2020年4月13日月曜日

「作り笑いも芸のうち!2020年4月」



 
 当地 岡山は春の雨です。

 市内中心部の西川緑道公園のソメイヨシノが葉桜となり、緑色のウコン桜に続いて、ピンク色の濃い八重桜が咲き始めました。
 3月末には高知で田植えが始まり、岡山県南でも先週末ごろ(11-12日)から一部で田圃の準備(おそらく直播用)が進んでいます。
11日の土曜日には当社の庭で草引き中に雨蛙を見つけました。数年前までは蛇もいたんだけどなぁ。

 今のコロナパニック。
 医療関係者の方たちのご努力、ご尽力に心より感謝いたします。ありがとうございます。
 拍手、拍手!
 
 当社の取引先でもテレワークを実施しているところが増えてきました。
 そして残念ながら、休業、閉店の知らせが来る飲食店が出始めました。
早く早く終息してほしいものです。

 嬉しい話もあります。
 大手の企業、工場から医療用のマスクの提供が報告がされています。
また当地のある量販店では、地元の飲食店が調理済み弁当を販売できるスペースを無料で提供したり、さらにそれらの店が作った総菜を店内の総菜コーナーで取扱いをしてくださっています。
 
 こんな話も聞きました。
アメリカ大リーグの選手名鑑の写真の表情を「笑顔なし」「部分的なほほ笑み」「満面の笑顔」に分けて2009年までに亡くなった選手の平均寿命を調べた研究。
 その結果、「笑顔なし」の選手の平均寿命が72.9歳に対して「満面の笑顔」の選手の平均寿命は79.9歳で7年も長生きしたことが分かったそうです。
 さらに「部分的なほほ笑み」の選手も「笑顔なし」と比べて長生きしていました。
「作り笑い」でも長寿になれる!
 
 今私たちができる事。自分を感染者だと思って、人にうつさぬように。人ごみに出かけない、マスクの着用、手洗い、うがい。
 軽い運動を続けることも抵抗力の維持に役立つそうです。
 
 無理をしないで、体力をつけて!時には笑顔で、負けないで!

 
「烏賊の足 噛みしめて呑む 春の雨 (寺田眉天)」

 
(吟醸酒のぬる燗も結構! 2020年4月中旬 片山芳孝 記)

 

 

2020年3月11日水曜日

「〽ここらでやめてもいいコロナ 2020年 3月」


 3月11日 9年前の正にその時、私(片山)は羽田空港におりました。
岡山行きのJAL機の搭乗が始まったところで、横揺れに続いて下から突き上げるような縦揺れ。
 天井のパネルが剥がれ落ちそうになり、窓からは係員が柱にしがみついているのが見えました。
 あの悲惨な映像をTVで見て羽田空港泊りを覚悟しましたが、その日のうちに岡山へ飛べたことと、その前に都内で帰宅難民にならなかったことが奇跡に思えました。
 15000人を超える亡くなった方たちのご冥福をお祈りし、2000人を超える行方不明の方たち、そして今なお仮設住宅住まいを余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げます。


 3月上旬の岡山県南は水温む季節というには少し早いですが、梅が満開となり木蓮もようやく咲き始め、雨上がりには沈丁花がここちよく香ってきます。田んぼでは麦が元気よく伸び始めています。
 
 そんな陽気とは裏腹に、子供たちは学校が休みとなり外出もままならず、街中でも姿が見えません。ゲームばかりしているのかしら?せめてペットでもいれば癒されるのでしょうがね。

 スーパーの棚からは米が消えそうになっているとか。量販店主体の米穀業者はミニパニック状態に。
 SNSというかネットというか、根拠のない噂が流布されるのは怖いことです。
 冷静に対応しましょう、というのはたやすいことでしょうが…。

 そんな時ですが、先日岡山県北 新見市(にいみ)の酒蔵、「三光正宗」さんの蔵開きへお邪魔しました。社長のお母さまがしっとりとした和服と見事な生け花でお迎えしてくださいました。
 マイブームの「無濾過原酒」と「にごり酒」をゲット。贅沢にも「剣先イカのするめ」で頂いています。
 どちらもアルコール度数が高く、ほろ酔いで春の宵を楽しんでいます。
 
 小林旭さんが歌っています。
〽あの子をペットにしたくって…ジャガジャガ飲むのもフォドフォドに、ここらでやめてもいいコロナ(自動車唱歌)。
 
 なんにしても手洗い、うがいでご安全に!

「春雨や 猫に踊りを 教える子 (小林一茶)」
 
(こんな時こそ パーッとやりましょ、パーッと! 2020年3月中旬 片山芳孝 記)

 
 

2020年2月14日金曜日

「バレンタインデー 隣の猫にも あげてきた 2020年2月」



COVID-19(新型コロナウィルス感染病)が世界的に大問題となっています。
 
クルーズ船や医療機関に強制的に留め置かれている方たちには誠にお気の毒ですが、正に水際で拡散を防いで頂きたい。トヨタやホンダなど中国国内の日本企業の操業がストップ。また中国企業からの部品の供給が途絶え、生産調整に追い込まれている工場が世界各地にあるそうです。
 
今夏の東京オリンピックへの影響も懸念されており、一刻も早い終息を祈ります。

暖冬の影響も深刻です。
西日本各地で初雪が平年より40日以上遅く観測されました。(岡山市は1月31日、平年より47日、昨季より53日遅い)。
雪不足から田植えや出穂期(しゅっすいき)の水の確保が心配されており、減産予測からか米の先物市場が「強含み」となっているようです(2月6日 日経新聞)。

米の国内市場は白米の需要が芳しくなく、一部で在庫過多が予測され「弱含み」と言えるのでしょうか。昨秋の買入価格が高かったので玄米を値下げできない、安い売物が出ても白米が売れていないので玄米を買うことができない。にらみ合いというか膠着状態というか。   

因みに昨年12月の精米の消費量は一人1か月あたり4,536グラム(平成30年度平均4426g)、家庭内消費3040g(3100g)、中食・外食1496g(1326g)。家庭内消費が減り、中食・外食が増える傾向にあります(農水省マンスリーレポート)。

1月に実施された令和2年度第1回政府備蓄米の入札での買入価格は60キロあたり約13800円と前年と同水準であったようです。令和元年産まで5年連続の米価値上がりもようやく沈静化したのか? コメの消費増につながる…ことはないだろうな。

2月14日はバレンタインデー。こんな話を聞きました。奥様からチョコレートをもらった旦那。喜んで包みを開けると「義理」と書いてあったそうな!(実話ですが決して決して我家のことではありません…)。

不安定な気候が続きます。皆様、うがい、手洗いでご安全に!

 

「バレンタインデー 隣の猫にも あげてきた (武井康隆)」

「父にチョコ くれた娘は まだ独り (メリーチョコ バレンタイン川柳)」

(そろそろ蔵開きが始まります。 2020年2月中旬 片山芳孝 記)

 

2020年1月22日水曜日

「肴はあぶったイカで良い。 2020年1月」


 全国的に暖冬気味で雪の少ない新年を迎えました。平年なら稼ぎ時のスキー場も大変でしょうが、夏の水不足も心配です。
 
 自然界はなんか変!
平年なら見ごろを迎えている岡山市内の西川緑道公園の早咲きの梅が咲いていません。椿や山茶花も平年より花が少ない。
 かと思えば東京の桜の開花予測は3月21日(ウェザーニュース社)。昨年の開花は3月26日だったそう。「平年並み」という言葉が通用しなくなった?


 日本三大稲荷の一つと言われている岡山市の「最上稲荷(さいじょういなり)」。
正式名称は「最上稲荷山 妙教寺」。
ここは明治の神仏分離令の際、特別に「神仏習合」の祭祀形態が許された仏教の流れを汲む稲荷です。その為お寺でありながら高さ27メートルもの鳥居を備えています(同寺HPより)。
 正月三が日には60万人もの善男善女で賑わいます。(よう儲けてはります…。罰が当たるか…)。
 私(片山)も阪神淡路大震災から25年目の1月17日にお参りし、職場の無事故・安全を祈念して頂きました。平日の午後という事で参拝客も少なく静かに厳かな雰囲気でありました。

この最上稲荷から車で10分ほどのところに足守(あしもり)という地区があります。
古くは太閤秀吉の正室 北政所(通称ねね)の兄である木下家定の城下町です。
また江戸時代後期に「適塾」を開設した緒方洪庵の誕生の地で、今もなお城下町の風景が残されています(岡山市HPより)。
 
参拝の帰りにこの足守地区で明治3年創業の酒蔵「板野酒蔵本店」の直売所「上之蔵」へ。オーナー杜氏の社長が在店されており、今年の酒造りの話を伺いました。
「今年一番出来の良い酒を下さい!」とお願いしたところ「隠し酒が一本残っている」と蔵の奥から出してくれたのが一升瓶の「にごり酒」。岡山特産の朝日米を使った純米大吟醸です。
数量限定という言葉に弱い。
「瓶を横に倒さないように」という言葉に送られいそいそと帰宅。
 
 早速頂きました。
酸味と甘味とうま味が一体となった正に旨酒!
肴はあぶったイカ(徳島直送のアオリイカの一夜干し)で、すっかりご機嫌!
 
これからも時々この拙文で旨し酒をご紹介しましょうかね。
 
道中に立寄らせて頂いた米穀店Y様から頂戴した備中高松城水攻めにちなんだ「宗治(むねはる)饅頭」。甘さ控えめの上品なお味。我家の奥方は「にごり酒」の後に2つ3つたいらげていましたよ。御馳走様でした。

本年の当社のスローガンは「常に向上心を持ち技術を磨こう」としました。
 
企業の基本である自社の強みをさらに磨き、お客様のお役に立てますよう努めて参ります。
本年もお引き立て下さいますようお願い申し上げます。

令和2年、2020年が平穏な一年となりますようお祈りいたします。

 
「濁酒や 酔うて肘つく 膝の上 (高浜虚子)」

 
(今回米の話なし 2020年1月下旬 片山芳孝 記)

2019年12月14日土曜日

「街の灯り 2019年12月」


 令和元年も残すところ10日あまり。クリスマスソングが流れ、イルミネーションが輝いています。
 
 今月は岡山駅から徒歩で行くことができるクリスマスイルミネーション「街の灯り」をご紹介します。
 

・岡山駅前東口広場
 今年のテーマは「桃太郎 光絵本」。桃から生まれた桃太郎が遠く鬼が島を望みます。光が流れるツリーが美しい。隣接するオフィスビルでは1階から12階までの窓ガラス全面に巨大なツリーを投影し彩りを添えています。

・西川緑道公園(北区磨屋町から平和町 東口から徒歩5分) 
 岡山駅近くを南北に流れる西川の両岸に整備された緑道公園。桃太郎大通りから南へ300メートルほどの歩道や川面が鮮やかに彩られています。レトロなデザインの交番、ピンクの桃のオブジェ。隣接する下石井公園の野外ステージの豪華な灯りが楽しめます。

・RSK(山陽放送)本社(北区丸の内 東口から徒歩15分 市内電車「城下」電停か東へ)
 可愛いツリーや赤や黄色の明るい色の灯りが可愛い。12月12日の19時ごろ、 満月が丁度ツリーの真上に輝いていました。少し離れてライトアップされた岡山城天守閣が望めます。小規模ですが私は大好きなスポットです。RSKは女子ゴルファー スマイリングシンデレラ渋野ひな子さんが所属しています。
 

・大本組本社 前庭(北区内山下 東口から徒歩15分 市内電車「県庁通り」電停前)
 ルネスホール(旧 日銀岡山支店)北隣。高さ5メートルを超えるツリーは刻々と色が変わりずっと見ていても飽きません。私(片山)の通勤路。毎年楽しみにしています。

 この他にも街中の個人のお宅でも楽しい灯りをあちこちで見ることができます。
なんだか嬉しい気持ちになれますね。

 令和元年産のお米は東日本は夏場の天候に恵まれ豊作。
西日本、特に九州は秋口の天候不良、台風の影響で不作気味でした。
政府は今後飼料米の複数年契約を考えているとか。
令和2年の稲作は如何なりますか。
 
 令和元年の世相を表す漢字は「令」。
来る令和2年は子年。新しい物事や運気のサイクルの始まる年です。
令しく(うるわしく)平和で全てが繁栄する一年となりますように!
 
 皆様ご健勝で良いお年をお迎え下さい。

「街の灯りちらちら あれは何をささやく 
 愛がひとつ芽生えそうな 胸がはずむ時よ(堺 正明、阿久 悠、浜 圭介)」
 

(今夜はカラオケで「街の灯り」だな。 2019年12月中旬 片山芳孝 記)

2019年11月18日月曜日

「首里城おすすめ散歩道。 2019年11月」


 天皇御即位パレード 「祝賀御列の儀」が爽やかな秋晴れの11月10日に行われました。 皇居から赤坂御所までの沿道では約12万人が両陛下を祝福したそうです。
 テレビ画面で拝見した両陛下の暖かい笑顔。そして皇后雅子様の涙も印象的でした。お二人のご健勝を心よりお祈り申し上げます。


 おめでたく嬉しい慶事の一方、残念で悲しい事件が…。
10月31日未明、沖縄のシンボル首里城が炎上。
 正殿をはじめ7棟が全焼しました。琉球王国時代からの多くの工芸品も焼失したそうです。
人的被害や類焼が無かったことが不幸中の幸いと言えるのでしょうか。
 
 この1月に約30年間にわたる復元工事が完了したばかりでした。
私(片山)は3月に首里城を訪れており(おそらく5回目)、燃え落ちる城の映像を見て言いようのない悲しみをおぼえました。
 カメラやスマホにはまばゆいばかりに美しい正殿や御差床(うすさか=玉座)の写真が残っています。
国を挙げての復元を切に望みます。

 米の世界では、10月15日現在の作況指数が、前回の101から99に下方修正され、予想収穫量は99000トン減の727万トンとなりました。
 この減収は初夏の日照不足、相次いだ台風、九州や四国など西日本の一部での害虫ウンカの被害に起因するところが大きいようです。
 また品質的にも胴割れ米や、白濁米の混入などが見られ芳しくありません。
 
 農水省の試算では供給に対する懸念はないものの、米屋としては5年連続の米価値上げによる需要の減退が心配です。
 
 おかげ様で当社の酒米精米工場はほぼフル稼働となっております。品質劣化の酒造玄米の入荷もありますが、充分留意して搗精に当たっております。

 当地岡山県南ではここ数日間、日中は気温が上がり、ポカポカと正に小春日和。
「十月は小春天気」と「徒然草」にあるそうです。
 一方夜間は10℃を下回り県南の我家でもついにストーブが登場。
 となると、やはり燗酒のお出まし!鍋ものの恋しい季節でもあります。具材は魚でも鶏でも肉でもなんでもござれ。
 じっくりと夜長を楽しみましょうか!

《首里城 おすすめ散歩道→私(片山)が実際に歩いた首里城への道です→ただし独断》
①ゆいレール首里駅からすぐの沖縄そばの名店「首里そば」(ここはホントにうまい!)でそばを堪能し、店を出て住宅街を南西へ。首里城の城壁の側の小道を進み公園へ入ります。観光客はほとんど通らず静かな落着いた雰囲気が好きでした。

②ゆいレール儀保駅から儀保交差点を南へ。住宅街のなかに古そうな「醤油」の蔵元がありました。  更に南へ進むと人口の池「龍潭(りゅうたん)」に当たります。池越しに丘の上の首里城が望めます。  火災の映像では燃え落ちる正殿の様子がここから映されていました。 県立芸術大学の側の並木道を抜けるとすぐに首里城へ到着。
 
何年かかっても良いので必ず再興してください!
 

「玉の如き 小春日和を 授かりし(松本たかし)」

(ことしは秋刀魚に縁がなかった! 2019年11月中旬 片山芳孝 記)

2019年10月23日水曜日

「花言葉は 謙虚、真実。 2019年10月」


 岡山県南では金木犀が2度目の花をつけています。
金木犀の花言葉は その香りで花が咲いたことを隠すことができないことから「真実」。また強い香りにもかかわらず、花は小さく慎ましいので「謙虚」という花言葉もあるそうです。
甘い香りをかぐと秋の訪れを感じます。


 そんな秋の善き日の10月22日、天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が厳かに行われました。都内では夜来の雨も上がり、虹を見ることが出来たそうです。
 日本国民とそして世界に向けて発せられた陛下のお優しいお言葉を拝聴し感激しております。両陛下のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 嬉しい話題の一方、9月以降に相次いだ台風で東日本に大きな被害がありました。
 鬼が怒ると書いて「鬼怒川」。千の曲がりと書いて「千曲川」。古代から恐ろしい洪水の害があったことから名づけられたのでしょうか。
 出雲の国に伝わる「ヤマタノオロチ(八岐大蛇)伝説」も、氾濫を起こした川(大蛇)を治めた話だという説もあるそうです。
 大きな被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。

 兵庫県南部では「山田錦」、岡山県南部では「雄町」。晩生の酒造米の稲刈りが始まりました。
やはり6月から7月初めの日照不足の影響か、収量はあまり良くありませんが、品質は2等・3等が多かった平成30年産よりは良さそうです。
 
 当社の精米工場も動き始めました。令和元年産では高精米(20%、30%)で仕込む酒蔵さんからのご注文数が昨年を上回っています。
各種酒米のご用命をお待ちしております。
 
 もう一つ嬉しいニュース。ラグビーワールドカップ日本大会で我が日本代表チームは強豪を次々撃破し世界のベスト8へ。ユニフォームの桜がとても頼もしく見えました。
 サッカーと違ってスタンドでは敵も味方も分けられることが無く、ビール片手に応援していました。感動をありがとう!
 
 当地岡山は日中は25度前後の日もありますが、朝晩は冷え込むようになりました。
皆様くれぐれもご自愛ください。

 
「月光も 木犀の香も 分かちなし (相生垣 瓜人)」

 
(ひやおろし 頂いています。2019年10月下旬 片山芳孝 記)

 

徳之島の広報誌 2026年 8月

   暑い、暑いと言いながらも県外への夏のご挨拶やら、サッカーの応援やらバタバタしているうちに8月が終わっちゃった!  時に夏の終わりを感じる今日この頃です。 この間、日本各地で地震やら豪雨やらで大きな被害が広がっています。猛暑の中、被災された方にお見舞い申し上げます。  米の世...