天皇陛下には在位30年おめでとうございます。心より御祝と御礼を申し上げます。
当地岡山では雪の少ない暖かい冬でした。平年なら今頃の海水温が一ケタになる瀬戸内海では今はほぼ二ケタだそうです。こうなると今秋の米の作柄が心配になります。
政府は2019年産の備蓄米の買入枠を209140トンとしました。
これまでに2回の入札が実施され、すでに97000トンが落札されています(2018年産は最終的に123000トン)。
買い入れ額は60キロあたり13800円前後と前年より6%も値上がり!この価格、業界にとって予想以上。この秋も業務用の安価な米はますます買いづらくなりそうです。
そして今、米穀業界のもう一つの心配事が、消費税増税に伴い「農家からの米の買入に民間業者が農協にくらべ価格的に不利になる制度」が閣議決定された事であります(農協特例と表現され、2023年10月から)。⇒詳細は電話等でお問い合わせいただければご説明します。
備蓄米価格を高値誘導するばかりか、身内への我田引水的な集荷団体の誠に身勝手な動きに(国も関与していますが)これから反対の声が上がってくるのではないでしょうか。
話は変わりますが、昨日2月24日に沖縄で「米軍普天間基地の辺野古移設を巡る県民投票」が実施され反対意見が過半数、投票資格者総数の25%を超える結果となりました。 それぞれの立場で様々な考えがあるのでしょうが、政府には民意を無視することの無いように希望します。
この拙文で繰返し書かせてもらっていますが、私(片山)はほぼ毎朝未明に岡山市内の西川緑道公園をウオーキングしています。
ある人から「毎日同じ場所で飽きない?」と言われましたが、毎日毎日表情が変わっています。
花や鳥の声もそうですが、日の出の遅いこの時期の明け方の楽しみの一つは夜空にあります。
1月末頃からの南東の空。
1月31日は月と木星が大接近。翌2月1日には月と金星。2月2日には左から順に土星と月が接近し、少し離れて金星、木星、そしてさそり座のアンタレスまでが揃い踏み。また残念ながら20日は雨天で見る事の出来なかったかスーパームーンを21日には見ることができました。
高層マンションの建設が続き狭くなった岡山の空ですが毎朝楽しむことができます。“ASTROARTS”のサイトで毎夜の星空が紹介されています。www.astroarts.co.jp
その西川緑道公園では今、白梅、紅梅が真盛り。現在は「花」と言えば桜ですが、万葉集の頃の「花」とは梅の事だったそうです。
沈丁花も花をつけ始めました。西川緑道公園の鶯の初音もそろそろでしょうか。
春はそこまでやって来ていますよ!
「街の雨 鶯餅が もう出たか (富安風生)」
(10年前まで骨髄バンクに登録していました。2019年2月下旬 片山芳孝 記)