。
当地(岡山)でも9月中旬から「新米、新酒」の仕込みが始まりました。
今年の新酒もそうですが、一年熟成させた日本酒がどのような味わいになるのか、酒飲みにとって楽しみな季節がやってきます。
《お知らせ》
「おかやま雄町と地酒の祭典」が三年ぶりに開催されます。
県下の蔵元がブースを設け出品した自慢の酒をその場で試飲し購入できます。
地元の食材の店も出店され、日本酒と岡山の味を楽しむことができます。
また全国の「雄町の酒」のきき酒もできますよ!
日時;10月15日(土)15:00~ 10月16日(日)11:00~
場所;岡山駅西口 岡山コンベンションセンター 1F
前売り券;3000円(試飲券、全国の雄町の酒きき酒券、オリジナル猪口) 前売券は「チケットぴあ」で購入できます。
是非お会いしましょう!
「秋の水やはらかに手によみがへる (中村汀女)」
(酒の番組は休日の前夜に限る! 2022年9月下旬 片山芳孝 記)