なんとなくか弱いイメージのハグロとんぼは7月ごろから早朝にヒラヒラと飛んでいます。また猛暑が続く中で数日だけ涼しくなったお盆明けには、岡山市の市街地で赤とんぼ(アキアカネかな?)を見かけました。
キリンビール岡山工場近くの岡山市瀬戸町は「太秋柿」の産地です。その果樹園でまだまだ青い柿の実を発見しました。
今朝(8月27日)の早朝ウオーキングでは、今年初めて虫の声を聴きました。
岡山県南の週間天気予報によると8月末から9月初めにかけてこの酷暑も一段落しそうです。
30年産米の状況は南九州や四国、東海地方や関東の早場米地区では、モミの皮が厚くなり例年より小粒な米が多いとか、また米が白くなるなどの高温障害が報告されています。
今秋は等級の低下による安価な米の流通量の増加も有りえるのかな?
原料米の世界でも安価な外国産米の使用が増え、国産特定米穀の荷余りが現実となっています。
これらの状況により29年産は異常な高値であった特定米穀も、30年産では落着いた価格推移になりそうです。
食品メーカーさんには比較的安価な国産白米をお届けすることが出来そうです。
反面、我々原材料米の業者は29年産米の在庫の事を考えると複雑な思いであります。
複雑と言えば、主食米の消費減少が年間ベースで14万トンとも言われている中で、価格の修正どころか更なる値上げを考えているところもある某集荷団体の動きはいかがなものかと…。
7月の豪雨で被災した岡山市北区平島地区では、いつの間にか更地になったところや、再開できていない店舗も目立ちます。同地区の農業倉庫も浸水で数百トンの米が流通不可となりました。
豪雨の影響か暑さの影響か、県南の田圃は例年より少し背が低いように思います。
自然の優しさと恐ろしさを感じるこの頃です。
岡山の観光地へは少しずつ来客数が戻っているそうです。これから地物の出るブドウ類も例年並みの出荷量と例年以上の美味しさが予想されているようです。
岡山頑張っとるよ。岡山への応援をお願いいたします。
是非岡山へお越しください!
「肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉 (夏目漱石)」
(2018年 8月下旬 片山芳孝 記)