天皇陛下の御退位と新天皇の御即位が間近となった2019年が明けました。
この拙文をお読みいただきありがとうございます。奇特な皆様には健やかなお正月をお迎えの事と存じます。
私(片山)は毎年恒例の3社参りの初詣の後、3日間寝正月を過ごさせて頂きました。
農水省の資料によると、30年産米は作況指数98で主食米の生産数量は733万トン。需要量は735万トンとなっています。
31年産(今後どういう呼称になるのか、2019年産?ピンと来ないな!)の生産量は718-726万トン、需要は726万トンの見込み。
需要は「消費量の減少」(米価値上がりによるとはっきり書いてある)と、「人口の減少」により前年を下回ります。
30年産では飼料米の生産量が前年を8万トン下回り、備蓄米の買入も8万トンの枠を残しました。
今冬は全国的に降雪が少なく、またエルニーニョ(日本が冷夏)の発生も言われています。
31年産米は5年連続の値上がりなのか、はたまた供給過剰による価格訂正の場面はあるのか。いやはやなんとも…。
今年になって「感謝の気持ちを伝えることができて良かった」とレスリングの吉田沙保里さん。
そして涙の記者会見で「一片の悔いもない」と言い切った横綱 稀勢の里関が相次いで引退しました。
またいったん引退しながら昨秋復帰し、全日本選手権2位となったスケートの高橋大輔さん。その後「自分はスケートが好きなんだ」という言葉を残し後進に道を譲るということで世界選手権代表を辞退しました。
横綱は気持ちの整理に時間がかかるのでしょうが、私は3人ともとてもさわやかな「ハッピーリタイアメント」と感じました。
必ずや三人とも素晴らしい指導者になって戻ってくれると期待しています。
なかなかリタイアせず老害を振りまいている政治の世界の事は置いといて…。
2019年。
弊社はすべての事業を破壊し(見直し)、事業を再生し、生産者、お客様のお役に立ちたいという意味で「破壊と再生」をスローガンに頑張って参ります。
引続き皆様のご愛顧をお願いいたします。
2019年が素晴らしい一年となりますよう祈念申し上げます。
「日本がここに集まる初詣」(山口誓子)
(「ハッピイリタイアメント」は浅田次郎さんの小説です。
2019年 正月 片山芳孝 記)