2006年7月21日金曜日

「新米が待ち遠しい!」

弊社では、毎年高知県の早期「コシヒカリ」を扱います。今年の様子を現地のJAに尋ねたところ、5月の低温と梅雨後半の長雨で。早期米(とさぴか、ナツヒカリ、コシヒカリ)の収穫は約1週間遅れそうです。また、収量も平年をやや下回る可能性があるとのことでした。平成18年高知県産「新米コシヒカリ」がお店に並ぶのは、お盆前になりそうです。

また、おなじみの岡山県真庭市 旧中和村の三船農場でも、やはり5月の低温の影響で、生育は5-6日遅れているとのこと。「あきたこまち」の出穂は7月末頃だそうです。
 合鴨たちは元気に大きく育って、しっかり害虫退治に励んでいます。三船農場の有機農法の新米出荷は「あきたこまち」が9月10日頃、「コシヒカリ」は9月下旬の見込みです。

 最後に久々に映画の話題を
 もう封切館では上演終了しているかもしれませんが、観た後にとても気持ちが暖かくなったのが「バルトの楽園(がくえん)」。
 第1次大戦のとき、中国で捕虜となり日本に送られたドイツ兵約4700人の一部が収容されたのが、徳島県坂東の収容所。そこでは地域住民との交流を許可するなど、捕虜の人格を尊重した寛容な待遇がとられていた。休戦後、自由となった捕虜達が、所員や地域住民に感謝をこめて、ベートーベンの第9交響曲「歓喜の歌」を演奏した・・・・・・・。こんな内容です。
ある意味、戦争映画ですが、悪人がほとんど出てこない。落語でいえば人情噺ですかな。機会があれば是非!

(夏でもぬる燗が一番  7月後半 梅雨あけの頃 片山芳孝 記)

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