2021年2月17日水曜日

こんな酒や、あんな酒、あり〼! 2021年2月

 

 2月13日夜半に東北から東日本一帯を襲った地震は震度6強の地区もありました。
10年前の恐怖を思い出し、さぞや驚かれたのではないでしょうか。
 前回の教訓もあってか被害が限定的であったと報道されています。福島の蔵元さんに伺っても倒伏防止策を講じてあったので破瓶はほとんどなかったとのことでした。
 被災された方々にはお見舞い申し上げます。
 
 1月26日に実施された「第1回令和3年産政府備蓄米の入札」では、買入枠207000トンのほぼ99%が落札されました。落札価格は前年より2000円/60キロも下げた11800円もあったとか。
 JAグループが落札の主体であったと推測されており、今後の余剰感がはっきりと認識された形です。

 また世界的にワクチンの開発、接種開始によるコロナ収束への期待感、および金融緩和が継続されることなどを受けてか株価は上昇。15日の日経平均株価は30年半ぶりに3万円台を回復。
 この水準が妥当なのかはたまたバブルとみるべきなのか。
 テレビ東京の番組「モーニングサテライト(モーサテ)」を驚きをもって見ている毎朝であります。
 
 酒が売れなくて本当にご苦労なさっている蔵元さんは、売れただけ造るということで1回の仕込みのロットが小さくなっており、当社への白米の注文も少量多品種となっています。   
 また「何か売れる酒」を模索されており「雑味の原因となるアミノ酸の量を減らし、端麗な酒」を造るために低グルテリン米の「春陽」を、また赤い色の酒を造るための「古代米の黒米」での仕込みを開始された蔵元があります。
 「片山さんなら何か探してくれるだろう」というお世辞に喜んでいる今日この頃であります。

 岡山県南のわが家の小さな庭でも椿が咲き、その甘いを求めて愛らしい「メジロ」がやってきます。梅の話題も聞こえ始め、モクレンの蕾も膨らんでいます。バレンタインデーの14日には18度まで気温が上がりました。

 日本海側や北日本では低温でまた雪が多く、もうしばらくは厳しい季節が続きそうではありますが、少しずつ少しずつ前進しながらいろいろな意味で春の到来を待ちましょうね。

 

「見えかくれ居て花こぼす目白かな (富安風生)」

 

(目白押しなら“密”だけど… 2021年2月中旬 片山芳孝 記)

雨 多い! 2024年 3月

   本日3月27日、岡山県南は久々の晴天です。  ここ1週間は連日雨模様で毎朝の岡山市内の西川緑道公園でのウオーキングもずっとお休み。その間上京した3月22日だけは晴天の皇居一周ウオーキング。  皇居周辺では寒緋桜と山桜はほぼ満開、ソメイヨシノはまだまだこれからの様子でした。 ...