なんともう来週は10月。
米屋にとっての新年のスタートです。
政府・全農による歪な米政策により気の重いスタートになってしまいます。
豊作なのに米価の値上げ。
家畜が国産の新米を喰らい、人間様が輸入米を食べる
。
なんだかなぁ…。
9月の初めに四国へ行ってきました。
好天の快適ドライブは、瀬戸大橋を渡り愛媛県松山から高知。翌日は高松から岡山へ。
走行距離は600キロ余!
岡山の背の高い稲を見慣れているので愛媛、香川の短棹の稲が珍しく見えます。
松山では「伊丹十三記念館」へちょいと寄道。
「マルサの女」や「あげまん」等の映画の面白さを思い出しました。
高知の南東部では「2期作」の田圃を見学
極早生の「南国そだち」の7月下旬の刈取りの後に「たまひめ」というもち米がもう「ひざたけ」ほどに育っています。
温かい高知では11月後半ごろの稲刈りです。
「2期作」とか「2毛作」とか小学校で教わったなあ。
「2期作」の米が求められるほどの消費量があったとはどこの国の話?
そんなことを思いながら、高知城近くの「筒」という居酒屋へ。
地元の方で超満員。高知では街のいたるところに「たっすいがは、いかん」というラガービールの看板。
「弱々しいのはダメ!」と言う意味らしい。
もっともビールの味の事だけではなく「もっと元気にやろう!」という事でしょうか?
ガツンとくるラガービールが高知県民の気質に合っているのでしょうね。
元々ラガービール党の私(片山)はもちろんご機嫌。
「カツオのタタキ」と「どろめ」。
そしてラガーと仕上の土佐鶴の熱燗で高知の夜は更けていったとさ。
そうそう高知で見つけた車のナンバープレート。
高知43-51。やりゃあがったな!
それにしても、なんで解散?
なんで出来たばかりの新党に合流?
それでも選挙には行きましょう!
「淡々と過ぎたる午後の麦酒かな」(角川春樹)
(2017年9月末 片山芳孝 記)
2017年9月30日土曜日
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