2004年3月25日木曜日

「鳥インフルエンザ」と「合鴨農法」桜の便りが聞こえてくる季節となりました。

3ヶ月連続で米価が値下がりし「米騒動」も終息期を迎えたようです。 あわてて買った人が、あわてて売って、恥をかき、損をしました。
「すべてはお客様の笑顔の為に」をスローガンに掲げ、おかげさまで食味、品質に関するお叱りもほとんどなく、この半年を過ごすことができました。ありがたいことだと感謝しております。

先日、某全国紙に「合鴨農法」の主役の「合鴨」への「鳥インフルエンザ」ウイルスの感染が噂されている旨の記事が掲載されました。合鴨農法研究会の代表世話人を務める岡山大学の岸田助教授によると、
①狭い場所に押し込まれて飼われている家畜と比べ、ノビノビと育てられている合鴨は抵抗力が強い。
②春先には渡り鳥がいなくなり、またカラスも産卵期で巣から離れる時間が 減り外部からの感染の可能性が低くなる。
③インフルエンザウイルスは温度、湿度が上がれば生存率が急減する。
と、いう理由で今後も自信を持って合鴨農法を続ける農家が多いそうです。
当社の契約生産者である 三船農場では 万が一に備え、合鴨を外して「機械除草」の準備もしていますが、上記のような理由で今年も 「合鴨農法」を続けていくことにしています。
今日現在、苗床の準備中ですが
4月10日頃モミを撒き 5月15日頃田植え(今年も遅植えします)をし、田植え後 1週間で 合鴨のヒナを放す。
こういう段取りで 収穫の秋に向けての準備が進んでいます。
ただし、もし合鴨に異変が起きても栽培される米には何の心配もないことを付記しておきます。
(商経アドバイス 3月22日号の記事を参考にさせて頂きました。)
2004年3月25日(岡山市の桜の開花日 片山芳孝 記)

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