2016年12月13日火曜日

今年もお世話になりました。2016年12月

2016年 お疲れさまでした。

オスプレイ墜落、プーチン大遅刻、隣国による南シナ海での乱暴狼藉、進展の無い北方領土問題(山口県での日露会談ではまた例の吟醸酒を飲んだのかな?)。

国内ではトランプ騒動による株価や円相場のミニバブル、さらに鳥取地震、東北地震。日本は大変だなあ!

12月14日は満月。先月のスーパームーンは残念ながら雨天で見る事が出来ませんでしたが、今月は雲一つ無い夜空に満月がこうこうと輝いていました。翌15日早朝(5時半ごろ)にも真暗な真西の中空に神々しい姿を見ることができました。

岡山市の中心部では朝6時に時を告げるお寺の鐘が聴こえる事があります。特にこの季節は北風に乗って大きく聞こえます。15日未明の満月の下で聴く鐘の音は幻想的でもあり、心洗われるように感じました。

12月14日と言えば、元禄15年(1703年)の赤穂浪士の討ち入り。実際には翌15日の未明の出来事ですが、先日のTV特番によるとその日も満月であったとか。その月の明かりも手伝って大願成就できたのでしょう。

米の世界では主食米は「高値張付き」。どこの米屋も年内の手当ては目処がつき在庫場所もなく、新規の取引はほとんどありません。と言って売り物が溢れている状況ではなく、需給と相場はやや軟化気味というところでしょうか。

一方の原材料用の特定米穀は全く売り物が無い。味噌・米菓・焼酎と言った食品メーカーの業界は「採算の取れる米が不足している」という事で、8団体連名で農水省に対して「政府備蓄米」の売却を要請していますが、「米が無いわけではないだろう」というつれない対応。備蓄米売却の実現は難しそうです。でも高い「こしひかり」でおせんべいを作るわけにはいかんのですがね…。

 弊社では11月に縦型精米機「バーディジェット」を導入しました。醸造用小型精米機NDB-15Aの前処理としても大活躍。今回の設備については、岡山市から多額の助成金を頂きました。大助かりです。ありがとうございました。

 ところで吉良さんは地元では名君として慕われていたそうです。にもかかわらずその墓は意外と小さいそう。後の人が、大きな墓石に取り換えようとしたら吉良さんの幽霊がこう言った。「それには及ばぬ!大石はこりごりじゃ!」チャンチャン!!

  2017年 平成29年は酉年。皆様にとって朝一番の時を告げる雄鶏のように威勢よく「福をトリ込める」、輝かしい1年になりますようお祈り申し上げます。

 “We were waltzing that night in old Kentucky.
       Beneath the beautiful harvest moon”
 (Kentucky Waltz by Bill Monroe)

 (2016年12月中旬 片山芳孝)

寄席跳ねて上野で鰻なんてどう? (江口小春)   2024年 4月

 初夏を思わせる高い気温が続く4月19日、千葉へ行きました。 かつて千葉県の日本酒の蔵元さんには 酒造用(かけ米) に岡山の「 アケボノ 」をたくさん使って頂いていました。  最近では地元千葉県産の米の使用割合が増えており「アケボノ」の出番がほとんど無くなりました。  しかし有難...