朝日新聞日曜版(1月15日付)の「日本酒は好きですか?」というアンケートの集計結果。
回答者2308人のうち「YES」と答えた人が63%。
日本酒大好き人間の私(片山)としては意外に多いと感じました。
「味が好き」「香りが好き」などの好きな理由のうち、「好きな料理に合うから」という回答がありました。
これ、これ!
私も取得している「きき酒師」の資格認定試験に「日本酒ソムリエとして、例えば刺身には、肉料理には、天ぷらには、焼き鳥には……どのような日本酒をお勧めするか?」という設問がありました。
もちろんワインや焼酎にも料理に合わせられる酒質がありますが、辛口、甘口、淡麗、旨口、米、水、杜氏の造り、また冷酒、燗酒等々、正に日本酒は万能選手です。
さらに酒器を選ぶ楽しみも日本酒が一番ではないでしょうか。などと酒飲みの勝手な都合はこのくらいに。
ロシアと隣国のウクライナがきな臭い状況になっています。
勝手気ままな大国の理屈で人々の生活が壊されようとしています。
ロシアはヨーロッパへの天然ガスのパイプラインの存在を人質に取っているように感じます。
5年ほど前に訪れたアメリカTEXASの郊外に広がる油井(ゆせい)で見た採掘装置のポンプジャックは、昔はやったドリンキングバード(おもちゃの水飲み鳥)のようにゆっくりと動いていました。
しかしエネルギーは強力な武器になるのですね。大きな戦に発展しないように祈ります。
北京で開かれていた冬季オリンピックは悲喜こもごもでありましたが、若い日本選手の活躍には感動し、勇気をもらいました。またまた晩酌の量が増えてしまった!
飛翔力、スピード、忍耐力、頭脳…やはりスポーツは素晴らしい!
馴染みの居酒屋の親方は20年前にスノーボードのハーフパイプの選手だったそうです。その当時、ハーフパイプの壁の高さは3メートル50センチ程であったのが、今は5メートルをこえていると驚いていました。(平野選手の飛翔力には驚くばかり!)
2026年のイタリア、そして札幌が招致を計画している2030年の大会が今から楽しみです。高梨沙羅さん、高木那奈さん 負けるな!
最後に少しだけ米の話題を。
令和4年産の酒造米の申込みが始まりました。
毎年多くの蔵元から注文をいただいている当地岡山の「雄町」の作付けは前年より10%増とほぼコロナ前の水準に戻りそう。
また一部の蔵元から品質の評価が高い岡山の「山田錦」は微増。
一方で本場兵庫県の「山田錦」は産地の業者によると、令和3年産の持越しが出ていることと、蔵元の仕込み量の減少傾向が止まらず更に減産となりそうとの事です。
主食用米が値下がりしている状況で酒造米への転作がなされ生産がやみくもに増え、荷余りとならないように!
今朝(2月21日)の地元紙山陽新聞には倉敷市真備地区で筍(たけのこ)の出荷が始まったとありました。
気の早い私の友人からは「花見はいつ?」とメールが入りました。
一日も早いコロナ禍の終息と穏やかな春の到来を願うばかりです。
「テキサスは石油を掘って長閑(のどか)なり (岸本尚毅)」
(プチ自慢が入ってしまった! 2022年 2月下旬 片山芳孝 記)