岡山は平年より16日遅く6月22日に梅雨入りしました。
蒸し暑い日が続きます。
6月5日頃から始まった岡山県南の田植えはほぼ終了。県北では暑さ対策で田植えを遅らせた田圃もあるようです。
総務省統計局が毎月作成している「消費者物価指数」(2020年を100として物価の動きを指数で示す)を見ると、物価の優等生とおだてられている鶏卵は2023年7月は 141ポイント。今年4月は127ポイントです。
米類(うるち米)は今年4月はなんと102.2ポイント!ほとんど上がっていない。因みに麺類は121.9ポイント、パンは121ポイントです。
米屋が儲からんはずです!
YAHOO NEWSで見かける「ねとらぼ」のアンケート。
「最高に旨いと思う福島県の日本酒」第一位は会津の曙酒造の「天明」。
若いオーナー杜氏が地震の惨禍を乗り越え頑張っていらっしゃいます。最近では女性スタッフも加わりました。
ここには岡山の赤磐(あかいわ)地区の「雄町」を永年使って頂いています。
令和5年産米では会津産山田錦の精米歩合30%の純米大吟醸を醸しました。
県外の蔵元巡りも続けています。
創業1702年、岐阜県瑞浪のN醸造さん。
例のリニアモーターカーの工事の影響で高台の水が涸れ酒米づくりができないとか。幸い仕込み水はほとんど影響がなく、原料の酒米を工夫しながら造りを続けています。
静岡のSH酒造さん。
ここはオール純米酒。若いオーナー杜氏が醸した山田錦の純米大吟醸酒が酒コンペティション2024で入賞しました。
浜松のH酒造さん。
ここには女性杜氏もいらっしゃいます。イケメン杜氏さんお奨めの地元の「誉富士」を原料とした「出世城 特別純米酒」が絶品!浜松名物のウナギ料理にピッタリ!
宿泊した名古屋では焼き鳥の名店「ぼう家」でN醸造の岡山雄町の「小左衛門 純米吟醸」をぬる燗で頂きました。調子に乗って3合飲んだら当然早寝でありました。
米屋はもちろん黒子ですが素敵な酒造りのお手伝いができることは嬉しいことです。
ところで浜松のH酒造の「誉富士 特別純米酒」を帰りの新幹線で頂きましたが、お土産のつもりのウナギ弁当が空っぽになったとさ!
あと数週間もすると南九州の新米がでます。今年の作柄は?価格は?気になるところです。
「六月や洗ひざらしに糊きかせ (桂 信子)」
(ツバメが帰ってきてくれました! 2024年6月下旬 片山芳孝 記)