2015年2月25日水曜日

「春が来た!」(2015年2月その2)」

2月21日に岡山では「西大寺観音院の会陽(えよう)=裸祭り」が開催されました。備前平野に春を告げる行事と言われているだけに、その後日中の気温が13~14度と穏やかな日が続いています。

 しかし来なくてもいいのに今年も海を越えて黄色い砂が飛んできています。PMなんとかもそう。誠に迷惑千万。迷惑といえば、年末から沢山の蕾が付いて開花を楽しみにしていた我家のロウ梅に、小型のカラスのような鳥がやってきて蕾を落としまた開花後には花まで食べてしまいました。残念無念!
   あと1カ月もすれば桜も咲きます。冬の季語ですが「春待つ」今日この頃です。
 話は変わりますが最近の「へえー!」のご紹介。
① 朝のウオーキングで時々お会いする呉服屋の旦那のお店を訪問した時のこと。店頭で採寸しているのを何気なく聞いていたら「ゆき(裄)○寸○分」寸?分?そういう単位が生きているんですね。そこで見せてもらった竹のものさし。あー昔我が家にもあった!鯨尺(くじらじゃく)というそうな。米の業界でも品質を表現する際に匁(もんめ)という単位が使われます。一匁=3.75グラム。米1升の重さを匁で表現し、重い方が良品。吹けば飛ぶような米は嵩(かさ)がはって軽いのです。「九尺二間を振り出しに」という歌もありましたっけ。

② 我家の奥さんの車が10万キロを超え足回りもガタガタになってしまい、今後10年は乗る約束で新車を奮発(涙)。最近の車にスペアタイヤが無いことは聞いたことがありましたが、なんと「灰皿」もない。その代りカーナビに英語、韓国語、中国語バージョンがついてました。聞き流すだけで英語が話せる!そうなればいいなあ。

 ちょいとお米の話も。
 現在各種酒米の産地では27年産米の数量をとりまとめつつあります。蔵元様にはご希望があればお知らせください。

 破滅的な価格であった特定米穀。その白米も歴史的な超安値で食品メーカーさんに買って頂いています。震災後メーカーさんには価格的にも量的にも大変ご迷惑をお掛けしましたので、ここでは一息も二息も付いて頂いていると勝手に思っております。これから若干の価格の修正は予測されますが、どうぞ国産米をご愛顧のほど!

   日経平均が15年ぶりに18600円を超えました(2月25日現在)。「春待つ」状態の日本の家庭にも春はそこまできているのかな?
 (各地の蔵開きが楽しみ。2015年2月下旬 片山芳孝 記)

栗とリンゴのまち 小布施へ行きました。2025年 6月

   政府(小泉農相)は随意契約による備蓄米の販売を進めています。 令和 4 年産米までは出すと即完売で、この 1 カ月弱で「こしひかり」などの銘柄米のスポット価格は 3 割以上値を下げました。しかし令和 3 年産米は臭い等の品質懸念もあってか売行きは芳しくないようです。  各マ...