2012年2月24日金曜日

「○○年!!」(2012年2月)

3万年前の植物の実から花を咲かせることにロシア科学アカデミーが成功したそうです。
ナデシコ科のスガワラビンジという、写真を見ると素朴でとても愛らしい花です。すごい技術ですね!ぜひ平和利用に役立たせてほしいものです。ナデシコ科というのが女子サッカー「なでしこジャパン」の前途を祝しているようで誠にめでたい!
 一方我が原料米業界の重要なお取引先である日本酒の蔵元さんには100年を超える歴史を持つところが珍しくない。ところが苦戦続き。
 全国の日本酒の23年1-12月の課税移出数量は前年比▲0.8%に留まっていますが(地元の岡山県は▲8.1%!)、これは震災復興の応援の意味で東北のお酒が伸びたことが一助になったと思われます。それまでは毎年5%前後減少していました。暦年では▲0.8%ですが、酒造年度(22年7月~23年6月)の製造数量は▲6.3%。当然ながら原料米の使用量も前年比▲5.4%の232400トン。
 その流れの中で、永い永い歴史を持つ蔵元さんの休場、閉場が相次いでいます。この1年間で休場、閉場した蔵元さんは30場を数えます(一応稼働中とされているのは全国で1272場)。いったん休場した蔵元さんが再開することはまず有りえない。寂しいことです。(この項、商経アドバイスの記事無断転用)。
 蔵元さんにあっては提案型の酒の営業が求められる傾向が一層強まるのでは。
弊社も蔵元さんの営業ツールとなるような提案を進めて参ります。23年産では、地元岡山、兵庫、広島県産以外に4県産の酒造米を扱いました。決して多いとは思いませんが今後も新銘柄の提案はもちろん、更に品質向上を目指してまいります。(さりげなく宣伝…。)

   自慢話のついで。弊社片山産業は、今年創業130周年を迎えさせて頂きました。またグループ会社でキリンビール岡山工場でビール製造の一部を担っている片山興業も稼働後40周年を迎えさせて頂きました。お取引先の永年のご愛顧と、同時に永年支えて下さった従業員の方達のご苦労に心より感謝申し上げます。時節柄、祈念式典等は行いませんが、これからも従業員一同力を合わせ皆様のお役にたてることでお礼に代えさせて頂きます。本当に有難うございました。

  話は変わりますが、今弊社の周りでは珍しい光景を見ることができますよ!
近くの田圃の上空で沢山のカラスと、沢山の鳩の縄張り争い?の空中での壮絶なバトルが繰り広げられております。また両者の間隙をぬってこれまた沢山のスズメが飛び回っています。ヒッチコックの名画「鳥」を思い出させます。でも一連のバトルの後で、道路を挟んだ田圃で鳩軍とカラス軍がそれぞれ平和そうに餌を啄ばんでいます。このバトル、見ていて飽きません。
 岡山では西大寺の裸祭り(会陽)が終わり、県東部の牛窓地区では早々とウグイスの声も聞こえています。
 いろんな意味で春が待ち遠しい今日この頃であります。
(え~ もう三月?? 2012年2月下旬 片山芳孝 記)

2012年1月19日木曜日

「2012年 本年もよろしくお願いします。」(2012年1月)

こんな笑い話がありました。
「晴耕雨読の生活は快適でしょう!」
「いやいや、疲れて大変ですよ」
「??」
「だってずーっと晴れてるんだから…」
1月19日、当地は終日雨模様。35日振りの良いお湿りで人間も、植物も一息ついたようです。

 一息つくどころか大きな溜息をついているのが我が米穀業界。
安全宣言が出された福島県で500ベクレルを超えるセシウム値の米が見つかり、また安全基準を100ベクレルに引き下げる事が検討されていることを受けて、西日本の米への引合いが更に増えています。西日本の米であれば、1俵15000円以下の米が消えてしまったようです。
 また不足していた加工用米の穴埋めとして「販売環境整備米」(当初は飼料用として、321億円かけて集荷された22年産米⇒実態は価格下落防止目的)が売却されることになりましたが、値上げ(未確認ですが)されたことを受けて、それでなくても主食米業界から引合いが増えていた原料米も価格上昇の動きが見られます。
 パニック状態です。
一方残念ながら、当然ながら白米価格は安いまま。冷静になりたいのですが…。

 話は変わりますが、この度の東日本大震災から早いもので10カ月。 また1月17日は阪神淡路大震災から17年目を迎えました。私(片山)は10カ月前は羽田空港で、17年前は岡山で、いずれも相当強い揺れを体験しました。
 もし街中で大きな地震に遭遇したなら、カバン等で頭を保護して、大きな立木の傍に逃げると良いそうです。そう言えば人工のビルや建物は倒れても、自然の大木は残っていますよね。

   例年より多く実を付けた千両の木。例年より1カ月以上早く12月に沢山の花をつけたロウ梅。岡山市内の西川緑道公園では、なんと年明けにサツキの花が咲いていました。なんにしても穏やかな年になるよう祈っています。
(マスク着用が癖になった2012年1月中旬 片山芳孝 記)

2011年12月31日土曜日

「2011年 1年間お疲れさまでした!」(2011年12月その2)

3月の大震災、原発事故、9月には西日本に台風被害。
 歴史的な円高、世界中に影響を及ぼしている欧州の経済危機。
 何にもしない、何にもできない日本政府……。本当に疲れました…。

 そんな中で、少しでも笑顔になれたタイガーマスク現象、なでしこJAPANの大活躍、世界中から支援が届いたトモダチ作戦。人間も捨てたもんじゃない!
 そうそう7月には私の部屋のテレビが映らなくなっちゃった!我家の奥さんの部屋はいち早く地デジ対応しましたが、私の部屋はテレビ止めました。読書量と溜まったCDを聴く時間が少し増えたかな?

 我社では夏のある期間、米を切らしてしまいました。レストラン等業務用を欠品するわけにいかず、一部量販店の店頭から我社の米が完全に消えてしまいました。大変ご迷惑をお掛けしました。「売る米が無い!」初めての経験です。
 一方食品メーカーさんへの原料米は、お陰様で前年を超える量を出荷させて頂きました。新規の蔵元さんも数軒ありました。有難いことです。

   そしてなぜか例年以上に忘年会のお誘いが多かった年末です。某ビールメーカーの忘年会に日本酒を持ち込み、「ビールが売れんじゃないか!」と苦笑いされました。
 何年か前のサラリーマン川柳を思い出しました。
 「体脂肪 燃やして発電 できないか」

 1年間大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。頑張ってくれた社員各位にもお礼を言います。ありがとうございました。
 2012年が輝かしい一年となりますようお祈り申し上げます。

(今夜は珍しい「柳蔭」を頂きます。2011年年末 片山芳孝 記)

2011年12月21日水曜日

「立川談志さん追悼」(2011年12月)

11月21日に落語家五代目立川談志家元がなくなって1カ月。私(片山)は11月21日に出張先のホテルで訃報に接しました。足が震えたのを覚えています。落語大好きの私は、特に談志さんが好きで、と言うか談志さんしかない!というほどです。CD,テープ、ビデオ等の音源、映像は100を超えるほど、また書籍も数えると10冊以上持っています。数年前には、大阪で高座を見て翌日には岡山でと、追っかけのような時もありました。その両日ともに演題は「文七元結」でした。
 声が出ずらくなったこの1-2年は聴くのが辛くなるほどお気の毒でしたが、洒脱でちょっと毒のある言い回しはさすがでした。「文七」「芝浜」等の人情噺はもちろん、「二人旅」「松曳き」等の滑稽噺でも談志さんを凌ぐ落語家はいないと思っています。
 追悼番組で、談志さんが師匠の「柳家小さん」の前名である「小三治」を名乗りたいと言っていたことを知りました。「小さん」になった談志さんも聴いてみたかったですね。
 私の部屋には沖縄の空港で偶然出会った談志さんとのツーショット写真が飾ってあります。今となっては宝物です。ご冥福をお祈りします。

 米の世界では震災以降の西日本銘柄米の不足、高値のまま越年しそうです。今年ほど当地岡山の米「アケボノ」に全国から引合いを頂いた年はありません。 ほとんどご期待に添えず申し訳ありませんでした。産地の米卸として情けない思いでした。
 作況指数は101と発表されており、米が足らないはずはないのですが、8月後半の低温、9月のふたつの台風での減収が本当だったのでしょうか?でも仮に農家10000軒が10俵ずつ売らずに保有していれば10万俵(6000トン)になります。来春の米価がどうなっているのか、談志さんの言葉「人生成り行き」の様に気楽には考えられない今日この頃です。
 今年もあと2週間。さあもう一踏ん張りだ!!

(今年一番の寒さにはやっぱり熱燗! 2011年12月中旬 片山芳孝 記)

2011年11月16日水曜日

「B-1グランプリ 岡山勢 大健闘!!」(2011年11月)

(今回は最後にプレゼントのおしらせがあります!!)

 11月12~13日 姫路で恒例のB-1グランプルが開催されました。
1位  岡山県 ひるぜん焼きそば
2位  岡山県 津山ホルモンうどん
9位  岡山県 牛窓 カキおこ

岡山県、頑張った!ひるぜん焼きそばは味噌味の太麺焼きそば。うんまいよ!!

私(片山)おすすめ 岡山B-1グルメの楽しみ方。

  岡山県北の湯原温泉に宿をとる。
蒜山まで30~40分。津山まで60分。ここは湯質抜群です。露天風呂で暖まり、ひるぜん焼きそば、ホルモンうどんを食べ比べ。南下して兵庫との県境近くの牛窓でカキおこ(牡蠣入りのお好み焼き)を楽しむ。「1泊2日 B-1グランプリの旅」いいんじゃないの!声かけて頂ければお供しますよ!!

 でも世間はそんなノンビリしたことばかり言っていられない。
 北アフリカ~中東で始まった「持つ者と持たざる者」との争いは、各国の指導者や独裁者の交代、あるいは追放という「革命」になりました。その両者の争いは今や米国でも起こっています。どこまで広がるのか?
 欧州では経済危機から、イタリアやギリシャの指導者が相次いで交代しました。欧州発世界同時不況?
 タイの大洪水は収まるどころか、首都バンコクにまで被害が及んでいます。私は数年前、タイを訪れバンコクから北部のアユタヤまでバスで移動しました。車窓から見えた広大な水田や日系企業の立派な工場は今や水の底なんでしょうか?タイの米の減産が世界の穀物市場に与える影響は?バンコクで宿泊したチャオプラヤー川沿いのホテルの河畔のレストランはどうなってる?

   わが国では3月の大震災から8か月。TVの映像では未だに復興の進まない街並みや原発の様子が見られます。米穀業界への影響、西日本産米への需要は収まらず、高騰した玄米価格は当社のコスト計算の根拠を大きく上回ってしまいました。そのコスト高に「景気の沈滞」が立ち塞がって居ます。第2弾の値上げをお願いしなければならない状況なのですが?
 そしてTPPへの交渉参加。貿易立国という立場の日本は避けて通れないのでしょうか? 食糧自給率は? 食糧安保問題は?
 周囲はクエスチョンマークばかりです。

 そんな中で、お陰様で弊社の酒米工場はほぼフル稼働。このホームページをご覧いただいてお問合せを頂き、新規に取引を開始することになった蔵元さんが数件あります。有難いことです(感謝!)。
 私は毎年できるだけ多くのお取引先の蔵元さんを訪問することにしていますが、今秋はいろいろな事情でほとんど動いていません。その分電話やメールで情報を提供させて頂いています。と、言いながら明日(11月17日)から関東、信州の蔵元さんへ参ります。いつもゆっくりしようと思いながら駆け足になってしまいます。特にNHK連ドラ「おひさま」の舞台になった長野では時間を取りたいのですが…。でもイナゴや蜂の子、ザザ虫はどうよ?


プレゼントのお知らせ(パンパカパ~ン!!拍手~!)
 2012年版片山産業謹製の「NEW MORAL手帳」をプレゼント!
15センチ×8.5センチのコンパクトサイズ。上着のポケットにも、女性のバッグにもスッポリ入ります。大きな特徴は、1週間ごとに「ちょっといい話」
が書いてあること。決して押しつけがましくはありません。因みに今週(11月14日~)は「常に周囲を綺麗にして、家の内外も、近所も、街も、より美しくしたいものです」。とあります。
 この手帳を先着30名の方に差し上げます。もらって下さる方は「お問い合わせ」をクリックしてメールで「手帳希望」とお申し込みください。12月の上旬ごろから順次発送します。y-kat@macigwaa-katayama.co.jp
お待ちしております。

(合鴨こしひかり新米入荷しました。 2011年11月中旬 片山芳孝 記)

2011年10月1日土曜日

「今夜あたりは熱燗で…。」(2011年10月)

9月に2つの大きな台風が日本列島に大きな被害をもたらしました。被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
 台風一過、季節は一気に秋の気配。今朝(10月1日)岡山市内の西川緑道公園では金木犀が香っていました。
 岡山県北の稲刈りはほぼ終了。中部地区でもスタートしています。弊社の周辺、南部地区でも早ければ体育の日の連休には始まるところがありそうです。 本年は高温障害もおそらくは出現せず、日本各地ほぼ平年作の模様です。
 私(片山)は9月中旬に県下の優良米産地のひとつである赤磐市で、また月末には岡山市南部の藤田地区の大型生産者と懇談しました。どちらの生産者にも岡山の酒造好適米「雄町」を生産委託しています。両者とも造る喜びをとつとつと語ってくれました。日頃ギスギスとした流通の中にいる私としては、ゆったりとした嬉しい時間でした。
 しかし現実はやはりノンビリとしてはいられない。大震災の影響で、関西の米卸が東北米から西日本米にスイッチした為か、西日本の新米は高値が続き、同等の銘柄では関東産よりも1000円~1500円程度高くなっています。
 放射線の影響は私たちには計り知れませんが、東の米を使わないと、いかに平年作~豊作とはいえ米が足らなくなることは明白です。実際、関東から東北各県では順次「安全宣言」がなされています。
 頭を冷やして考えると、米余りの状況に変わりはない。ここで買い込むと後から恐ろしい目にあう可能性が大です。原料米の特定米穀も然り。冷静になりきれるかな~?
 9月末に当地ではBIG NEWSが駆け巡りました。大手卸の神明社が広島県尾道市に新工場を立ち上げる。岡山市から西へ約80キロ。高速道路を使えば1時間足らずの場所です。そして同じく大手の木徳神糧社が子会社である岡山の備前食糧社を吸収合併。備前食糧は今年の年末を持って40年の歴史に幕を引くことになります。ウカウカしていれば業界再編成の荒波に飲み込まれてしまう。どうする、どうする!
 有難いことに本年は例年より早く酒造米精米ラインがほぼフル稼働しています。今後もプロ集団として一つひとつ課題をクリアーしていこうと、社員全員張り切って業務に当たっております。
 10月1日は昭和から平成の名人「古今亭志ん朝さん」の10年目の命日だそうです。師のお得意の噺であった「三方一両損」ではなく、生産者―流通業者―消費者の「三方一両得」になるよう努めます。ご贔屓のほど、おん願い奉ります!!
(今年もさんまが高いらしい。2011年10月上旬 片山芳孝 記)

2011年9月6日火曜日

「台風お見舞い 御礼」(2011年9月)

 先日の台風12号で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
当地岡山にも9月3日夜半、13年ぶりに上陸しました。一時は岡山県下に31万人、岡山市内だけで24万人に避難勧告が出されました。当日の夕方には当社の周りの田圃や、用水や、下水から水が溢れました。当社から2キロメートルほど西を流れる「旭川」の河口付近の川幅は平常は200メートル程度なのですが、3日夜には濁流が渦巻き、川幅は倍ほどになってしまいました。
 しかし幸いに当社は事務所、工場、倉庫共に直接の被害はありませんでした。多くの方からお見舞いの電話を頂きました。地震被災者の方からもいち早く電話を頂きました。ご厚情に心より御礼申し上げます。
 翌日9月4日に岡山県北の圃場を見に行きました。丁度あきたこまちの収穫時期で、山間の田はベタッと倒れているところもありました。平野部の倒伏は一部でした。等級が落ちる可能性はありますが収量にはほとんど影響ないと思います。中生以降はまだまだ収穫まで時間がありますが、若干収量に影響が出るかもしれません。日本棚田百選の久米南町の棚田も高所から見てきましたが、まだ青いイネは元気な様子でした。
 今回の12号は風は強くなかったので大きな被害は免れたようです。クワバラ,クワバラ…。(これは雷のおまじないだった?)
 話は変わりますが、岡山ローカルのラジオ局「RSK山陽放送(1494)」 の「おかやま企業セレクション2011」という番組で弊社を紹介して頂きます。御用とお急ぎでない方はどうぞお聞きください。
 9月11日(日) 8:00~ 8:30
 9月12日(月)18:30~19:00(再放送)
笑ってやってください!!
(臨時ニュースを申し上げました。2011年9月6日 片山芳孝 記)

對馬丸記念館へ行ってきたさー。 2026年 7月

   7月16日~18日 気温36℃の岡山から32℃の沖縄へ行きました。 「沖縄へ避暑に行こう!」という冗談はさておき、やはり日差しの強さは半端じゃない! 帽子にサングラス、首筋に日焼け止めをしっかり塗って那覇の中心部をレンタサイクルでウロウロしました。  実は私(片山)今回が ...