元旦の夕方 16時10分ごろ。家族団らんの時を過ごしていたであろうその時、能登半島を最大震度7、マグニチュード7.6の大きな地震が襲いました。
3ー4年前の天気の良い日に半島一周のドライブをしたことを覚えています。
家屋の倒壊、大規模な火災が発生し海沿いの各地で津波が観測され、230人を超える尊い命が失われました。心よりお悔やみ申し上げます。
その日の夕方、私(片山)の友人が各所に呼びかけ支援物資を被災地に送ると言う。
それに対して、なんと大型トラック2台分(約24トン)もの支援物資が集まりました。 「まだ被害の実態が不明な時にどうかな?」とも思いましたが、飲料水やトイレットペーパー、生理用品等を託しました。少しでもお役に立てれば良いのですが…。これからも何らかの形で応援を続けさせていただこうと思っています。
翌1月2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機との衝突事故。海保機は地震関連物資の輸送の途中だったそう。海保機には5人の犠牲者が出ました。お悔やみ申し上げます。
一方JAL機の乗客、乗員379名には一人の死者も出なかったことは正に奇跡、素晴らしい!乗員の方達の冷静な行動に敬意を表します。
米の世界にも大きな嵐が吹き荒れています。
出来秋からの米価の高騰は農家のコストアップ対策でJAが農家に支払う米価を引き上げたことがきっかけです。
前年と同数の639万トンが収穫されたと発表されたにもかかわらず、数年にわたる米余りの状況がコロナ禍の沈静化を受けた需要の回復に伴い、需給のバランスがとれ、米が買えない状況になるのではという思いから、買いが買いを呼んでいる現状だと思います。
年明けも続騰し今や15000円/60キロ以下の米は無くなってしまいました。岡山県産の「アケボノ」は令和4年産比3000円ほどの値上がりです。
今後中長期のスパンで考えれば、生産者の減少等により米の生産量の減少が続くという意見もあります。途中の上げ下げはあっても米価は上昇トレンドということになるのでしょうか?
こういう状況なので情報収集の為か、昨日(1月24日)に開催された加工用米の組合「全米工」の大阪での会合には通常の倍以上の30数名が参加しました。
しかし「米がない、困った!」の大合唱で有益な情報は得られなかったかな?
今冬一番の寒波の影響で「どうせ新幹線は遅れているだろう」という勝手な理屈で、JR大阪駅近くの「新梅田食堂街」にある関東煮(かんとだき=おでん)の老舗「たこ梅」へ寄り道。道頓堀に本店があり、なんと180年の歴史のあるお店です。
日本酒は錫(すず)のタンポで温められ、錫のコップで頂きます。
開店直後に一番乗りで入店。その後アッという間に20席ほどのカウンターは満席に。
名物の「たこの甘露煮」「ねぎま」…。大将やおばちゃんとの会話もお楽しみ。
我慢して熱燗は2合でストップ。ほろ酔いで岡山駅までは帰りましたとさ!
「スピード感と確実性を大切に!」
2024年の弊社のスローガンです。
新鮮な情報をいち早くお届けし、確実に良い商品をお届けします。
本年もよろしくお引き立てください。
令和6年、2024年の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
「おでんやの繁盛に言うぼちぼちや 」 (石田きよし)
(風邪は引くな押せ! 2024年 1月下旬 片山芳孝 記)