七夕祭りの頃、加工用米業者の集まりである全国米穀工業協同組合(全米工)の会合で北海道へ。
上空からは麦畑の黄色、田圃の薄い緑、トウモロコシ?畑の濃い緑とまるでパッチワークのようでした。北海道の田圃は以外にも一枚の面積が大きくないのですね。
会合ではホクレンの方から道産米の説明を伺いました。
「北海道の米はまずい」という評価を変えるべく開発された「きらら397」の発売を開始したのは今から約20年前。
その後「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」「おぼろづき」「ゆめぴりか」と続々と良食味の米を開発。平成27年産では3種類が食味ランキングの特Aの評価を受けています。道の品種改良のご努力に頭が下がります。(ちなみに当地岡山ではいまだかつて特Aはありません。)
札幌や小樽で頂いた食堂のご飯はもちろん、コンビニ(地元のセイコーマート)のおにぎりの米も抜群に美味い。
この良食味の結果、道産米の道内消費率はなんと90%前後!遠方の岡山まで北海道米が回ってこない理由がわかったような…。
今年の生育状況は、田植え後低温が続き心配されているが、昨年同様7月後半から気温が上がれば問題なく回復するそうです。
「すすきの」では当然北海道の地酒を。国士無双、国稀、千歳鶴等々。全般に甘口が多いかなと感じました。魚介類を含めて「濃厚な」北海道料理には甘口が合うのかも。
北海道では「サッポロビール」をやったのは内緒です。
帰りの新千歳空港では選挙応援の安倍首相が来道されたタイミングで、いろいろと混乱していたのはご愛嬌。「爽やか」という表現がぴったりの北海道、上等でした。
帰り着いた当地岡山は一転してジメジメの梅雨真最中。
我家の小さな庭でもこの時期「ナメクジ」が出没し鉢の花を荒らします。
そこで我家のナメクジ退治の方法をご伝授。
ビールを皿や食品の空容器に入れて奴のいそうな場所に夜に置いておきます。翌朝、日によっては「ゲゲゲ!」と言うくらい奴らが集まっています。
我家の実験では発泡酒や第3ビールよりも本物のビールの方が効力があるみたいです。メーカー別の効力はどうだろうかな?我家にはキリンしかないからわかんない。
ガーデニングでナメクジに悩まされている方、ぜひお試しを。
我社では秋に備えて酒造米用各設備のメンテナンスを行っています。
何度かご案内した20%精米へも予約が入っています。各種酒造米へのお問合せをお待ちしております。
ナメクジは煮ても焼いても食えぬやつ(志ん生)
(梅雨明け間近 2016年7月中旬 片山芳孝 記)
2016年7月15日金曜日
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