12月26日 金曜日 岡山県北は大雪で、鳥取道(岡山から鳥取県米子)は通行止め。
県南は快晴ですが風が強く低温。
早朝、岡山市東部のキリンビール岡山工場から南下する吉井川沿いの道路にはところどころ雪の塊が落ちていました。
この道路は岡山と鳥取間のルートの一つとしてよく利用されます。おそらく県北からの車の落雪でしょう。
令和6年のいわゆる「令和の米騒動」から続いての米パニック。
端境期には瞬間5万円/60キロにタッチした米価は、今や関東コシヒカリは24000円。出来秋からでも1万円以上の値下がり。底が見えません!
某集荷団体をはじめ米卸等の若い?米担当者は口を揃えて「経験したことのない1年だった」と言います。
歴史をたどれば、作況指数が74で、70万トン近い米の輸入が行われた「平成の米騒動」がありました。
業界の先輩によると平成7年3月に6万円だった米価は6月には1万5千円まで下がったとか!
その歴史をご存じない米担当者が、目先の集荷率アップの為にとった愚行が需要量の減少、米価格の暴騰から暴落を生んだことは言うまでもありません。
ユーザーを含めた業会のケガが軽症であることを祈ります。
令和8年(2026年)は午年(うまどし)。
馬のように躍動感、力強さ、前進、成功、幸運を象徴し、事業の発展や努力が実を結ぶ縁起の良い年とされています(AI先生に教えてもらいました)。
米業界だけでなくだけでなく、我が国にとって前進できる年となることを祈念いたします。
1年間お世話になりました。皆様、良いお年をお迎えください。
「故郷や 馬も元旦 いたす顔 (小林一茶)」
(令和8年は60年に一度のひのえうま 2026年12月下旬 片山芳孝 記)