ページの更新をサボっていた2ヵ月の間に季節は残暑の初秋からすっかり晩秋へ。
毎年恒例の蔵元さん巡りも最終盤となっています。
9月は6日間、10月は12日間、11月は中旬までに3日間、県外でした。また、その間に3つの蔵元さんが来社されました。遠方からありがたいことです。
1年ぶりの蔵元さんの社長や杜氏さん。
あまり景気の良い話ではありませんが、中小型の蔵元に大きな流れを感じました。
①大手に対抗しての経済酒(紙パック1.8L1000円前後)は、大手に任せて撤退。
②純米、吟醸に活路を見出す。しかし、右を向いても左を見ても山田錦ばっかり。
③山田錦以外の酒造米でより個性的な酒を、量を追求せずにコツコツ売っていく。
県によっては、そういう蔵元を応援すべく新しい酒造米を開発しています。
岡山の「雄町米」弊社でも扱っています!
当社としても、生産者とお客さん(食品メーカー)との仲立ちという立場上、単に「出来たものを売る」ということではなく、お客さんの欲するものを生産者に伝え、生産者の新しい取り組みをお客さんに紹介するという提案型の営業を進めています。
西日本の晩生の米は、盆以降の天候が幸いし「豊作」となりました。我が社でも「いつもより半俵多い」「わしのところは1俵多い」という農家のお父さん達の自慢話が聞こえてきます。多少の米価の値下がりは我慢できる水準のようです。
一方、加工原料用の特定米穀(ふるい下)は、期待に反して少なかった・・・。加工用白米価格は20年産のような非常識な高値ではないものの、依然として高値圏内にあります。
作家の椎名誠さん風に「スマヌ、スマヌ」という気持ちです。
新政権の政策、「個別保証」の行方は?トレサビリティ法への対応は?エサ米は?米粉用米は?・・・。慢性二日酔いの頭では対処法が思いつきません。
秋風で頭を冷やさないと・・・。
冷やすといえば、夏を越した「ひやおろし」の出回る季節になりました。昨夜の「ボジョレーヌーボー」なんかちっとも旨いと思わない。
蔵元さん苦心の作を静かに頂きましょう!
(気温6度、ミゾレの富山では、やっぱり熱燗でした。 2009年11月中旬 片山芳孝 記)<
2009年11月27日金曜日
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