2014年4月22日火曜日

「春爛漫」(2014年4月)

韓国珍島での貨客船の大参事。一人でも多くの尊い人命が救われますように…!
 明日(4月23日)アメリカのオバマ大統領が国賓として来日されます。宮中晩餐会や諸行事が目白押しの事でしょう。残念なのは、広島・長崎そして沖縄を訪問されないこと。銀座で寿司をつまむ時間があれば対応してくれればいいのにな…。
 先ほど日本とオーストラリアとのEPA(経済連携協定)が合意したとのこと。米の関税撤廃は求めず、15~18年後迄に牛肉の関税を50~60%引き下げる。日本車への関税は速やかに撤廃する、という内容だそうです。
 この事はアメリカとのTPP交渉にどういう影響があるのでしょうか?一部報道ではアメリカ産の米に特別輸入枠を設けることでお互いが譲歩する案もあるのだとか。そのアメリカのカリフォルニアは500年に一度の大干ばつに見舞われているそうで、今年の米の作付が危ういとのこと。カリフォルニアの友人にお見舞いの手紙でも書こうか。
 日曜日(20日)の岡山ローカルラジオ番組に、弊社の酒米の契約栽培農家である国定さんが出演。国定農園は今年100町作付。TPP対策として、行方のはっきりしない主食米でなく、確実に売れるもの=「酒造好適米」(雄町、山田錦)の作付を80%にするそうです。その他にも黒豆コーヒーやハト麦茶などの最終商品を生産しており、正に6次産業化を実践しています。私(片山)より3‐4歳年下ですが、盃を交わしながらいろいろな話を聞かせてもらうのが楽しみな友人の一人です。

   国産米の世界はエライことになっています。25年産主食米(未検査)はついに一万円を割り込み、ふるい下米は出来秋の半値!さらに24年産と比べると「半値、八掛け、二割引き」の惨憺たる状況です。数か月前に24年産・25年産の主食米の値下がりで米卸に怪我がなければ良いのにと書きましたが、それが他人事では無くなってしまいました!
 こんな時だからこそ、お客様の求める、場合によってはそれ以上の品質の原料米をお届けしようと現場は良く頑張ってくれました。「25年産の片山さんの雄町、山田錦などの酒米は最高だったよ!」と数軒の蔵元さんが声をかけて下さいました。有難い事です。

 今週末は2年ぶりに県北蒜山の合鴨米の契約農家、三船農園を訪ねる予定。弊社でも本気で取組もうとしている6次産業化の先駆けのような人です。車ですので一杯やりながらと言うわけにはいきませんが、いろいろヒントをもらう事が出来ればいいな!
 岡山県南ではつつじや山吹やハナミズキの美しい季節。我社の軒先には3年連続で燕が帰ってきてくれました。県北ではまだ桜が楽しめるそう。我家のカミさんは今から山菜摘みに張り切っています。でも三船のおばあちゃん、きっと私の顔を忘れとるだろうなぁ…。
 (吟醸酒のひと肌燗もいけますよ! 2014年4月下旬 片山芳孝 記)

2014年3月16日日曜日

「三年目」(2014年3月)

3月14日未明(2時6分ごろ)当地で震度4の地震がありました。前夜お取引先の担当者の送別会で痛飲し爆睡しておりましたが飛び起きました。おかげさまで自宅では棚から小物が落ちてきた程度で、また会社でも全く被害はなく一安心です。多くの方から早々にお見舞いの電話を頂きありがとうございました。

   私の手元に3年前の3月11日付の茨城県水戸駅前のコンビニの宅配便の送り状があります。東日本大震災の当日午前中に荷物を送った際の物です。その日は朝一番に水戸で仕事を済ませ、昼前に水戸を電車で出発。14時ごろには羽田空港におり、そこで大震災に遭遇しました。
 亡くなった方、行方不明の方は18000人を超え、そして今でも26万人以上の方が避難生活を余儀なくされています。物理的にも精神的にも復興にはまだまだ時間がかかりそうです。さらに原発事故による東日本の産物への風評は今でも確かにあります。そんな環境の下で原発再開が議論されています。最近、原発再開反対の方と賛成の方の講演を聞きました(いずれもいわゆる有識者)。どちらも一理あるのですが…。どうなのでしょうか?

   3月に入っても寒い日が続き、日課の早朝ウオーキングの西川緑道公園ではモクレンの蕾がようやくふくらんできましたが、ウグイスの声はまだ聞こえません。
 米の世界でも需要の停滞、在庫過剰により春の兆しは全くありません。
当社のお客様である食品メーカーさんでは各社の使用原料の色分けが変わってきました。
① 加工用米及び政府備蓄米
② 外国産米
③ 国産特定米穀
当社では西日本の生産者・JAとの結びつきをより強化し、また昨年には精米仕上げ設備を更新し(LED色彩選別機160チャンネル)、いかようにも対応できるような体制を整えております。またこの2年間供給不足であった酒造好適米も岡山・兵庫・広島・鳥取・福井・新潟など各産地の物に26年産でも取り組んで参ります。加工用米(鳥取の日本晴)も増量見込みです。何なりとご相談いただければ幸いです。

   「三年目」と言う落語があります。
 愛する女房が亡くなる間際に、「すぐに幽霊になって会いに来る」と約束したのに現れない。やっと出てきたのが亡くなってから三年目の夜。
 「お前はすぐに現れると言ってたのに遅かったじゃないか。」
 「だって私をお棺に入れる時に髪を落としたでしょう。坊主頭じゃお前さんに嫌われると思って髪が伸びるまで三年間我慢してたのよ。」
仲睦まじい夫婦と可愛い女房の物語。好きな噺です。我家には六代目三遊亭円生師匠と志ん朝師匠の録音があります。
 そんなわけで(どういうわけじゃ?)花粉症の方もそうでない方も天候の変化が目まぐるしい頃、くれぐれもご自愛ください!
(目薬が手放せない! 2014年3月中旬 片山芳孝 記)

2014年2月15日土曜日

「パーっとやりましょ、パーっと!」(2014年2月)

昨日2月14日当地岡山県南は、2月8日(20年振りに10センチ)に続き着雪。バレンタイデ―なのに一足早いホワイトデーとなりました。

 世界的な気象異変で農業生産や物流に影響が出ています。同じ場所に居座る「ブロッキング高気圧」が偏西風の蛇行を大きくしているから(2月15日付日経の記事より)だそうです。日本でも相次いで大雪に見舞われています。日本の秋はどうなるの?

   米業界は大雪警報発令中!寄ると触ると「米が売れない、在庫が減らない、価格が下がった」等々寒い話ばかり。業界紙やらブローカーのFAXコメントも貧相で、暗い暗い!

   でも世の中そんなものじゃない、明るい話がいっぱいですぞ!
 (良く意味がわからんが)新型万能細胞であるSTAP細胞の発見?発明? このところ調整場面にあるものの日本の株価は一時16000円越え。日本を代表する優良企業の業績も好調。トヨタに至っては4~12月の利益がなんと1兆3千億円…素晴らしい!

   そしてなんと言っても明るい話題は開催中のソチオリンピック。日本人大活躍だぁ! 男子スノーボードハーフパイプで、15歳の平野選手と18歳の平岡選手で日の丸2本!
ノルディック複合ノーマルヒルで渡部選手が銀メダル。そして男子フィギュアでは19歳の羽生選手が堂々の金メダル!その他女子モーグル、女子ジャンプ(笑って、沙羅ちゃん!)、女子スピードスケートなどでも入賞者が続出。頑張れNIPPON!俺がついてるぞ(なんのこっちゃ?)。
 だけどその爽やかな祭典に水を差しているのが不可思議な判定。モーグルの上村愛子さん。タイムはダントツ、エアーもターンもメダリストと遜色ない。なのに4位。おっかしいな~。試合後の愛子さんの清々しさがいかえってじらしい。
 女子アイスホッケーの対ロシア戦。ビデオで見れば日本のシュートは完全にゴールしている。なのにノーゴール!
 開催地が「ソチ」だけに、「疑惑の審判たちよ、ソチも悪よのォ」。

   米業界の皆さん、暗い顔をせず、頭を切り替えて「パーっとやりましょ、パーっと!」
(東宝映画社長シリーズの三木のり平課長を思い出すなぁ。)

『一気にはやって来ない春を表現する四字熟語がある。「春風踏脚(しゅんぷうとうきゃく)」。「晴れたかと思えば雨になるといった日々を繰り返し、まことに春風は足踏みしながらやってくる」(興膳宏著「漢語日暦」)。待ちわびる春まで。もう一息か。』(2月15日付山陽新聞コラムを無断転載)。

   そういえば今夜(2月15日)は、備前平野に春を告げる「西大寺観音院の会陽(えよう)」が開催されます。春の来ない冬はない。もうちょっとですよ!

(雪国の皆さん、たった10センチで大騒ぎしてごめんなさい。                        2014年2月中旬 片山芳孝 記)

2014年1月17日金曜日

「遅ればせながら新年明けましておめでとうございます」(2014年1月)

今日1月17日、阪神淡路大震災の発生から19年を迎えました。震災当日、私(片山)は岡山の自宅の寝室で7歳の次男と一緒で、強い揺れ(確か震度5強)で飛び起きました。
神戸に約8年住んでいた身としてその時の惨劇を忘れることができません。改めてお亡くなりになった6434名の方のご冥福をお祈りします。
 今朝、通勤途中に聞いていた関西系のラジオでは各局とも震災関連のニュースを大きく取り上げていましたが、TVではNHKが少し触れただけで東京キー局の民放ではほとんど報道されなかったみたいです。

   先日名古屋で仕事を終え、知る人ぞ知る名古屋伏見で創業100年を誇る居酒屋「大甚」へ参りました。17時を少し回ったころ入店。おそらくキャパ50人ほどの店内は9割の入り。隅っこにようやく席を確保。もちろん合席です。お酒は広島西条の銘酒「賀茂鶴」の樽酒。肴はごくごくありきたりの季節の物が大皿にズラリ。でもすべて魅力的!
 隣のお客さんのお酒が来ないので「まあまあ繋ぎで一献どうです!」。これがきっかけで差しつ差されつしながらお話ししました。60代後半のご夫妻とご主人の妹さんの3人組。
岩手県釜石のご出身で今は在名古屋。話題が東日本大震災の事になりそうな雰囲気。「震災の話をしてもいいですか?」とお尋ねすると「私たち被災者は震災の真実を伝えるために、そして風化させないためにも話し続ける義務があるのだと思っています。」とのことでぽつぽつと悲しい話をして下さいました。
 ・ご親族で未だに行方不明の方がいること。
 ・地区指定の避難場所が6メートルの高さしかなく、お年寄りはそこへ誘導された事等々。
 私は地震の瞬間は羽田空港にいたのでその激しさを少しは分かるつもりで聞いていました。その間に盃が行ったり来たりで2合徳利が10本近く並んでいました。やっぱり日本酒はいいなあとつくづく思いました。再度、合掌。

   アルコール飲料の話題を3つ。
 《日本酒の出荷量》
 吟醸酒前年比プラス10%、純米酒プラス4%。普通酒はマイナス7.5%。全体ではマイナス4%。特に紙パックの低価格酒の落込みが激しいそうです。美味い純米酒や、吟醸酒を飲んで日本酒ファンが増えると良いですね。2年続きの酒造好適米の品不足、高値張付きがこのブームに水を差さなければいいのになあ!
 《ビールの出荷量》
2013年の出荷量は前年比マイナス1%。9年連続で過去最低。我がキリン社は第3のビールがヒットするもシェア34.8%で残念2位。今やサッポロ黒ラベルやサントリープレモルにも追抜かれて風前の灯のラガービールを頑張って売って醸造米をドンドンつかってほしいなあ!
 そして驚いたのがサントリーHDによる、アメリカ蒸留酒首位のビーム社の160億ドル(1兆6500万円)もの買収劇。単純計算ではあるが世界第3位の蒸留酒メーカーとなる。それどころか飲料事業と合算すると日本の飲料業界のトップになる可能性があるそうです。4年前のキリン社との統合破談が良かったのか悪かったのかわかりませんが、まさに浪速の商人ここにあり!「やってみなはれ」の精神なんですね。

   そんな雲の上の話は置いといて、弊社では今も酒米精米設備はフル稼働。有難い事です。

 「戦う集団になろう!」今年の弊社のスローガンです。
 競合先だけでなく、自己中心の考え方や自分に対する甘えと戦い、予測困難な米穀業界の変化に対応して参ります。
 2014年本年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。
(樽酒のぬる燗も結構!! 2014年1月中旬 片山芳孝 記)

2013年12月30日月曜日

「2013年お疲れさまでした」(2013年1月)

 震災後2年間は米が無くて儲からず、平成25年産は米が余って儲からず、つくづく因果な商売だな…。
今年の我社の6大ニュースをば!
① 原材料米史上最高値張付き!
24年産米は豊作にもかかわらず某集荷団体の無茶な値付けの影響で価格高騰。特定米穀価格も「じぇじぇじぇ」の史上最高値に。量を確保するためとはいえ加工用米よりも高い原料米(中米を高精白)を納入。食品メーカーの皆さん、ごめんなさい!
② 25年産米急落。
上記の反動で25年産の特定米穀は暴落。某ビールメーカーの使用量はピーク時の20分の1以下に。また酒造用も2年間のロスを取り戻す為か米のグレードを落とす傾向にある。 さらに輸入米のシェアは伸びている。「倍返し」されてしまった!
③ 量販店納入は一時お休み。
24年産米の余剰から大手卸が中小の量販店までに攻勢を。完全に価格競争になり太刀打ちできない。「片山さん数慮は確保しといてよ!」という言葉を信じた私が馬鹿だった…。 ④ 160チャンネルガラス選別機導入。
こんな時こそ良品質なものを、ということで原材料米ラインの色彩選別機をA社のLEDタイプに更新。なかなか良い感じです。
⑤ 西日本でウンカ大発生。
岡山県南でも30年振りとも言われている大被害。我社の近くでも大きな被害を受けた田んぼに立ち尽くす農家のおばあちゃんの後ろ姿が切なかった…。
《番外》
・片山、雄町サミットで大ヒンシュク!
 岡山で開かれた雄町サミットで美人の誉れ高いお二人の女子アナさんとツーショット!お二人の「おもてなし」で雄町の酒がどんどん売れる!(原料米は全く足らない…)。 ・片山、10月に何とホールインワン!めったにワンオンすらしないのに…。ゴルフ保険の有無はともかく大喜び。また予期せぬ傷害保険の返戻金も数十万円入金!ところがその5日後に車を当てられた…。これだけ大当たりなら!と宝くじを買いまくるが惨敗!
 米穀業界は5年後の減反廃止、TPPへの参加交渉も進んでおり難問ばかり。
 一方年末の株価は16000円越え。また為替も100円越えの円安に。景気の好転もすぐそこに!と信じて新年も頑張りましょう!1年間大変お世話になりました。またこの拙文にお付き合い頂き感謝申し上げます。皆様の新年のご繁栄をお祈り申し上げます。
          (今年は柿も牡蠣も旨かった! 2013年年末 片山芳孝 記)

2013年11月29日金曜日

「熊本へ行ってきました。」(2013年11月)

加工原料用米の業界団体である、全国米穀工業協同組合(全米工)の理事会で熊本へ参りました。城下町熊本も今や人口約70万人の政令指定都市です。しかし駅周辺、中心部の道路は狭くて入り組んでいるところもある。タクシードライバーに質問。「熊本のお城は戦争で焼けたんですか?」。その答え「ハイ焼けました。ただし西南の役で西郷さんが焼いたんですよ!」これにはびっくり驚いた!
 2時間びっちり討議の後はお待ちかねの懇親会。熊本経済連直営の郷土料理のお店です。美味しい熊本産の食材のオンパレード。もちろん食材の偽装は無し!経済連の常務様にもわざわざご挨拶頂き、当組合のS副理事長(クマモンそっくりなんだ!)の乾杯の発生でスタート。馬刺や辛子レンコン等々、美味探究。残念ながらキリンビールは中壜が5本しかなかったけれど球磨焼酎で夜が更けていきました。

   この1カ月、次から次へビックリニュースが飛び出しましたね。
・なんといっても40年間続いた減反政策が2018年で廃止されることが決定したこと。
もちろん一筋縄では実行されるはずもなく、彼方此方から政治的プレッシャーがかかっているようです。米は余るのか、不足するのか?上がるのか、下がるのか?しかしJAグループが静かなのはなぜなんだろう?
・株高が進んでいます。11月末の日経平均は約15700円。昨年末から50%上昇。円安にもなっており、取りあえず日本経済には追い風ですよね。
・消費税率アップが決定。来春から8%。子ども手当を支給するとかの補助的な動きもありますが個人消費は大丈夫なのかな?
・嬉しいニュースでは8年後のオリンピック・パラリンピックの開催が東京に決定。宮様のスピーチ、「お・も・て・な・し」のプレゼン。素晴らしかったと思います。ぜひ元気で出かけたいものです。
・その東京では都知事による「子どもの落書き」のような領収証での5千万円の借金問題が浮上。ホントかね?
・小笠原諸島では海底火山噴火により新しい島が誕生。我が国の領土、領海が広がるのかと思っていると、隣国が全く身勝手な「防空識別圏」を設定。全くもって無礼千万。わが国だけでなく米国そしてアジア各国挙げての対応が必要なのでは?

   それはさておき、岡山市中心部を流れる西川では「西川イルミ2013」と銘打って、四季の移ろいを表現した素敵なイルミネイションが飾られています。岡山駅頭でも眩しい光が輝いています。癒されますよ~。12月25日までです。ぜひ岡山へお越しください。
(あと1カ月。ラストスパート頑張りましょう! 2013年11月末日 片山芳孝 記

2013年10月28日月曜日

「ウンカの如く」(2013年10月)

 西日本では「トビイロウンカ(秋ウンカ)」の虫害により、中生以降の稲が「壊滅的(岡山県南の弊社の契約農家)」な被害が出ています。壊滅的は大げさですが相当な減収になるのは間違いのないところです。
 ネットの情報によると、ウンカは特にハイブリッド米(一代雑種=F1)を好み、ハイブリッド米の作付の多い、中国南部やベトナム北部に多く発生するそうです。そいつが風(偏西風?台風?)に乗り日本へ飛来。稲の茎から養分を吸い取り、取りつかれた稲は完全に枯れてしまい、その被害は地区一帯の収量に大きな影響を及ぼします。
 古く「享保の大飢饉」や「天保の大飢饉」もウンカによるものとの推測もあるそうです。
 岡山県西部で「ウンカが出てる」と言われ始めたのはたった3週間ほど前の9月末頃。そこからあっという間に広がり、今では県南一帯に大きな被害が出ています、今のところ「ヒノヒカリ、山田錦、雄町」に多く見られますが、晩生の「アケボノ」に被害が広がるのも時間の問題か?あるJA関係者は30年振りの大事件だと諦め顔!西日本では米は大幅な減収必至となっています。

 一方で米余りの状況は深刻で、全米販の需給見通しでは、2014年10月末の在庫が102万トンに達するとのことです。8月ごろの新米(特に関東)のスタートが安すぎた反動もあるのでしょうが、全国的に米価は底を打って、やや値上がり気味です。我が岡山では稲刈り前から気配値がジンワリ値上がりしています。
 でも100万トンも在庫ができるのです。「慌てるなんとかはもらいが少ない」のことわざ通りここはジックリ構えたいものです。

 ところでこの深刻なウンカの被害なのですが、若い卸の担当者や量販店のバイヤーは「ウンカって何??」なんと関係者でもウンカを知らない人が入る。これはちょいと驚き!我社の米の担当も知らない者がいた。「ウンカの如く押し寄せる」という言葉があるだろう、と言ってもその言葉も知らない。ま、これは個人の国語力の問題かも…(ああ恥ずかし!)。

 先月お知らせした「雄町サミットin岡山」が何と500人を超える来場者で賑々しく開催されました。私も一応スタッフとして会場にいたのですが、専ら飲み役。「やっぱり雄町の酒が日本一!山田錦より旨い!」などと、おだを上げておりました(彼はこの言葉も知らんだろうな…)。その上当地で有名な美人アナウンサーの森田恵子さん、また司会をしてくださったTSCの美人アナウンサー中島有香さんとツーショット写真ですっかりご機嫌。酔態を晒してしまいました(ああ恥ずかし!)。
 しかしその雄町米もやっぱり足らない。一年後の「雄町の酒」の運命や如何に?
 米穀業界では史上最大の米表示偽造問題が起きてしまいました。なんとイオン社が販売した4477万食に偽装米が混入されていたとのことです。正に厚顔の限りです。もちろん弊社は問題の業者とは一切関わりはございません。
 業界全体が襟を正し、米の流通を考え直す時だと思います。生産者から最終ユーザーまで「適正価格」を意識し、国産米を守っていければいいな、と思います。

 我社では8月の原材料米ラインの色彩選別機の更新に続き、主食米ラインの異物除去設備も更新。一層安心してお買い上げいただけるようになりました。

 美味しい新米、おいしい新酒の季節です。日本人ならやっぱりお米。主食米、原材料米ともぜひ安心安全な国産米をお買い上げのほど。
(ようやく涼しくなりハイビスカスが咲きだした 2013年10月下旬 片山芳孝 記)

徳之島の広報誌 2026年 8月

   暑い、暑いと言いながらも県外への夏のご挨拶やら、サッカーの応援やらバタバタしているうちに8月が終わっちゃった!  時に夏の終わりを感じる今日この頃です。 この間、日本各地で地震やら豪雨やらで大きな被害が広がっています。猛暑の中、被災された方にお見舞い申し上げます。  米の世...