チリの大地震で、また本邦でも津波で被災された方達に心よりお見舞い申しあげます。
「とても嬉しかったこと その1」弊社は比較的仕込み量の多い日本酒の蔵元さんともお取引させて頂いていますが、件数からいうと地元に根付いて活動されている蔵元さんがほとんどです。
今月の中頃、関東のある蔵元さんの社長のご自宅へお招き頂きました。奥様、ご子息(専務)の婚約者のお嬢さんの手料理に舌鼓を打ちながら、ご自慢のお酒を次から次へと頂きました。中には今まで口にしたことの無い味わいのお酒もありました。こちらの蔵では「力のあるフルボディタイプ」のお酒を目指して造っていらっしゃるとか。
酒の味を言葉で表現するのは難しいな~。旨口で端麗じゃ無い、ということかな?
「山田錦は捨てた。ウチに合った米でウチだけの酒を造るんだ」ときっぱりとおっしゃっていました。その品揃えの中に岡山の「雄町」をレギュラーとして採用して下さっています。
「ウチの造りには雄町が合うんだよ!」。家族を褒められたように嬉しい気持ちで、酒談議を交わしながら楽しい夜は更けていったらしいです(覚えてないのかよ!)。
「とても嬉しかったこと その2」
2月の中旬にわが家(片山)の夫婦で沖縄に行きました。
JALのマイレージがパーになるかもという噂でとりあえずでかけましたが、なんと沖縄最高気温13度という低温のうえ、台風並みの強風。
美味しい沖縄料理と泡盛の話は置いといて、早朝、強風の中いつものウォーキングに二人で海岸へ出かけました。気がつくと彼女がしゃがみこんで動かない。
「どうしたの?」
「コンタクトが、コンタクトが・・・!」
「え~~~!!」
帰宅後の数万円の出費と残りの旅程の彼女の不機嫌さを想像すると目が回りそうになりましたが、老眼をしっかり見開いて、回らないように目玉を押さえながら、這いつくばって探しましたよ。なんせ強風の砂浜、ある訳がない・・・。
ところが奇跡か神がかり!
なんと発見してしまったのです。よかった~~!
良いことは続くもんで、名護市の許田という道の駅で彼女が買った宝くじがなんと合計13300円当たってしまったのです。
夫婦そろって思わず万歳三唱したのでした。
「ちょっと嬉しかったこと」
上記の沖縄での出来事。
結構こだわり癖のある私は、アフターシェーブローションは20歳のころから約35年間、一貫してアメリカ製の「メンネン」のスキンローションを使い続けています。
ところが岡山ではどこにも売っていない。そこで輸入代理店からダイレクトに取り寄せたり、神戸出張のときに薬局で買いだめしたりしていましたが、遂に神戸でも売っている店が無くなってガッカリしていたのです。
ところが奇跡か神がかり(またか)!
沖縄は今帰仁(なきじん)町の小さな雑貨屋さん(共同売店というそうです)の片隅で埃をかぶっている「メンネン」を発見したのです。
「ヒエーなんで?米軍がいるから?なんで?」
とにかく嬉しい。もちろんお店の在庫を全部買い占めました。
アフターシェーブローションは沖縄に限る。
これで沖縄へ行く大義名分ができたな~。へへへ・・・。
3月17日の日経新聞によると、不景気で外で飲まず、「家で飲む」人が増えているとか。「家飲み派」にはソコソコの日本酒が選ばれるらしい。となるとわが社の出番。酒造米のことなら何なりとお問い合わせを!さりげなくコマーシャル。
今年は桜が早そうです。おいしい日本酒をじっくりとやりましょう、ご同輩!
(もちろんキリンビールもお忘れなく。2010年3月中旬 片山芳孝 記)