梅雨末期の豪雨被害を受けられた北部九州・東北日本海側地区の皆様にお見舞い申し上げます。
7月初め、石川と富山へ行って参りました。
初日は先ず「金沢のひがし茶屋街」。数年前の秋の夕暮に訪れたことがあります。
しっとりとした静かなたたずまい、どこからか聞こえてくる三味線の音。
歴史のある色街の粋な雰囲気に包まれた記憶があります。
今回はまだ陽の高い時間です。
あれれ!土産物屋と隣国からの観光客が増えちゃった!ちょっと残念かなぁ。
と言いながらそんなお店の一軒で九谷焼(もちろん数物)のぐい飲みを一つ。冷酒用として愛用しています。
その後は金沢駅近くの居酒屋「いっさん」へ。
5-6回訪れているでしょうか。
人の好い大将と阪神タイガースのナイター中継を見ながら美味堪能!
2日目は米屋らしく能登半島北部の「白米(しらよね)の千枚田」へ。
能登半島を甘く見てました。
金沢から120キロ余。たっぷり2時間超のロングドライブになりました。
実は前日まで当地は大雨でしたが、当日は好天に恵まれ、波高い日本海を臨みながら能登半島西海岸の「のと里山海道」を北上。
途中輪島朝市の会場に寄道し「白米の千枚田」へ。
やるやるとは聞いていましたが、青い海と白い波そして青い空と緑の棚田の絶景。
お見事!
なんとたんぼ一枚ずつに所有者の名札が立っている。
首相夫人の昭恵さんや、元首相の小泉さんの名札もありました。
皆さんここまで田植えや稲刈りに来るのかな?
その場で作ってくれる棚田米のおにぎりを頂き、ここの御世話はとにかく大変だなぁという思いを残して、観光?塩田で塩を買ったりしながら今度は東海岸を南下。
富山市へ入りました。
ホテル近くの居酒屋「めだか」へ飛込んで、地元の方達と談笑しながら地酒や海の物を頂き,
すっかりご機嫌。
3日目は日本アルプスの山々を見るだけでもということで、立山黒部アルペンルートのほんの入口の「美女平」までケーブルカーで。
入口と言いながらそれでも標高約1000メートル。
ここでも隣国の観光客がにぎやかに。
本日も好天ですっきりとはいきませんが雄大な立山を望むことができました。
話は変わって、7月の後半は近隣の生産者や日本酒蔵元さんを訪問。
生産者(特にJA)では手取りの良い飼料米にシフトしてしまい、我々原料米屋にとって肝心の加工用米の供給が全くおぼつかない。
なんせ農家が作ってくれないからしょうが無いと…!
需要者である蔵元さんにとっては切実な問題。
秋以降の原料米をどうするか。
加工用米は集まらない。
特定米穀も不安定。
主食用米は高価格なうえに品薄。
加工原料米業者の団体である全米工の会議でも、国産米しか使えない食品メーカー向けの加工用米にももっと手厚い助成を要請すべき、と言う声が上がっています。
各食品業界の中央会とも足並みを揃えて国に要請しなければなりません。
米製品の輸出を進めよ、というなら、家畜用飼料米に多額の補助金を出す前に、そういう環境を作ってくれなきゃ。
それにしても岩ガキやブリが旨かったなぁ!(ノドグロは手が出ません)。
「青きところ 白きところや 夏の海」(高浜虚子)
(明日から8月 7月末 片山芳孝 記)
2017年7月31日月曜日
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