2017年12月26日火曜日

「ホームページ リニューアル 2017年 12月」


あらら! 来週はもう1月。今年もお世話になりました。

このホームページをリニューアルしました。弊社専務のビデオメッセージやら農商工連携認定事業の紹介。そして私(片山)の拙文もひっそりと…。スマホ対応らしいです。いまだにガラケイの私には何のことやら…。是非引き続きご高覧下さい。

平成29年 衆議院が解散されまた株価は堅調に推移しています。

今年の漢字は「北」。北の隣国がミサイル実験、核実験を繰り返し、今年最後の有馬記念ではキタサンブラックが優勝しましたね。

米関連のニュース。

・29年産も飼料米が約50万トン生産された。

・東日本では8月が多雨、日照不足で東日本の新米の出回りが大幅に遅れた。

・西日本でも10月に同じく多雨、日照不足。月末には台風21号が接近。ここでも収穫が大幅に遅れた。

この様な状況で、東日本の新米価格が高値スタートし、西日本の新米もその動きを引き継いで高値で推移しています。

 西日本の作況指数は100~103、全国では100と平年作であるにもかかわらず、米価は3年連続の値上がりとなりました。米価は製品価格になかなか反映されず、お客様も米屋も困った困った状態。

 平成30年産から国による生産目標数量の設定が行われないことが、この市場にどのような影響をもたらすのでしょうか?

弊社関連のニュース。

・岡山の酒米、山田錦、雄町の収穫遅れで精米時期がずれ込み、精米工場はいまだにバタバタしています。

・超高精米へのオーダーが29年産で4口。岡山の宮下酒造さんの「雄町20%純米大吟醸 天下至誠」が”SAKE  COMPETITION  2017”GOLD受賞。

・その他千葉の蔵元さんで雄町、長野の蔵元さんで山田錦の20%大吟醸を醸しています。

そして宮下酒造さんのオーダーで28年産「雄町15%精米」にチャレンジし約10日かけて精米しました。それを原料とした「純米大吟醸 楽聖」は4合瓶が5万円で限定販売されています。我ながらすごい世界に突入したものです。

 全国の蔵元さんもぜひ高精米の酒造りをご検討下さい。一生懸命お手伝いいたします。

2018年 平成30年は戌年。日本犬のようにしっかり地に足つけた仕事を心がけて参ります。新年も是非ご指導、そしてご愛顧願います。

皆様にとって輝かしい1年となりますようにお祈り申し上げます。

「ともかくも あなた任せの としの暮れ (小林一茶)」

(2017年 年末 片山芳孝 記)

2017年11月17日金曜日

紅葉真盛り 2017年 11月

  最低気温 1.8度。今季初めて通勤の車内にヒーターを入れた11月17日。なのに岡山県南ではまだ田圃に稲が残っています。
一部飼料米もありますが、銘柄は晩生のアケボノ、そして酒米の雄町だと思われます。

平年なら11月に入ればほぼ田圃は終了していますが、今年は10月の天候不順で遅れに遅れて作業が集中し、田圃もライスセンターも精米業者もバタバタしています。

 それに対して酒蔵の仕込みは待ったなし。
蔵人の蔵入のタイミングなどで致し方ないのでしょうが尻を叩かれています。
「玄米が入らないので搗精できないよ!」 弊社の酒米担当者は機械のやりくりに頭をひねっています。

 全国的にも同じ状況のようで中京、東海、北部九州でも農作業が滞っており、新潟の同業者からは「岡山の雄町は入荷の目処さえ連絡がない!」と怒りの電話が弊社に。
某集荷団体になり替りお詫び申し上げます。

 飼料米への転作、東日本の作況の低下、全国的な収穫の遅れ等の要因で、外食産業等に向ける業務用米が不足し、アメリカのカルローズやオーストラリア米への引合いが増え始めています。
あの中国米へも…?

 また食品メーカーにおいても輸入米への転換が現実になっています。

雑穀を主に扱っている業者のホームページを見ると、米が高い時には大麦やもち麦をブレンドしてはいかが?との提案がありました。

恐れていた節米(ご飯の盛りが減る、コンビニのおにぎりが小さくなる等)が始まっています。

食品業界ではSBS米の増枠、政府保有備蓄米の放出を嘆願しています。

政府は平成30年産からは米の生産目標数量の設定を行わないことにしています。
これに対してJAグループは米卸も含めて全国協議会を作ろうとしていますが、農水省は後ろ向きと伝えられています。

1年後、米は不足しているのか余っているのか、悩ましい時が続きます。

困った話はこのくらいに…。

11月も半ばを過ぎ夜温が下がり今年の紅葉は例年より見事です。
そして日本酒が更に美味しくなってきた今日この頃です。

 私(片山)のマイブームは「無濾過生原酒」。
先日、岡山成羽の白菊酒造さんの「雄町の純米無濾過生原酒」を馴染みの店のマスターと常温で。
あっと言う間に4合瓶をやっつけました。

 先週は岡山鴨方の丸本酒造の創業150周年の祝いの会へ。
ここは「自家栽培の山田錦」で醸しています。
また蔵の建物が「登録有形文化財」に指定されている伝統のある蔵元です。
そこでも「大吟醸の無濾過生原酒」を入手。
もともと甘口の酒蔵ですが、どんな味に仕上がっているのか楽しみです。

 弊社工場では「雄町」の20%白米の搗精中。
約1週間を要しますが、順調に仕上がっています。
岡山産「山田錦」の20%精米は既に出荷済みで、信州の酒蔵で間もなく仕込みが始まります。

 ボジョレーヌーボーが11月16日に解禁されましたが、当方今夜はまず「ひやおろし」をぬる燗で。
そして「大吟醸無濾過生原酒」を頂こうかと…。

肴は鰆の刺身とタタキ。アオリイカの一夜干しも良いなぁ。

  お知らせ;弊社のホームページを12月にリニューアルします。この拙文も継続して載っけてもらえそうです。
よろしかったらお付き合いの程!

「さほどにも旨きかと人の問うたれば 何と答えんこの酒の味(出所不明)」

(2017年11月中旬 片山芳孝 記)



2017年10月27日金曜日

天候不順 2017年 10月

 全国的に多雨、日照不足が続いています。

あの米が大不作となった平成5年との相違点は、今年は8月までは日照も積算温度も平年並みであったこと。
しかしその後東日本は9月以降の悪天候で減収必至?
西日本は9月までは好天で豊作予想。
それが10月に入り低温の日が続き実が太らない。
また連日の雨で稲刈りができないところへ、明日22日から23日にかけて超大型の台風21号が接近する。
何の抵抗も出来ない稲が震えているように見えます。
月末発表の作況指数はどうなるのか?

 天下の悪政「飼料米制度」による流通量不足の上に、悪天候による減収見込みで米価はうなぎのぼり。
当地岡山県南では、県外(関西方面)の大手卸が生産者に直接買いに入っていることもあり、まだ田圃にある晩生の米の気配値が口を開けば上昇しています。
 当初キロ当たり20円ほどの値上げで業務用白米の値決めを進めてきましたが、追い付かなくなっているのが現状。
 政府備蓄米の売却も現実味を帯びているのか?

 弊社にとって深刻なのは、雄町・山田錦等の酒造好適米の収穫・入荷遅れ。
日本酒蔵元の酒の仕込みは11月から本格化します。
搗精が集中するのは必至で、何とか蔵元にご迷惑をお掛けしないよう、少し先(12月初め)の納入分も搗精を始めています。

今月下旬からは「山田錦20%精米」もスタートします。

愚痴を言ってもしょうが無い。できることからコツコツと…。

 こんな時に嬉しい話。
今朝(21日)北海道釧路の同業者である友人から電話。
なんと四国でお遍路をしているが台風の接近で切り上げる。帰路岡山へ寄りたいとのこと。岐阜の友人も同行。
20数年ぶりの再開。約3時間、昔話や今後の業界の方向性やら。
良く覚えてくれていた。よく寄ってくれた。嬉しいことです。

 「朋あり遠方より来たる。また楽しからずや」

 もう一つの嬉しい話題。
今私(片山)が読んでいる荻原浩さんの小説「二千七百年の夏と冬」にある文章。
田植えが終わって豊作を神に祈る歌の一節。

「冬の後に春が来ますように。
春の次は夏が来ますように。
多すぎることなく雨が降り、暑すぎることなく日が照り、(中略) 種が芽を出し、芽が育ち、大きく実りますように。」

 これや、これやがな!
お百姓も商売人もそしてお役人もこの気持ちを持ってくれればなぁと思いました。

 明日22日は超大型台風の接近時の衆議院選挙の投票日。
誰が勝とうが、どこが勝とうが、米の正当な需給バランスを考えた農政を望みます。

「芭蕉野分して たらいに雨を聞く夜かな」(松尾芭蕉)

(2017年10月下旬 片山芳孝 記)

2017年9月30日土曜日

2期作 2017年 9月

なんともう来週は10月。

米屋にとっての新年のスタートです。
政府・全農による歪な米政策により気の重いスタートになってしまいます。

 豊作なのに米価の値上げ。
家畜が国産の新米を喰らい、人間様が輸入米を食べる
。 なんだかなぁ…。

 9月の初めに四国へ行ってきました。
好天の快適ドライブは、瀬戸大橋を渡り愛媛県松山から高知。翌日は高松から岡山へ。
走行距離は600キロ余!
 岡山の背の高い稲を見慣れているので愛媛、香川の短棹の稲が珍しく見えます。

松山では「伊丹十三記念館」へちょいと寄道。
「マルサの女」や「あげまん」等の映画の面白さを思い出しました。

 高知の南東部では「2期作」の田圃を見学
極早生の「南国そだち」の7月下旬の刈取りの後に「たまひめ」というもち米がもう「ひざたけ」ほどに育っています。
温かい高知では11月後半ごろの稲刈りです。
 「2期作」とか「2毛作」とか小学校で教わったなあ。

「2期作」の米が求められるほどの消費量があったとはどこの国の話?

 そんなことを思いながら、高知城近くの「筒」という居酒屋へ。
地元の方で超満員。高知では街のいたるところに「たっすいがは、いかん」というラガービールの看板。
「弱々しいのはダメ!」と言う意味らしい。
もっともビールの味の事だけではなく「もっと元気にやろう!」という事でしょうか?
ガツンとくるラガービールが高知県民の気質に合っているのでしょうね。

 元々ラガービール党の私(片山)はもちろんご機嫌。
「カツオのタタキ」と「どろめ」。
そしてラガーと仕上の土佐鶴の熱燗で高知の夜は更けていったとさ。

 そうそう高知で見つけた車のナンバープレート。
高知43-51。やりゃあがったな!

 それにしても、なんで解散?
なんで出来たばかりの新党に合流?
それでも選挙には行きましょう!

 「淡々と過ぎたる午後の麦酒かな」(角川春樹)

(2017年9月末 片山芳孝 記)

2017年8月15日火曜日

心配! 2017年 8月

 米国と北朝鮮との舌戦がチキンゲームの様相を呈しています。多くの米軍基地を抱える日本にとって対岸の火事ではありません。
有事への備えはどうしたものか?心配です。

 7月21日に日本近海で発生した台風5号はなんと19日間もノロノロと迷走。西日本に大雨の被害をもたらしただけでなく、最近(お盆のころ)の東日本の長雨・低温もこいつのなごりと言われています。
本日(8月16日)東日本は10月ごろの気温だとか。
今後回復するとの予報ですが、この日照不足により農産物へ影響が出ています。ナスやトマトなどの夏野菜の価格は物によっては昨年の倍近くへ上昇。
7月に台風の発生が多かった年(今年は8個)はその後も多発したという記録があるそうです。
某集荷団体の中にさえ「29年産は豊作になり需給緩和し、価格も落着いてほしい」という意見もあり、今後の天候・作柄、心配です。

 南九州、四国、関東の一部からの新米が動いています。
昨年と比べて60キロあたり1000-1200円高値の1等産地置場14000円が中心相場でしょうか。
ここから作柄によって値上がりがあるのか?需要は落ちないのか?B銘柄不足は解消するのか?これまた心配です。

 弊社へも高知のコシヒカリが昨年より2日早く8月3日に入荷。
台風を見越して少し早刈の青い米が見られましたが食味は良好。新米ならではのみずみずしい香りが嬉しい!

 コシヒカリに続いて同じく高知のナツヒカリが到着。
これは精米後、新米新酒(今秋販売)用に岡山県内の酒蔵へ納入します。
おそらく営業サイドからの要望での新米新酒でしょうが、日本酒には本来なら熟成させる期間が必要と酒飲みの私(片山)はいつも思っています。
ボジョレヌーボーの軽薄さより、熟成したワインの方に旨味があります。
若すぎる酒が日本酒ファンに嫌われないか、心配です。

 以下は自慢話です(すみません)。
私(片山)は7月1日付で「利酒師(ききさけし)」の資格認定を頂きました。
今年3月から日本酒の歴史や、造り方を学び、「日本の文化と日本酒のかかわり」に関する考察も求められました。
 飲食をする環境(カジュアルかフォーマルか)に相応しい料理、日本酒、酒器を考えたり、四季のある日本ならではの旬の食材と日本酒の組み合わせを考えたり、酒飲みにとってとても楽しい4カ月の研修でした(でも結構難しかった!)。
酒造りの神様と言われている出雲の佐香神社へも参拝し、利き猪口を頂戴しました。

 名刺に「利酒師」と表示して悦に入っているところです。

 我家で数年咲き続けているハイビスカスがようやく花をつけました(ナメクジ退治が遅れたのか?)。
赤いハイビスカス、大輪のひまわり。大好きな夏の花々です。

 今日16日岡山市中心部では精霊流しが行われます。
先人達に思いを馳せる8月です。

≪お知らせ≫
10月3日(火)11:00から 「おかやま雄町と地酒の祭典2017」が開催されます。
岡山コンベンションセンター
2000円チケットで利き酒券、食事券、オリジナル猪口
問合せ;実行委員会 086-214-1000
岡山県下の酒蔵のブースで直売も行われます。

「ハイビスカス 平和って なにもかも嬉しい](伊丹三樹彦)

(西日本は残暑 2017年8月中旬 片山芳孝 記)

2017年7月31日月曜日

能登へ行ってきました。 2017年 7月

 梅雨末期の豪雨被害を受けられた北部九州・東北日本海側地区の皆様にお見舞い申し上げます。

 7月初め、石川と富山へ行って参りました。
初日は先ず「金沢のひがし茶屋街」。数年前の秋の夕暮に訪れたことがあります。
しっとりとした静かなたたずまい、どこからか聞こえてくる三味線の音。
歴史のある色街の粋な雰囲気に包まれた記憶があります。

今回はまだ陽の高い時間です。
あれれ!土産物屋と隣国からの観光客が増えちゃった!ちょっと残念かなぁ。
と言いながらそんなお店の一軒で九谷焼(もちろん数物)のぐい飲みを一つ。冷酒用として愛用しています。

その後は金沢駅近くの居酒屋「いっさん」へ。
5-6回訪れているでしょうか。
人の好い大将と阪神タイガースのナイター中継を見ながら美味堪能!

2日目は米屋らしく能登半島北部の「白米(しらよね)の千枚田」へ。
能登半島を甘く見てました。
金沢から120キロ余。たっぷり2時間超のロングドライブになりました。

 実は前日まで当地は大雨でしたが、当日は好天に恵まれ、波高い日本海を臨みながら能登半島西海岸の「のと里山海道」を北上。
途中輪島朝市の会場に寄道し「白米の千枚田」へ。

やるやるとは聞いていましたが、青い海と白い波そして青い空と緑の棚田の絶景。
お見事!

なんとたんぼ一枚ずつに所有者の名札が立っている。
首相夫人の昭恵さんや、元首相の小泉さんの名札もありました。
皆さんここまで田植えや稲刈りに来るのかな?
その場で作ってくれる棚田米のおにぎりを頂き、ここの御世話はとにかく大変だなぁという思いを残して、観光?塩田で塩を買ったりしながら今度は東海岸を南下。
富山市へ入りました。

ホテル近くの居酒屋「めだか」へ飛込んで、地元の方達と談笑しながら地酒や海の物を頂き, すっかりご機嫌。

 3日目は日本アルプスの山々を見るだけでもということで、立山黒部アルペンルートのほんの入口の「美女平」までケーブルカーで。
入口と言いながらそれでも標高約1000メートル。
ここでも隣国の観光客がにぎやかに。
本日も好天ですっきりとはいきませんが雄大な立山を望むことができました。

 話は変わって、7月の後半は近隣の生産者や日本酒蔵元さんを訪問。
生産者(特にJA)では手取りの良い飼料米にシフトしてしまい、我々原料米屋にとって肝心の加工用米の供給が全くおぼつかない。
なんせ農家が作ってくれないからしょうが無いと…!

 需要者である蔵元さんにとっては切実な問題。
秋以降の原料米をどうするか。
加工用米は集まらない。
特定米穀も不安定。
主食用米は高価格なうえに品薄。

 加工原料米業者の団体である全米工の会議でも、国産米しか使えない食品メーカー向けの加工用米にももっと手厚い助成を要請すべき、と言う声が上がっています。
各食品業界の中央会とも足並みを揃えて国に要請しなければなりません。

米製品の輸出を進めよ、というなら、家畜用飼料米に多額の補助金を出す前に、そういう環境を作ってくれなきゃ。

 それにしても岩ガキやブリが旨かったなぁ!(ノドグロは手が出ません)。

「青きところ 白きところや 夏の海」(高浜虚子)

(明日から8月 7月末 片山芳孝 記)

2017年6月26日月曜日

一雨ほしい… 2017年 6月

 欧州で熱波!
・ロンドンで6月としては記録的な30℃超え
・標高1000メートルのアルプスでも30℃超え
・ポルトガルの大規模な山火事も熱波の影響か?

 アメリカでも…
・南西部のカリフォルニアやネバダでこちらは50℃超え!
 この影響か、小麦やトウモロコシの先物価格はおよそ1年ぶりの高値となっているそうです。
ただし大豆相場は安値圏内にある。
(もちろんアメリカのみの作柄で相場が動くわけではありませんが…)。

   日本では四国南部、南九州、沖縄を除いてはカラ梅雨模様。
当地岡山県南では気温は平年並み(27~28℃)で推移し、今日6月28日は昨夜からの久々のまとまった雨で、田植え直後の稲が生き生きとしていますよ。
 ところが広島県の中北部では夜温が下がりすぎ稲の生長遅れが懸念されているそう。
 梅雨の期間もアトおよそ3週間。
「日照りに不作無し」と言われますが今後の天候が気になるところです。

   当地の米の需給にはやはり飼料米、ふるさと納税返礼米の悪影響が強く、特に田植えが終わったばかりの県南のJAからは29年産米の契約数量が示されていない。
それどころか食品原材料用の加工用米に至っては「ゼロ回答」のところもあるそうです。

 米穀業者は先の米不足・高値を考えると、米を売るに売れず、消費者を無視した農政に疲れるばかりです。
もうすぐ始まる南九州の29年産米も売物は少ないのかなあ。

 弊社では今の時期、精米設備の修理・メンテナンスを行っています。
本年はやけに集中してしまいました(修理費が…)。
・酒造用全自動精米機 5基
・酒造用小ロット、高精米設備(20%精米できます!)
・ライスグレーダー
・集塵機
・定温倉庫
秋への備えは万全です!

雄町、山田錦、良食味の岡山米。ご用命お待ちしております。

 先日、梅雨の晴れ間の夕方、サッカーJ2ファジアーノの応援でスタジアムへ。
美しい夕焼けの中に電光掲示板がポツリと点灯。
良い写真が撮れました。
弊社のホームページのデザインをお願いしている某美人女性ライターさんが「素敵!」とお世辞を言ってくれました(嬉)。
褒められて伸びるタイプです。
そこのところよろしく!

 お知らせを2件
①雄町サミット 2017
・全国から雄町米で醸された銘酒が集結し利き酒が楽しめます。
・2017年8月8日(火) 16:30~19:00
・ホテルグランドパレス(千代田区飯田橋)
・チケットはチケットぴあにて発売中(Pコード;636063)
・問合せ;全農岡山 ?086-234-6876

②キリンビール 47都道府県 一番搾り
・「岡山づくり」 発売中 雄町米を昨年より増量して使用しているそうです。美味い!
・「広島に乾杯」 7月18日発売開始予定。本年は広島の酒造好適米「八反錦」を使用しているそうです。楽しみ!

やっぱりビールはお米を使うと美味さ倍増!(個人の感想です!)

ところで最近キリン社のテレビCMが良くなったと思いませんか?(個人の感想です!)

 蒸し暑い日が続きます。
美味しいビールと雄町の日本酒で乗り切りましょう!
ご安全に!

「つゆ晴の 夕茜して すぐ消えし」 (高浜虚子)

(2017年6月下旬 片山芳孝 記)

熊か雄牛か 2025年 8月

   夏の甲子園で 沖縄尚学が優勝 しました! 沖縄大好き人間の私(片山)はテレビにくぎ付けとなり涙していました。おめでとうございます!  全国でクマの被害が相次いでいます。 私のクマ物語をお粗末ながらお時間まで。    古くは50年以上前の高校生時代。 ムツゴロウこと畑正憲さん...