2025年11月27日木曜日

阪神タイガースのパレードへ行ってきました。 2025年11月

 

日本の稲作が変わる?
    「京のゆめ」
  京都府立大学精華キャンパスに拠点を持つ「未来食研究センター」では、イネの丈がわずか20センチほどの「京のゆめ」の実用化に挑戦している。
  屋内で水耕栽培で育てることが可能で、無農薬栽培ができ高温障害も少なくなる。
  ただ収量が通常の10分の一程度と少ないが生育期間が3カ月と短く年4回の収穫が可能。

「超早場米
  北海道大大学院農学研究院と三重県農業研究所らで作る研究グループは、酷暑が来る前に収穫できる「超早場米」の研究を進めている。
  冷害と戦ってきた北海道のイネを三重県伊賀市と宮崎市で2018年~2019年の2月下旬に種まきをしたところ6月下旬から7月初めに収穫できた。
  高温障害だけでなく病害虫や台風被害を避けることができる。
  ⇒(この項 20251126日の朝日新聞の記事を転用させていただきました。)
  
  それぞれに課題は沢山ありそうですが実現すれば日本の農業が変わるかも?

  小春日和の1122日、阪神タイガースの優勝パレードを大阪御堂筋へ観に行って来ました。
  7月の誕生日に家族が贈ってくれたレプリカユニフォームと1985年の日本一記念キャップを着用しています。
   御堂筋はに何となくギンナンの香りがただよっているような…。
  約20万人の観客からは「選手の名前の連呼」そして「ありがとう!」の声が飛びかっています。
  膝に爆弾を抱えている私(片山)は腰掛にもなる杖をネットで購入。一時間以上の待ち時間も全く苦にならずゴキゲン!
  選手を乗せた3台の二階建てバスは2~3分で目の前を通過しましたが、感動でウルウル!のどがかれるほど「ありがとう!」を繰り返しました。

  パレード後は我が家の奥方が調べたJR駅前の「新梅田食堂」でお好み焼きで祝杯。
  ここも1時間待ちでしたが例の杖が役立ちました。
  
  2年前の神戸での日本一パレードにも行きましたが、やっぱりスポーツは勝たんといかんね!

  米の世界は勝者のいない状態に…。
  大方の予想通り高い米は全く売れず米価は大きく下げています。
  某集荷団体と政府の間で備蓄米の入札の話が進んでいるようです。残念ながらそこに期待するしかないのかなぁ。知らんけど…。

「今年ほど銀杏落葉(いちょうおちば)に御堂筋 (稲畑汀子)」

(来年は日本一パレードや! 2025年11月下旬 片山芳孝 記)

2025年10月28日火曜日

虎と鷹 2025年 10月

 
 プロ野球 アメリカのワールドシリーズ、わが国の日本シリーズ。それぞれ1勝1敗(1027日現在)で、ファンは楽しみの多い毎日です。
 日本シリーズではトラ(阪神タイガース)とタカSBホークス)の闘い。
タイガース大好きの私(片山)は今から1122日の御堂筋パレードが楽しみ。もちろん日本一のパレードになるのよ!
 
 政治の世界のトラタカ
 6年ぶりに来日のトランプ大統領と就任1週間のタカイチ首相との間で本日(1028日)初会合が開かれております。
 経済分野での日米連携の重要さは言うまでもありませんが、東アジアの例の3か国への安全保障についての日米同盟の深化も、そりゃーもう、大切であると思います。
 だし貿易交渉ではトラに負けることなく、の勝利を願います。

 この拙文でも述べたことがありますが、国内の米はどうやら半端無い荷余りに向かっているようです。
 生産量増加や備蓄米の販売また輸入米の急増等、供給は劇的に増えている一方、「高いものは売れん」という経済原則通り、量販店や外食・中食での売れ行き、更に米が原料の食品メーカーの需要は全く振るわない
 JAと米卸の集荷合戦に巻き込まれた中小米屋は高いのを承知で買わざるを得なかった。
出来秋と比べて米価は下がり始めています。かすり傷程度で終わればいいのですが…。
 
 1024日に自民党内での農業関連の会議で、令和9年(2027年)6月の民間在庫は215245万トンと見込まれているとの農水省の見解が示されたそう。
 高市内閣で新しく就任した鈴木農水大臣(米どころの山形県選出)は、ついこの間増産に方向転換すると明言した石破前首相の方針から一転、今後は減産に転じ2026年(令和8年)産は5%減少させると言う。
 猫の目行政はトランプに任せて、腰を据えたタカい見地の農業政策を望みます。

 アメリカ西部開拓時代の英雄「デイビークロケット」、1836年のアラモの戦いで戦死、彼を称える歌の日本語歌詞に「わずか3つで熊退治、その名を西部にとどろかす」とあります。
 「そうだ、デイビークロケットを呼ぼう!そして今のわが国の熊騒動を解決してもらおう!」(すみません、ふざけ過ぎました)。

 つい2週間前までは半袖姿だったのに、今朝出社したら事務所には暖房が入っていましたよ。季節の急激な変化、皆様ついて行っていますか?くれぐれもご自愛ください。

「大虎も家に帰れば借りた猫(ごまめさん)」

(わが家のハイビスカスは今年30個咲きました! 202510月下旬 片山芳孝 記)

2025年9月29日月曜日

麦酒酵母 2025年 9月

 

 ビール酵母。
 麦芽(発芽させた大麦)とホップや米、トウモロコシから作られる麦汁にビール酵母を加えて発酵させアルコールと炭酸ガス(これがサイダーの原料になるらしい)を生成します。発酵終了後に残った酵母はビール製造に再利用されるほか、栄養補給薬や家畜の飼料などに利用されます。
 そのうち主に飼料として使われている酵母が、2019年から甲子園球場の芝の肥料の一部として利用されるようになったそうです。
 農業分野で産業副産物を化学肥料の一部に置き換えることによって、水質の保全や温室効果ガスの発生を減らすことになるとのこと(9月26日付の朝日新聞の記事を参考にさせていただきました)。
 あの美しい甲子園球場の芝生の青さがビール製造の副産物によってもたらされているとは嬉しい!

 弊社の関連会社の片山興業株式会社ではキリンビール岡山工場の余剰酵母を乾燥し飼料等に使い易い製品作りを担っています。
 ただビール類の販売数量が年々減少しており、また乾燥費用が乾燥酵母の売価をまかなえていないらしく、キリン社としては酵母乾燥を減らす計画で、会社としては困った状況にあるのです。
 私(片山)は酵母が余らないように毎晩ラガービールを飲んでいますが追いつきませんわ!

 その朝日新聞に掲載されている4コマ漫画「ののちゃん」。
9月24日に連載10000回を達成。連載期間はなんと27年以上!!そんな長期間とは思いもせず、毎朝「クスクス」笑っています。
 作者の「いしいひさいちさん」は岡山県玉野市のご出身です。「ののちゃん」は玉野市のイメージキャラクターとして大活躍していますよ。
ののちゃん」は小学3年生。私は「担任の藤原瞳先生」が好き。彼女の座右の銘が「適当」。しょっちゅう二日酔いで登校している。一度一緒に飲んでみたかったりしてね。
 
 日本酒蔵元さんとの令和7年産米の使用の打ち合わせが始まりました。
酒造りの米は種類によっては前年産より60キロ当たり10000円以上(30~60%)値上がりしそうです。
 確かに主食米はとんでもなく値上がりしている。しかし酒米は長年の生産者と蔵元の関係をもっと大切にすべきだと思う。生産者、JAそして米屋の皆さんの冷静な対応を望みます。

 もうすぐ10月、ようやく朝晩は過ごしやすくなった岡山県南です。田んぼも柿も色づき始め、何をするにも良い季節となりました。夏のお疲れが出ませんように。

「社説さて置き漫画見る暑さかな 藤井豊」

(久しぶりのサンマは苦くて美味かった! 2025年9月下旬 片山芳孝 記)

2025年8月27日水曜日

熊か雄牛か 2025年 8月

 

 夏の甲子園で沖縄尚学が優勝しました!
沖縄大好き人間の私(片山)はテレビにくぎ付けとなり涙していました。おめでとうございます!

 全国でクマの被害が相次いでいます。
私のクマ物語をお粗末ながらお時間まで。
 
 古くは50年以上前の高校生時代。ムツゴロウこと畑正憲さんの著書で「ヒグマのどんべえ」の飼育記を読んだこと。「どんべえ」に会ったことはありませんが、北海道の浜中まで30数時間かけてムツゴロウさんに会いに行きました。ムツさんとのツーショット写真は宝物です。 
 
 20年前の福島県の喜多方市。街中のヨロズ屋の店先で「熊よけ鈴」と大書した張り紙を発見。いやぁホントに「熊よけ鈴」があるんだ!ここでは居酒屋で隣り合ったおじさんが夜中にホテルへ一升瓶を届けてくれました!やれ嬉しや!
 
 10年ほど前には知床の遊覧船で遠くに「ヒグマの親子」を見つけました。網走でレンタカーを借りて知床まで、カーナビ嬢は「40キロメートル先左折です」と言ったきり、黙っちゃった!

 最近では2年前、秋田の乳頭温泉に宿泊し、森の中を早朝ウオーキングしていた時「クマよけ鈴」をつけてランニングしている地元の方に出会い、怖くなりすぐにホテルへ逃げ帰りました。

 そして昨年、旧中山道の岐阜県馬込宿から長野県妻籠宿まで歩いた9キロメートルほどの山の道に「クマを追い払う鐘」が10か所以上設置されており、我が家の奥方と二人で全部の鐘を鳴らしました。

 相場の世界では、ベア(Bear 熊)型とは「値下がり傾向」のことを言いますが、今の米価格はブル(Bull 雄牛)型で、60キロ当たり3万円を割ったところから始まった7年産関東産新米は1カ月ほどで「あきたこまち」が34000円まで上昇しています。

 来年6月の我が国の米の在庫は、7年産米の増産や輸入米の増加などの要因で、200万トン以上になるとの予測もあり、積み増すのはさすがに怖い。ただしあまりに高すぎて民間の米業者は手が出せずJAに集まるとの見方もあり、そうなれば下がりにくい。

 「相場は相場に聞け」という格言があります。自分の下手な相場観を定めず流れに従った行動で行きますか!

 落語の熊さん、八っつあんのようにのんきに振舞えればいいかも。
へい、おあとがよろしいようで!

 

「熊となり海豹(あざらし)となる夏の雲 (法本フミ女)」

 

(暑いと高いは聞きたくない! 2025年8月下旬 片山芳孝 記)

2025年7月23日水曜日

沖縄 伊平屋島へ行きました。 2025年 7月

 
 少し早い夏休みをとって、7月中旬に沖縄県最北端の伊平屋島(いへやじま)へ行きました。
 岡山→那覇 空路2時間、那覇空港→運天港(今帰仁村)バス3時間、運天港→伊平屋島フェリー80分。わが家(片山)を7時にスタートし、伊平屋島の民宿へ17時にチェックイン。とりあえず遠いわ!
 実は4年前にも伊平屋島へ行く計画があったのですが、あの軽石問題でお流れ。
 今回、島の方に軽石の事を訊ねたら、場所によっては海岸に1メートルも積もったそう。
それに一部は対馬海流に乗って、なんと北海道まで到達したとか!ホントかね?

 3日間の滞在中、青空が見えたと思ったら突然のスコール。夜中に雷で民宿が揺れて飛び起きた事もありました。
 
 島は一周約36キロメートル。レンタバイクで海沿いの道を観光スポットや共同売店に寄りながら、ノンビリ3時間程のツーリング。
 島は水に恵まれているそうで、北部の田名地区ではうるち米「ちゅらひかり」の稲刈り真最中。ここは県内では石垣島に次ぐ作付け面積だそう。
 「ちゅらひかり」は「ひとめぼれ」を母に持ち草丈の低い(60~70センチか?)良食味(今回は食べていない…)のお米だそうです。
 島では期作が行われており、8月に田植え、10-11月ごろに2回目の稲刈りが行われます。

 島の中心部にある「伊平屋島醸造所」を訪ねました。
島の豊富な湧き水で醸される泡盛の代表銘柄の「照島」は製造量の80%ほどが島内消費で、泡盛好きの私も飲んだことがありません。
 ここのもう一つの特徴は、2期作で作られた島産のインディカ米での仕込みに2019年から取組んでいること。お店におられた、おそらく杜氏さん?に伺うとタイ米原料の「照島」と県産米を使う「てるしの島」とでは出来が全く違うとか。そろそろ宅配便が届くころなので楽しみです!
 ここまではちょっとだけ米屋目線でありましたね。
 
 島の観光地で最高のお気に入りは「リュウキュウマツ」の大木「念頭平松(ニントゥマーチ)」。
 樹齢300と言われ、幹の太さ(4.5メートル)や高さ(8メートル)は大きくないが、半円形の傘のような樹形で、枝張りは最大28メートルもあり、国の天然記念物に指定されています。
 「屋久島の千年杉」やこの「念頭平松」などの年を経た大木に向かうととても神聖な気持ちになります。
 滞在中に2度訪れましたが、ずいぶん長い時間じっとみつめていて気が付けば何かブツブツ話をしていました。島のお土産はどちらも島特産の「アオサ」と「黒糖」をいっぱい!

 今週末7月24-25日には南九州から新米が出荷されます。
JA宮崎の「こしひかり」の相対価格は33600円/60キロだそうです。
 備蓄米の販売、輸入米の増加、7年産米の作付け増加など、米価格を左右する多くの要素があります。何にしても農家が再生産可能な価格を維持できることを望みます。
 米屋の皆さんはケガの無いように!

「儲かった事を忘れず損忘れ (五代目 古今亭志ん生)」

(今朝わが家のハイビスカスが咲いた! 2025年7月下旬 片山芳孝 記)

 

 

2025年6月24日火曜日

栗とリンゴのまち 小布施へ行きました。2025年 6月

 

 政府(小泉農相)は随意契約による備蓄米の販売を進めています。
令和4年産米までは出すと即完売で、この1カ月弱で「こしひかり」などの銘柄米のスポット価格は3割以上値を下げました。しかし令和3年産米は臭い等の品質懸念もあってか売行きは芳しくないようです。

 各マスコミでは、米価高が家計を圧迫しているとか、備蓄米の販売に列ができたとかの興味本位の報道だけがなされています。
 しかし農家が再生産の可能な(来年も米を作ろう!)価格設定が必要だというところには触れてくれません。国民の食を守る「食糧安保」の為にも、ある程度以上の生産者の手取りの確保は「大切な、大切な」ことだというアナウンスが求められます。

 さてさて、私(片山)は先月の5月下旬、長野県北、新潟との県境に近い、「小布施町」へ行きました。
 JR長野駅から「長野電鉄」で約25分。
 長野電鉄は「小田急」「東急」「JR東日本」「東京メトロ」などの旧車両が現役で走っています。鉄道マニアには「たまらん!」電鉄ではないでしょうか。
 
 車窓からは「千曲川の流れ」や「栗やリンゴの果樹畑」が見えます。小布施駅のホームからは遠くに妙高山や黒姫山などの雄大な「北信五岳」を望むことができます。

 小布施町には江戸時代末期には葛飾北斎小林一茶などの文化人が訪れたそうです。
 「花のまち」とも呼ばれており、多くの一般の方のお庭が「オープンガーデン」として開放されており、旅人が自由に「花」を楽しむことができます。
 栗羊羹や栗鹿の子などの栗のお菓子も有名です。特に「小布施堂の朱雀(モンブラン)」は要予約で売切れ必至だそうです(これはわが家の奥方の情報であります)。
 
 長野県で最も面積が小さく、人口も一万人ほどの小布施町には3軒の酒蔵があります。
弊社のお取引先であるМ一酒造場さんにお邪魔しました。
 試飲(角打ち)ができるカウンターは欧米系の外人さんに占領されていました。
白金」という銘柄は社長のこだわりで「木桶」で醸されるそうです。
「ホーローやステンレスのタンクと違い、『』は呼吸しており気温などの気候によって毎回出来が変わる」という造りのご苦労を杜氏さんに伺いました。

 夜は同社の敷地内にある「蔵部」へ。
ヤマメやイワナ等の魚料理と信州牛やらの地元の食材の御馳走を頂きました。
ここではМ一酒造場の「岡山雄町(碧漪軒=へきいけん)兵庫山田錦(鴻山=こうざん)の純米大吟醸酒を飲み比べ。
 地元贔屓ではないですが、やはり雄町の勝ち!旨味とコクは雄町ならではです!
 「スクエアワン」という銘柄は先ず冷酒で飲みましたが「今日の料理にはぬる燗が合うよね!」とお店の飲料担当者(若い女性)に話したら「私もぬる燗が一番好き!」と嬉しそう。
 精米歩合20の純米大吟醸酒「応龍=おうりゅう(原料は岡山産山田錦)はわが家の冷蔵庫で保管中。
 日本酒は同じ銘柄でも冷から燗酒まで気候や料理によって楽しみ方が変わる。やはり良いもんです!!

 翌朝はレンタサイクルで街を一回り。
あちこちに栗やリンゴ、ブドウの畑があります。カッコウの鳴き声も聞こえました。
 曹洞宗の古刹「岩松院」には葛飾北斎の天井絵「八方睨み鳳凰図」がありました。200年近く色付け等の手が加わっていないそうで、畳21枚分の大きさで大迫力。
 お庭の池にはたくさんのオタマジャクシがいましたよ。

 小布施町の小学校名はなんと「栗ケ丘小学校」(笑)。洒落てます。

 何度でも行きたくなる「小布施」。素敵だなぁ!

「やせ蛙負けるな一茶是にあり (小林一茶 岩松院にて詠んだとか)」

(梅雨がどこかへ行っちゃった! 2025年6月下旬 片山芳孝 記)

2025年5月28日水曜日

中山道を歩いてきました 2025年5月

 

 当地岡山は5月の連休以降、雨模様の週末が続いておりますが、本日527日は5月らしい清々しい青空が広がり湿度も低く心地よい風が吹いています。

 米の世界では小泉進次郎新農水大臣のもと、備蓄米の随意契約による売渡しが発表されました。年間10000トン以上の取り扱いのある小売業者が対象。
 5キロ2000円程度の小売価格(加工費、流通経費はどうなる?)になるとの事ですが、私(片山)が注目しているのは売却の条件のひとつにPOSデータ情報提供の協力」があることです。
 毎週米の価格が農水省から発表されますが、今まではイオンやイトーヨーカドー等の大手小売業者が含まれていなかった(両社がPOSデータを開示していない)そうです。これでは3000円台の備蓄米や輸入米が販売されても平均単価に反映されず、コシヒカリやあきたこまち等の銘柄米中心の高い価格の発表に過ぎなかったのでは?
 
 私は525日、旧中山道の岐阜県の馬籠宿(まごめ)から長野県の妻籠宿(つまご)までの約9kmの山道を歩いてきました。
 馬籠宿(標高600メートル)を出発後は急な坂道が続く。わずか10分後には「甘く見すぎてた、やめときゃよかった!」と情けない気持ちに。
 しかしながら、石畳や階段等の自然遊歩道は整備されており、トイレや休憩所それにクマよけの鐘は何カ所もあり、ヒーヒー言いながら黙々と上ります。
 
 急な山道を進むこと約1時間、標高800メートルの馬籠峠からの妻籠宿(標高430メートル)までの6kmほどは地道の山道もある緩やかな下り坂ですが、ヒザには下り坂のほうがきつい!
 木曽川の支流の「男たる川(おたるがわ)」の渓谷美、樹齢300年のサワラの大木、中間点に位置する一石栃立茶屋(江戸中期の建物)をはじめ雰囲気のある建物等々、道中は見所いっぱい!痛いひざをかばいながら十分楽しめましたよ。
 しかし残り1㎞を切ったあたりから足が前に進まない。カミさんや一緒に歩いた方たちに励まされながら3時間と少しで何とか完歩!妻籠宿で頂いた「五平餅」の甘みが嬉しかった!
 「達成感があった?→ちょっとだけね」
「もう一度行く?きっと行かないと思う…けど、着替えた後のビールはもう一度飲みたいなぁ」
 
 「私のおすすめコース」
岐阜県中津川に前泊(お酒は控えめに)。早朝、バスで馬籠宿へ。そこからエッサ、ホイサ3時間歩いて妻籠宿。バスで中津川に戻って、出来たらもう一泊。中津川の名物料理「ケイちゃん焼き(味噌味の鶏肉と野菜の炒め物)と地酒(私は鯨波がお気に入り!)を常温で。結構でした!! 

 527日深夜、小泉大臣の緊急記者会見。令和4年産の20万トンは売却枠がほぼいっぱいで受付休止。令和3年産10万トンは小口の申込みも受付けるそうです。

 これから米価はどうなる?高いままなら経営者は購入資金が心配です。

 そうそう、ギター好きな方にお知らせ。「Takamine」のアンテナショップが中津川駅の近くにありました。目の正月でした!

「暫くは五月の風に甘えたし (二代目 柳家小満ん)」

(二日たって筋肉痛がひどくなった。2025年月下旬 片山芳孝 記)

阪神タイガースのパレードへ行ってきました。 2025年11月

  日本の稲作が変わ る? ①     「京のゆめ」   京都府立大学精華キャンパスに拠点を持つ「未来食研究センター」では、イネの丈がわずか 20 センチほどの 「京のゆめ」 の実用化に挑戦している。   屋内で水耕栽培で育てることが可能で、無農薬栽培ができ高温障害も少なくな...