2009年2月3日火曜日

今日は節分、明日は立春(2009年2月)

米関連の制度改革が次々提案されています。減反制度の見直しの可能性を農水大臣が示し、トレーサビリティー法案、米粉法案、食糧法改正案などが国会に提出されようとしています。
 また加工米のカビ問題についても、なかなか良いアイデアが出てこないようで、時間と金がつぎ込まれています。
 米を聖域だと思っている人は実はそんなに多くなく、根本はもっと単純であり、わざと複雑にしている(仕事を増やしている)ように感じるのですが・・・。

 複雑といえば雇用の問題や大企業の業績のことなど、マスコミが事を複雑にしているようにも感じます。
 確かに世界同時不況であることに間違いはないのでしょうが、上場企業の3月決算は4社に1社は増益が予測されているという事実もあるのですから、いたずらに不安を煽るのではなく、カラ元気でも良いので、元気になる情報を提供してほしいものです。
 総理大臣や閣僚が漢字を読み間違えた事などどうでもいいのです。
 マスコミには党派を越えた不況対策がとられるように後押しを進めてほしいものです。

 新聞を見ると、トヨタがパナソニックが、ソニーが、日立が、野村が・・・、数千億単位の赤字を計上するとのこと。
 そんな中でホンダは連結決算で黒字をキープ出来る。これにはアジア向けの二輪車の出荷の好調さが寄与しているんだとか。やはり、オンリーワンの得意分野を持つことの大切さを感じます。
 我が社にとってのオンリーワンの得意分野は?
私(片山)なりにこれだ、という分野を構築したつもりでいましたが、今の環境ではたしてそれが正解なのかどうか・・・。悩みはつきません。

 それはそれとして、久々に「岡山の飲み処、喰い処」の紹介をします。

 すし茶屋「銀 八」
 門構えは立派ですが大丈夫!財布に優しい割烹です。
 ベテランの板前さんが目の前で料理してくれる獲れ獲れピチピチの魚料理と20種類を越える岡山の地酒が売り。

 お勧めは3500円のおまかせコース。
 まず前菜。季節によって、イイダコだったり、ワタリガニだったり、シャコだったり、牡蠣だったり結構たっぷり。これでまずビール(もちろんラガー)をグィッ!
 その後、出るわ出るわ。基本料理は椀もの、汁もの、刺身、焼き魚、煮魚。新鮮な瀬戸内の小魚が次から次へ。鯛に平目に蛤や!サワラにゲタに黒メバル。
 そいつらをやっつけながら、岡山の地酒を冷やで、ぬる燗でクイックィッ!
 ここのもう一つの特徴はそれぞれの料理の量がハンパじゃないこと。
 魚料理のオンパレードでもうおなかいっぱい、アルコールメーターもほぼ満タン。ああおいしかった、ごちそうさん!な、なんとそこから具沢山の茶わん蒸しとネタのでっかい握り寿司と果物がドカーン!
 もう食べれん、許してくださいと言いながらも、絶対お勧めのアナゴの握りで冷酒をもう一杯。
 カウンター、テーブル席、こあがり、個室とそろっています。気の合った酒好きの仲間とワイワイやりながらいかがですか?

 岡山市岩田町2-31 ℡086-226-3848
 JR岡山駅東口から新幹線高架沿いに北へ約300メートル、後楽園通りを右(東)へすぐ。出来れば予約を。
(今夜は「銀八」の恵方巻(巻寿司)で一杯!2月上旬 片山芳孝 記)

2009年1月28日水曜日

陽気に元気に!(2009年1月)

我社の精米工場の2階のテラスから西に向かって下界!?を眺めています。
高さは約8メートル。視界は左右に200度くらいです。

 元々、この一帯は江戸時代の埋立地。なので、最近でこそ建築物が増えてきましたが、平坦な農地が拡がっています。
 7~8月頃には稲の緑の絨毯が気持ちを癒してくれ、秋には黄金色がまぶしく輝きます。
 少し目線を上げ、左(北)方向から時計回りに視線を動かすと、7~800メートル先に国道2号線の高架が見え、遠くには茶臼山古墳や旗振り台古墳があり、地区の地名の由来になっている操山(みさおやま=操南、操陽、操山高校もある)から笠井山と続き、備前富士とも呼ばれる美しい芥子山(けしごやま)が望めます。
 北西約6キロの所には天下の奇祭「裸祭り(西大寺会場) 」で知られる「西大寺観音院」があります。今年の会陽は2月21日(土)の深夜です。
 南西数百メートルにはJA岡山市のライスセンターとカントリーエレベーターのサイロがそびえ、その先には弊社のお米を預かってくれる営業倉庫群や岡山市の福祉施設「ふれあいセンター」の緑の屋根も見えます。
 再び目線を上げると、南には児島湾を隔てて児島半島の八丈岩岳、春には桜・ツツジ・サツキが美しい貝殻山(貝塚でもあったのかな~)、剣山と美しい山並みが続きます。
 毎朝このテラスで、背中に精米機の軽い振動を感じながら、四季折々の景色を愛でることが私(片山芳孝)の日課であり、小さな幸せでもあります。
 ご来岡の際はどうぞ我が社へお立ち寄りください。自慢の景色をご案内しますよ!

 アメリカでは新しくオバマ大統領が誕生し世界中の注目と期待を集めています。
一方国内では定額給付金を含む第2次補正予算やら、天下りの問題等で誠に貧相な政治が行われています。
 「100年に一度」の不況に加え、独自の課題山積みの米穀業界でありますが、お客様のご協力、ご指導を頂きながら、そして「社員一同力を合わせ陽気に元気に(弊社の平成21年スローガン)」乗り切りたいと存じます。
 今年1年よろしくお願いいたします。
 次回からはボツボツと岡山の美味しいお店を紹介していきます。

(休日の静かなテラスからの眺めがまた結構!これでカンビールがあればなお結構! 2009年1月下旬 片山芳孝 記)

2008年12月31日水曜日

2008年ありがとうございました。(2008年年末)

2008年、何があった?
★秋からの世界同時不況
★9月からの事故米事件またその後の加工米に対する国の対応
 この超2大事件の印象が強すぎて、今年の前半に何があったか思い出せません(年のせいで忘れてる・・・?)。
 とにかくとんでもない、大変な、CRAZYな年でありました。

 口を開けば貧相な話題ばかりの昨今ですが、先日岡山のサッカーチーム=先日J2に昇格した=ファジアーノ岡山の木村社長のお話を聞く機会があり元気をもらってきました。
 曰く、「地元のプロスポーツのチームが活躍することでその地域が確実に活性化する。同じサッカーのアルビレックス新潟(J1)の試合には毎回4万人が押し寄せ大変盛り上がる。その影響で新潟の都市に対するイメージが「暗」から「明」に変わっている。またお隣の広島のプロ野球チーム「赤ヘルカープ」が市民の一体感を生み、地域は活性化している。ファジアーノも市民の応援を頂くことで活躍でき、ひいては地元岡山の活性化に貢献できると思います。」
 岡山の県民性は「さめている」と言われるし、私もそう思います。
 この度ファジアーノがJ2に昇格したことであの「キングカズ」が岡山の桃太郎スタジアムで試合をするのです。これはサッカーファンならずとも興奮するところではないでしょうか?ミーハーの私(片山)はファジアーノのユニフォームレプリカを持っています。来期も大試合には応援に行って元気をもらってきます。もちろん、地ビールのKIRINを持ってね!
 そうだ、キリンの岡山工場がいっそファジアーノのスポンサーになったらどう?キリン本体は全日本サッカーチームを応援し、工場のある地域はその地域のチームを応援する。
 良いと思うな~!
(ちなみに来期のファジアーノのトップのスポンサーは岡山ガス。ズボンのおしりのところへ、「岡山ガス」とスポンサー名が入るそうだ・・・。んな訳ないか!)

 2008年、わが社は「お客様への思いを大切に」という気持ちで行動して参りました。
2009年も「お客様の使いやすいお米、良食味のお米」をお届けします。引き続きのご愛顧をお願いいたします。
 2009年が皆様にとって、元気で陽気な年になりますようお祈り申し上げます。
(2008年12月年末 今年は忘年会が少なかった? 片山芳孝 記)

2008年12月2日火曜日

雄町米サミット in 東京(2008年12月)

去る11月26日 東京九段で岡山特産の酒造好適米「雄町米」を広くPRする為のイベントが開催されました。

 今年は「雄町米」が誕生して150年目になるそうで、酒米の「山田錦」や「五百万石」のルーツであり、あのアメリカ産中粒種の「カルロース」のご先祖様であるとも言われている「偉い」お米です。

 当日は、岡山から生産者、JA関係者。全国から40社を越える蔵元さん。そして一般のお客様、報道関係者が多数参加されました。私も販売、搗精業者として末席に。
 酒販店の方々、生産者の方、蔵元さん それぞれが熱のこもった「雄町米」への思いを語ってくださいました。
 その話の中で共通していたのは、「山田錦」は汎用性のある米で造り手の個性を出しやすいのに対し、「雄町米」は米自体が「個性的」なので、米の特性を研究して作れば、素晴らしく個性のある酒ができるとの事でした。

 今般清酒が売れない傾向が続いていますが、吟醸酒や純米酒の売上げは落ちていないそうです。その分野を伸ばそうと考える蔵元さんには、この「雄町米」はもってこいの米ではないでしょうか。

 これに関連した話ですが、各産地で酒造好適米の新品種の開発が進み、また各蔵元さんも個性のある米を探し、個性のある酒を造ろうとしています。
 弊社のお取引のある長野県のM酒造さんでも「雄町」の酒を造っていらっしゃいます。また「金紋錦」という米を使った酒造りに取り組んだり、今ではほとんど造られていない酒米「灘錦」の復活にも取り組んでいらっしゃいます。

 全国の蔵元さんが競って個性のある酒を造れば「清酒ブーム」がきっと来る!

 今回の雄町米サミットでは講演会に続く交流会で、各蔵元さんご自慢の吟醸酒、純米酒の試飲が行われました。なんせ65点も出品があり、少しずつ頂くだけですっかりいい気分。
 「親の意見と冷酒は後で効く」という故事を実感しながら、東京の夜は更けてゆきました。
(今夜の忘年会も「雄町」の酒に決定! 2008年12月上旬 片山芳孝 記)

2008年11月18日火曜日

鰻(2008年11月)

ヒエー このNEWSの更新にまたまた1ヶ月半もかかってしまいました。
例の事故米による無意味な2週間=各方面からの問い合わせへの対応に忙殺され全く仕事ができなかった=のつけが未だに解消できません。

 今回の事件をきっかけに、今まで棚上げ状態にあった米加工品の原産地表示に踏み切ろうとしているそうです。正式に流通し正常品であれば、産地表示など不必要なのでは?
 毎回同じ産地の米を使うわけでもなく、また米を除く原料は産地表示義務がないんだと聞かされれば、事故米流通の責任追及から逃れようとしていると言われても仕方ないのでは?と思います。

 話は変わって、20年産米は全国的に豊作。集荷円滑化対策が久々に実施されることになるなど、米価上昇の諸策が講じられようとしています。
 岡山県南は指数が105。弊社もわずかながら生産者ダイレクトのルートがありますが、毎日来社してくれる生産者の軒数が昨年よりも確実に多い。しかも量も多い。弊社の経理部長曰く「倉庫は一杯で、金庫は空っぽ。もうそろそろ・・・」。

 11月14日に素晴らしい紅葉を愛でながら小春日和の長野へ行きました。酒屋の社長と米の話は3分で終わり。なぜかウナギの話題に終始しました。腹開きと背開き、蒸してから焼くかそのまま焼くか。
 岡山の弊社の近くに「土用の丑の日には忙しすぎて店を閉めている」ウナギ屋があります。そこは昭和一桁生まれのオジイとオバアが切り盛りしています。「四万十川の天然ウナギ」が売りでしたが、「最近入荷せんのよ。じゃから今は愛知の一色産じゃ!」・・・等々。

 とんでもなくウナギが食べたくなって、お昼は長野駅前のウナギ屋さんへ飛び込みました。ここは蒸してから焼く関東風。関東風と関西風の境はどこだろう?などと考えることもなく美味しく頂きました。

 ここで問題です。なぜウナギは「ウナギ」と呼ばれるのか?
 昔々この魚は「ニョロ」と言われていました。ある日そのニョロを鵜(う)が飲み込んだ。ところがニョロがあまりにも長すぎて「鵜が難儀」した。「うがなんぎした」「うがなんぎ」「うなんぎ」・・・ウナギ。バンサーイ、バンザーイ!

 今年は豊作と米価高で久々にお百姓の笑顔を見ることができました。その反面、白米価格が大幅値上げとなり、加工食品メーカーの方には大変申し訳なく思っています。

 小春日和も今日(11月18日)で終わり。明日からは真冬並みの寒さになるとか。私は明晩は金沢です。雪が降らないように・・・。ま、降れば降ったで熱燗が旨いんだけどね。
(風邪にはウガイが一番。  2008年 11月中旬 片山芳孝 記)

2008年9月29日月曜日

「頑張れNIPPON!(2008年9月)」

前回ここのNEWSを更新したのが8月初め。そこから1ヶ月半、なんといろんな事が起こったことか・・・。
 本来なら8月初めから西日本各地で新米が出荷され、上がったり下がったり、米屋のおっちゃん達の「悲喜こもごも」の思いの中で、本格的で穏やかな収穫の秋を迎える頃です。
 ところがところが・・・。北京オリンピック、パラリンピックが主催国の内政問題を抱えながらも、とりあえず無事に終わったのはめでたし、めでたし。が、9月に入って福田総理が突然辞任、政権放り出し。米国ではリーマンブラザーズが経営破綻。同時にAIGグループに公的資金導入。米国の金融不安が世界同時不況の引き金になる可能性は無いのかな?一時より下がったとはいえ原油も穀物も高止まり。心配しています。
 事故米の転売問題では、無意味、無慈悲な政府の対応のおかげで、町の小さな饅頭屋さんが路頭に迷う可能性が出てきた。「いったい誰のセイやねん!」。就任後数十日でまたまた農水大臣がクビ。
 そして追っかけるように、中国の人為的なメラミン混入牛乳による乳幼児の健康被害。このメラミン牛乳はわが国の食品業界への影響も広がっています。
 暗く、へこむニュースばっかり・・・。

 そんな時、こんな歌が聞こえてきました。
 「このままじゃ終わるわけない。
  頑張れ日本。
  すごいぞ日本。
  立ち上がれ今だ日本。
  美しく、高く飛べ。
  誇り取り戻すために。」
 TV番組「ヘキサゴンⅡ」から生まれたユニット「アラジン」の「陽はまたのぼる」という歌です。(作詞:カシアス島田)
 とても単純ですが、この歌を聴くと、私(片山)は明るい気持ちになり、力が湧いてくるような気がします。
 「誇り」を持って頑張ろうじゃあーりませんか。日本の同輩諸君!!

 私、個人的には 屋久島の縄文杉に会いに往復11時間の登山にTRYしたり、新しい美味しいお店も開発しています。そんなに間を空けずにボチボチご紹介して参ります。
 今回はこんなところで・・・。
(いつの間にか空が高くなり、イワシ雲が飛んでいます。2008年9月下旬)

2008年8月4日月曜日

「日本でいちばん暑い岡山から愛を込めて・・・(2008年8月)」

全国的に心配されていた日照不足は、空梅雨の影響で解消され、完全に豊作基調になっているようです。当地でも日照に恵まれ名産の「白桃」の甘いこと!

 最近特に政策的な色合いの強い「米価」は今のところしっかりしていますが、全国一斉に出荷が始まったらどうなるのやら?高いものを買った後に値下がりする・・・そういうパターンにならなければよいのですが。

 岡山県北では7月中旬以降、照ったり降ったりのメリハリの効いた気候が稲の生育にはグー!茎数も多く、病気もなく稲刈りが早くなりそうな気配。
 昨年作況指数が97だった岡山県南も茎数が目に見えて多く豊作間違いなし。心配なのは連日36度を超える気温による高温障害だけ。

 わが社の契約農家の県北蒜山の三船農園では、合鴨達は雑草、害虫駆除の役目を終え、今は静養中。休養明けは美味しいおかずに・・・。

 ところで最近の米屋の合言葉は「どうしてくれるの?」「どないせーちゅうねん!」。

 加工原料用のMA米の売却は、回を重ねる毎に年産の選択肢が減り、7月末の入札では各産地とも18年、19年輸入のものだけになり、国産の特定米穀の代替となるべく米国産は19年分のみの提示となりました。当然価格は「ここまでおいで!」のほぼ言い値。「特定米穀が高いからMA米も値上げします」と言うけど、特定米穀が高くなった原因の一つはあの「米緊急対策」なんだけどなー。
 加工米の業界の存在、そしてスーパーで安価な味噌やおせんべいを待っている消費者がいることを忘れないでほしい。

 そして主食米。7月前半は無いもの高で狂乱価格。ようやく7月の第二回の政府米入札で21000トンの19年産米が売却され、やっと市場は落ち着き何とか需要増加に応えられる価格になるなーと喜んだのも束の間。8月第一回の入札メニューでは19年産はゼロ!!「米不足は収まった」という理由のようですが、たった1回で様子がわかるとも思えないけどなー。

「高みの見物?」「勘違い?」国民は先の見える安定したマーケットを望んでいます。

(こうなりゃ甲子園とオリンピックで暇つぶし。2008年8月上旬 片山芳孝 記)

徳之島の広報誌 2026年 8月

   暑い、暑いと言いながらも県外への夏のご挨拶やら、サッカーの応援やらバタバタしているうちに8月が終わっちゃった!  時に夏の終わりを感じる今日この頃です。 この間、日本各地で地震やら豪雨やらで大きな被害が広がっています。猛暑の中、被災された方にお見舞い申し上げます。  米の世...