2004年2月4日水曜日

平成16年の気象は「心配なし」

的中率75%の民間予想家に聞く。
昨年の異常気象の結果、米の価格は高騰し市場は混乱を続けています。政府米の在庫があったため米不足という事態にはなりませんでしたが、価格の高騰および異臭のする米が消費者の手に渡ったことなどから米離れがいっそう進んでいるように感じます。
実際、
小麦の国内の消費量は3%近く伸びているそうです。もし今年異常気象で米が不作となれば、今度は米不足ということで平成6年産の米パニックの再来ということになりかねません。今後の天候が気になるところです。
そんな時に「今年の気象は大丈夫!」という記事がありましたのでご紹介します。

「過去10回の申年、不作は1回もない。」
 昨年の冷夏も見事に予側を的中させた民間気象予測家の小林善彦さんに、今年の天候を伺いました。小林さんは父子二代76年ににわたって、気象60年周期説をベースに、膨大な気象データの分析と太陽黒点の活動や海流の影響や 地方気象台の百年のデータを加味しながら総合的に勘案した気象予測を発表している方で利用者からは「確立75%」という圧倒的な信頼を得ています。「台風の発生などに影響を与えるエルニーニョ現象が昨年のお盆過ぎから弱まっているため、今年は比較的落ち着いた気象となるでしょう。
特徴としては閏年は春が遅いということ。ハタハタの豊漁に見られるように寒流が南下しているため、寒さは3月まで残ります。
ただ雪は早めに消え、晩霜の心配も少なく、4月以降は順調に経過します。
もう1つの特徴として、梅雨は空梅雨傾向になり、梅雨が明けると暑さがやってきて、秋は平年並みの秋上がりとなるでしょう。つまり、春先の寒さと空梅雨にだけ注意すれば米の生産にはそれほど心配のない年になります。
3月まで寒さが残るので害虫の発生も抑えられるのではないかと予測しています。(JA全農山形 情報誌「いきいき山形米」から転載)

(2004年2月4日立春 片山芳孝記)

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