今回の文章に関して 当サイトの「旨味談義」もご参照ください。
2月2日の衆議院予算委員会で、わが国の食糧自給率の低さが改めて議論され、小泉首相は「自給率の向上を最重要課題として、政府を挙げて取り組む」と名言しましたが、具体策となると???です。
そればかりか、2月18日に農水省は、カロリーベースの自給率の目標を、それまでの「2010年に45%」と5年間も先送りすると発表しました。今のわが国のカロリーベースの自給率は40%しかありません。
カロリーベースの自給率が50%を割り込んでいるのは先進12ヶ国では日本だけです。
覚えていますか?
1973~74年頃(昭和48-49年)、石油ショックでトイレットペーパーが店頭から消えたと、ほぼ同時期に、豆腐の値段が一挙に倍になりました。
これはアメリカの穀物が大不作になり、日本への輸出契約があったにもかかわらず、当時のニクソン大統領が、大豆の輸出を禁止したためです。
(今のブッシュは狂牛病で肉の輸出ができないので、肉損大統領??)(笑)
また、1980年頃、ソ連がアフガニスタンへ侵攻したことへの制裁措置として、アメリカを始め多くの国が、もちろん日本も、モスクワオリンピックへの参加を中止しました。
同時に、後のノーベル平和賞受賞者、当時のカーター大統領はソ連への穀物輸出を禁止しました。
この2例でわかるように食糧は強力な武器になりえるのです。
日本の穀物自給率は 飢餓国ナミビアなみ。
さらに、穀物だけに限ればわが国の自給率は、何と27%。これは世界173ヶ国中で124番目! ちなみに125番目は飢餓で有名?になったナミビア国。
日本は年間約3000万トンもの穀物を世界中から輸入しています。
自給率 40%が何を意味するか。
極論すれば 何か事が起こって食糧の輸入が止まったときには、「日本の国民の40%しか生き残れない」ということです。
「食糧自給率」の問題はもっともっと国を挙げて議論されるべきだと、常々思っています。
~今回はちょっとマジでした~
(岡山市内の西川緑道公園でうぐいすの声が聞こえ、梅がほころび始めた ひな祭りの頃 片山芳孝 記)
(ライスビジネス 2月7日号を参考にさせていただきました。)