2011年5月18日水曜日

「気の持ちようで・・・」(2011年5月)

5月14日に弊社の合鴨米の契約農家である岡山県北は真庭市蒜山の三船農園へ。
途中の県中部の賀陽町周辺(この辺りも有機栽培が盛ん)ではほとんどの田んぼで田植え直後か真最中。県北ではとっくの昔に田植えが終わっている中で我が三船農園では5月20日から田植え開始。高温障害対策で昨年より2週間遅らせるそうです。苗床を見ると、なんと「水耕栽培」。昨年床土にカビがはえ減産となった経験から、作付予定の半分の苗を水耕栽培にしたそうです。田植えの後1か月もすれば頼もしい「合鴨部隊」の出番です。
 三船家の91歳のおばあちゃん。腰は曲がっているけれど畑仕事はほぼ全作業をおばあちゃんが切り盛りしている。私(片山)の名前は忘れていたけど全くボケていない。
たいしたもんじゃ!でも私が行った時はジョウロを片手に「ジョウロがないんじゃ」と探してたけどね。
 そして三船農園に新人が一人。頼もしい跡継ぎ(弱冠20歳)が数年にわたる県外での実地研修を経て今シーズンから頑張っています。彼と初めて会ったのは彼が小学1年生になったばかりの時。その頃は合鴨を狙う動物やカラスの見張りが彼の仕事。逞しく成長して笑顔で大きな声で挨拶してくれました。

   その後、午後からは三船農園から間近の津黒高原スキー場にあるロッジ「らくじゃ」で昼食。破竹のタケノコ。山菜と無農薬野菜のスープ。山菜のピザ。山菜とベーコンのスパゲティーには9種類もの山菜が入っていました。あ~ビールが欲しい!我が家の奥方は短時間に山盛りのワラビを摘んでご機嫌でした。
 カジカ蛙が鳴き、清流豊かな自然の中で素敵な友人と出会うことは格別の気持ちです。

   帰り道は映画「男はつらいよ」のロケ地にもなった勝山の街で、日本酒蔵元辻本店さんへ。ここは社長のお嬢さん(若い!)が杜氏をなさっています。あ~吟醸酒の試飲がしたい!最近お気に入りの「炭屋弥兵衛」という純米酒をゲット。採れたてのワラビのおしたしとぬる燗。結構でした。

   新聞やテレビでは連日大地震の被災地で日常を取り戻そうと苦労されている方達が紹介されています。宮城では塩をかぶった田んぼで田植えが始まったそうです。皆さん強い気持ちをお持ちで頭が下がります。
   そんな前向きな気持ちの方がいる一方で、米の業界はなんじゃ?
乱暴な値動きで、新潟こしひかりは秋から1万円も値上がりし、富山こしひかりも2万円を超えてしまいました。「自分だけ買わないと取り残されてしまう」。米屋の弱い気持ちがパニックを作り出してしまいました。梯子をはずされて怪我人がでなければいいけど(わが社含めて)。

   前述の「らくじゃ」のご主人の本職は福祉施設の心理療法士。彼とはいつも音楽の話で盛り上がります。治療には「音楽療法」を取り入れているそうで、「落ち込んでいる時は『さだまさし』はダメだよ。『小野リサ』のボサノバがいいんだよー!」と話してくれました。確かにボサノバは穏やかな気持ちになれますね。
 日本中が一日も早く穏やかな気持ちになれるよう祈っている今日この頃です。

(じゃ今夜は旬の空豆とラガーだな。 2011年5月中旬 片山芳孝 記)

「ちょっとお待ちよ 雄町の話。 2018年6月 その2」

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