広島県東広島市西条は日本三大銘醸地と称されています。
JR山陽本線西条駅周辺に7つの酒蔵が現存しており、というか酒蔵が集中する地区に駅を建設したとも言われております。
駅の南側一帯の「西条酒蔵通り」。赤い煙突が立ち並び白壁の酒蔵が続きます。
そもそもなぜこの狭い地域に江戸時代以降 酒蔵が集中したのか?
この地域に、酒造りに合う「鉄分が少なくミネラルのバランスの良い水」が出たからとされています。
2日間で数種類の「西条酒」を頂きましたが全体的に「甘口だけど奇麗」な酒質(私(片山)の個人的な感想です)でいろいろな料理に合いそうに思います。
私も早朝ウオーキングした「西条酒蔵通り」。
ここで毎年10月に開催される「酒まつり」では2日間に20万人もの酒飲み達があふれ「西条酒」を嗜し飲み(たしのみ)ます。毎年救急車の出番もあるとかないとか!
広島県では呉市にも数軒の酒蔵があり、こちらのお酒は「やや辛口でキレのある」酒質かな。
私は「良い鯛の刺身」が手に入れば呉の酒を買いに走ります(これホント!)。
先日は富山県のS酒造の山崎杜氏が来社されました。世界遺産「五箇山」にある蔵元で岡山の雄町を使って頂いています。
土地柄か「山の幸」に合うような骨太のうま味のあるお酒だそう(杜氏さんにヒヤリング)。
後日ネットで「三笑楽 雄町 山廃純米生原酒(雄町70%精米)」を注文しました。
どのようなお酒か、到着が楽しみです。
昨日7月28日は私の自宅近くの小さなお稲荷さんの夏祭りでした。
境内の木陰でのヨーヨー釣りや手焼き煎餅の屋台で、お参りの皆さんも少しは涼を感じてくれたかな?
とは言え、私は準備から片づけまで暑さの中にいました。
帰宅後も体に熱がこもっており、さすがに燗酒は無理!
長野県のⅠ屋さんの「RYUSUISEN 岡山赤磐雄町 純米大吟醸 山廃」をよく冷やして頂きました。
雄町らしい「コクのある旨し酒」で飲んだ時のシュワシュワ感と少しの苦みが爽やか。
どちらかと言えば濃い目の料理に合いそう!
そうそう新幹線の東広島駅と山陽本線西条駅とはバスで20分程離れていますから、ご注意!
久々に帰ってきてくれたツバメが無事に巣立ち、ちょっと嬉しい今日この頃です。
「豆腐一丁あれば御の字冷やし酒(高澤良一)」
(パリ五輪 ガンバレNIPPON! 2024年7月下旬 片山芳孝 記)