2013年3月18日月曜日

「こんなの見ぃつけた!」(2013年3月)

 暑さ寒さも彼岸まで。本当に良く言ったものですね。春の兆しとともにいろいろなものを見つけましたよ!
・2月27日 毎朝のウオーキングの途中。市内中心部にある西川緑道公園で初音の練習中のウグイスを発見。去年より1カ月くらい早いかな。
・3月15日 キリンビール岡山工場付近では燕の姿。これも2週間くらい早いかも。昨年は我社の事務所の軒下に営巣。今年は帰ってくるかしらん?
その日のキリン社の工場付近ではヒバリの声も聞こえました。ラジオ体操の音に合わせるように大きな声でした。
・最近の西川緑道公園で見られる花達。水仙、もくれん、コブシ、山茶花、椿、数種類の梅に淡い香りの沈丁花。そして緋寒桜も咲き初め。染井吉野は緑色の花芽がのぞいています。冬の花も春の花も同時に咲き出した。馬酔木の木は枯れたのか、今年は見かけない。山桃ももう少しあと。北信州のお客さんから「片山さん、北信州には5月においで!冬と春の花が同時に楽しめるからね!」と言って頂いたのを思い出しました。
岡山も北国の春か♪
・昨日(3月17日)、某ケーキ屋さんでは苺のケーキが勢揃い。店内は生クリームと苺の甘い香りが溢れていましたよ。
・今朝の通勤中。我社の近くを流れる旭川の河口付近では大学のボート部が早朝練習中。正に水ぬるむ頃。
 目にするもの、聞こえてくるものがすべて春、春…。

 政治の世界では、ついに政府はTPPへの参加交渉入りを表明。今からでも遅くない、我国農業への影響をもう一度じっくり検証してほしいものです。そして止める勇気も。
それにしても安倍さんのいろいろな政策が急ぎすぎるように感じますがね。
 米の業界では春の訪れは各卸の決算時期。そこへの対策と、これまでの白米の販売不振からか、一部上級銘柄に価格下落の動きも見え始めました。昨年もこの時期少し下げ、その後再値上げへ。今年はどうなるのかな~?同業者も諦めたのか電話が減りました。
《蛇足》
 もう一つウオーキング途中の光景。川の岸が「コの字」型に入り込んで流れがよどんでいる場所がある。そこでこの数年姿を見るようになった川鵜が潜って魚を捕っている。ほぼ百発百中!それをすぐそばで見ていたのが鷺。ある程度水深があるようで水の中には入れない。川岸から首を伸ばして魚を捕えようとするが何回やっても届かない。川鵜が去った後も未練がましく首を伸ばしてトライしている。でも届かない。また伸ばす。でも届かない。この後、彼(彼女)の首が伸びるのかはたまた潜れるようになるのか?動物の進化の過程を見たような(そんな大げさな!)。ずっと見ていた私の首は短いまま!!
 そして今月初めの岡山空港での「こんなの見ぃつけた」。
発煙事故で高松空港に緊急着陸したのと同じあの「ボーイング787機」が空港の隅っこにひっそりと置かれていました。結構快適な乗り心地であっただけに早い運航再開が待たれます(と言ってもすぐには乗らんだろうな~?)。
 その日の保安検査場。ANAのCAさんがゲートをくぐったらピンポーン!もう一度くぐってもピンポーン!とうとう靴を脱がされてボディチェックされていました。お気の毒様!笑っちゃぁダメ、ダメ。
(花粉症の皆様 お大事に! 2013年3月 彼岸の頃 片山芳孝 記)

2013年2月18日月曜日

「アベノミクス」(2013年2月)

ロシアに大きな隕石が落下。幸い死者は出ていない模様。中国北部では有害物質を含んだ濃霧騒動。高速道路が閉鎖され、航空機は飛べないけれど日本製の空気清浄機が飛ぶように売れているそうな。例の北の国では昨年のミサイル飛行実験に続き、核実験が行われました。いずれも隣国だけに心配が尽きません。
 また南太平洋のグアムでは、無差別殺傷事件で邦人13名が死傷されました。南の島大好きな私(片山)も何回か訪れていますが、初めて行った30数年前にも、米軍、金持ち観光客と地元の住民との間に何とも言えない冷たい空気が流れているように感じていました。被害者の方のご冥福とまた早期の回復をお祈りします。
 明るいニュースも有ります。スキーワールドカップのジャンプ女子の部で16歳の高梨沙羅さんが総合優勝。おめでとうございます!
 我国の経済も12月の政権交代以降、円高が是正され1ドル80円そこそこが94円台(2月18日)、日経平均株価も9000円そこそこが11400円台(同)。動き出して間もない安倍政権の政治手腕への期待が膨らんでいます。このまま景気が本格的に上向くことを期待します。
 米穀業界では年明けから相場がじり高に。わけがわかりません。そんな中で25年産政府備蓄米買入入札が実施されており、先月末に1,697トン、2月12日の第2回事前入札では82,586トンが落札されました。今回だけで23年、24年産の年間落札実績を上回りました。価格は14100円台/60キロと言われています。この事で25年産米の高値が決定したと言う人もいますが、政府買入は僅か25万トンの枠に過ぎない。残りは770万トンもある。生産者も流通業者も冷静にならないと、またまた消費者を置き去りにした米価になり、消費減退を招くことになってしまう。たった1年前のミニ米パニック現象を思い出して落ち着いて対応しましょうね。
 話はかわりますが、NPO法人ふるさと回帰支援センターが昨年、移住希望者に行ったアンケートで、我が岡山県は希望地域ランキングで長野県に次いで全国2位になったそうです。惜しい岡山県! 気候が良く災害が少ない点が評価された(この項 2月18日の山陽新聞から無断転載)。この他にも酒も旨いし瀬戸の小魚はじめ食べ物もGOOD!ぜひ岡山へお越しください。
 昨日(2月17日)、岡山県南東部に位置する伊里(いり)漁港の朝市に出かけました。大きくなった牡蠣、春を告げるイカナゴやウキソメバルをゲット!搾りたての純米酒でご機嫌。低温で梅やこぶしなどの開花は遅れていますが、春はそこまで来ていますよ!  ところで安倍さんの経済政策は「アベノミクス」と呼ばれています。「大阪の阿倍野のお好み焼きのミックスかいな?」と答えた大阪のおばちゃんが…おりそうやな!!
(寒いのもあと1カ月。2013年2月中旬 片山芳孝 記)

2013年1月28日月曜日

「初夢」(2013年1月)

2013年 本年もよろしくお願いいたします。
新年早々悲しいニュース。アルジェリアの人質事件で日本人技師10人の尊い命が奪われました。心よりご冥福をお祈りします。
 『米の世界は一足先にデフレ終焉へ!』
つい20数年前までは量販店や米穀店で一番安い米が10キロ3980円の「標準価格米」。 各地の3―5類米を使用していました。(先日会った某大手の米穀卸の若い担当者は「標準価格米」という存在を知らなかった!)その時のコシヒカリなどの銘柄米は5000円をはるかに超えていました。その後一時(米パニックなど)を除いて米価は下がる一方でした。なんと21-22年産米の米余り時には、コシ,コマチで10キロ3000円割れの米が並んでいました。その後東北の震災以降、時の農業政策の影響もあり、不作でないのに米不足、米価高が続いています。
 米は下がるのか?
・戸別所得補償制度がある限り減反が守られる。
・21-22年産で1俵10000円を割り込んだ時「わしの年金を注ぎ込んでまで米は作らん!」という年配の生産者が全国的に増えた?
・農家にとって収益の多い新規用途米の作付が優先される
・政府備蓄米の売却が原則的に行われない。
 これらの要因で、実は作況指数100でも米は足らない?というのはもちろん極論! さらに25年産では政府米買い入れの事前の売却希望ヒヤリングで、希望数量が約25万トン積みあがりました。加工用米からの転換も考えられますが、ある程度主食米を食ってしまう。余程大豊作にならない限り米価は下がらない?
 「米の世界ではデフレが終わった!」と叫んだところで目が覚めました。
 この冬は東北で雪が多いそうです。ある程度豊作になり適当な価格になってくれないと、米屋も食品メーカーも中食・外食産業みんなお手上げ!でも生産意欲が出るようなそこそこの価格に落ち着いてほしいのも本音です。
 私(片山)の本当の初夢は、なんと競馬で3億7千万円大当たり!実にリアルで勝ち馬の名前まではっきり覚えています。なんでこんな夢をみるのかな~?どなたか夢占いをしてくれませんか?
 今年も与太話にお付き合いください。
 2013年が皆様にとってHAPPYな年になりますように!

(ろう梅が咲きだした 2013年1月下旬 片山芳孝 記)

2012年12月26日水曜日

「ミはみんなのミ♪」(2012年12月)

 クリスマス、正月準備、お年玉。1万円札がドンドン無くなっていく!
 「1万去ってまた1万!」(あれ去年も書いたかな?)

   新しいカーナビのお姉さんは12月24日の朝「メリークリスマス!今日は12月24日、日曜日です。」と挨拶してくれました。彼女?は帰宅したら「お疲れさまでした!」とも言ってくれます。なにやら楽しい気分にしてくれます。
 岡山駅周辺のイルミネーション、規模は小さくなりましたが、これも華やかな気持ちになります。
 11月の最終日曜日に岡山県北の三船農園を訪れました。ここのご主人、三船さんとはもう10年以上のお付き合い。合鴨農法のコシヒカリを契約栽培しています。民主党政権下で農業関連の法律が変わり、うまく利用していろいろ工夫しています。
 例えば、米と大豆を一年ごとにローテーションして栽培することによって、豆の根粒菌の働きで窒素分が増え肥料が節約できる。また別の田圃では「米」のあと10-11月上旬に「冬小麦」を植える。そして翌年「小麦」のあと8月ごろに「ソバ」を作付し10月ごろ収穫する。2年で3作を行っている。もちろんそれぞれの作物には戸別所得補償制度による助成金が支給される。「1年中休みはないし、鳩やイノシシや鹿とのバトルは大変だけど、息子も手伝ってくれるようになったし、楽しく農業やってます」とのこと。農家の方とお話しするといつも落着いた気持になります。
鹿と、猪と合鴨の肉を頂きました。御馳走様でした!!
 米の業界はそんなノンビリとしたことを言っている場合じゃありません。2年続けて「米はどこへ行った?」の大合唱。そして史上最高値に張付いた加工原料米。こんな年がもう1年でも続けばこの業界(生産者も流通業者も消費者も)確実におかしくなってしまいます。買ってくれる人がいるから物を作ることができるし物を動かすことができる。そんな自然な動きができないのかな~と宴会続きのボーっとした頭で考えております。政権交代となり何か変わってくれることを願っています。

 とは言え、あと数日で新年がやってきます。来年は「巳年=みどし」「ミはみんなのミ♪」 みんな揃って幸せな年になったらいいな~!
 2012年は片山産業創業130周年、片山興業(キリン岡山工場専属)は40周年の節目の年でした。1年間大変お世話になりました。新年もよろしくご指導ください。
良いお年をお迎えくださいませませ!!
(緊張の連続で風邪をひくことがなかった2012年12月下旬。片山芳孝 記)

2012年11月29日木曜日

「心配!!」(2012年11月)

あっと言う間に今年も残すところ後1カ月。
 世間は大変なことばかりです。中東ではイスラエルとパレスチナの争いが再燃。まだやってるのか!アメリカではオバマ大統領が再選されました。わが国では衆議院が突然解散となり、何と12もの政党が入り乱れて大混乱。
 経済面では既に「気分は総理大臣」のアベさんの発言で、為替は82円前後の円安に振れ、日経平均は9400円台。しかしパナソニックは7500億円、シャープは4500億円の大幅赤字予測。心配事ばかりです。
 米の世界では、外食・中食、食品メーカーさんには大変申し訳ない年になってしまいました。平成23年産、24年産と2年続けて値上げさせて頂きました。特に24年産では食品メーカーさんにあっては価格以前に供給面でご苦労をかけています。
 先日18年産加工用米玄米(弊社で委託精米)が到着しました。なんと、新潟上越のコシヒカリ!ビックリです!!
 米の業界では古米を人間が食べ、新米(飼料用米として)を家畜が食べる。この矛盾が指摘されています。各種の補助金の有り方を再考する場面に来ているのではないでしょうか?
 12月には総選挙が行われます。例のTPPを積極的に推進しようとしているのは、どうやら民主党だけのようです。国民の大切な食にも大きな影響を与えかねない大問題ですので慎重に考えたいものです。
 ただし、我々のお客様の中にはTPPに参加して米の価格が下がることに期待をしている向きが少なからずいらっしゃいます。最大集荷団体は米価の高値誘導ばかりに気を取られていると、最後には自分たちや生産者の首を絞めることになるのでは…。大心配!
 勤労感謝の日の連休を利用して、岡山県北で合鴨米の栽培を委託している三船農園を尋ね、いろいろ興味深い話を聞いてきました。そのついでに(どっちがついで?)鳥取の境港の魚市場でフレッシュのアオリイカをゲット!刺身で良し、あぶっても良し。米子の久米桜のぬる燗と一緒にいただきました。ハタハタもGOOD!それらのご報告は来月に。
当地岡山県南も12月に入ると最低気温が1-2度の予測です。厳寒予報の冬本番。くれぐれもご自愛ください。
(インフルエンザの予防注射してきました。2012年11月下旬 片山芳孝 記)

2012年9月30日日曜日

「秋本番」(2012年10月)

 朝晩は冷え込む日もありますが日中は20度を超え、とても気持ちの良い秋を迎えました。
 キリンビール岡山工場は東は吉井川と隣接し、南北には山が迫っています。その関係か少し冷え込んだ朝は霧に包まれます。その時だけはちょっとだけ冬を感じます。

 岡山県南の稲刈りは中生(ヒノヒカリ等)はほぼ目処がつき、晩生(朝日、アケボノ)および酒造好適米の「雄町」が真最中です。岡山では10月中旬2回ほど大雨と強風に見舞われました。結構広範囲で稲が寝ている田圃も見受けられます。

 米作に詳しい方によると今年は人によって収量に大きな差が出ているそうです。いわゆる篤農家、稲と会話しながらタイミングを計って施肥した田圃は品種によっては反あたり10俵前後採れたのに対し、同じ品種でも6-7表に留まったところもあったそうな。6月の冷え、8月の高温の影響もあったのでしょうか。
 毎年弊社へお米を持ってきてくれる年配の農家の方によると「米は(こみゃぁ)毎年毎年(めぇとしめぇとし)条件が違うんじゃぁ。儂は(わしゃぁ)まだ50ペンしか作ったことが無いから(ねぇから)いまだにようわからん。難しいもんじゃぁ!」だそうです。

 穏やかな天候に反して、県内の米価格はヒートアップ。一般紙から業界紙まで煽るような記事が目立ちます。そのせいもあってか、岡山の「アケボノ」は稲刈りする前から気配値がドンドン上がってしまっています。

 また加工原料となる特定米穀に至っては、平成5年の米パニックを除いてはおそらく史上最高値を更新中。お客様の食品メーカーさんには大変申し訳なく思っています。日本酒の蔵元さんでは「今年は減産する」としたところも。それも一つの考え方なんでしょうね。  「米が無い。米はどこへ行った?」と大騒ぎし、結局夏以降ゾロゾロ出てきた今年の前半の23年産米の動きと似ているような気がする。山が高ければ…と心配事は尽きません。

 とは言え、おかげさまで弊社の精米工場は季節労働者も入り、ほぼフル稼働させて頂いています。夏の暑さによる高温障害の米が見かけられますが、品質には充分留意して加工を行って参ります。
   (24年産 合鴨こしひかり 入荷しました。2012年9月下旬 片山芳孝 記)

2012年9月28日金曜日

「替り目」(2012年9月)

古典落語の「替り目」。酔っ払いが屋台のおでん屋をからかっている。酒の燗を付けさせ結局おでんは買わない。申し訳なく思った酔っ払いのおかみさんが、おでんを買おうとおでん屋を呼んでいる。
 「おでん屋さん、あそこの家でお前を呼んでるぜ!」
 「あそこはいけません。ちょうど銚子の「替り目」です。」
冬になると高座にかけられることの多い噺です。

   早朝ウオーキングのおじさん(私です)の服装がTシャツから長袖に替り、
岡山市内の公園では芙蓉の花が彼岸花に替り、季節も正に替り目です。

 高すぎて売れなかった各地の玄米価格も、東日本、北陸ではさすがに下方修正。「新潟こしひかり」は17000円がらみと、23年産の終盤価格を下回っています。北海道、青森の指標価格も15000円を下回りました。今後の全国的な収穫の最盛期を控え、また暑すぎた夏のいたずら高温障害米の発生を見込んでの下げでしょうか。主食米相場も「替り目」に来ている?日本一高い「こしひかり」とバカにされているどこかの県はどうやって売っていくのでしょうか?(笑い事じゃないよ!)

   原料米の世界では、加工用米不足分に対する備蓄米(18年産米)の売却が決まりました。約6万トンと言われています。いろいろ複雑なルールがあるものの食品メーカーさんはひとまずホッとしているのでは?
 主食米が下がれば主食用特定米穀の価格が通りづらくなる。また食品メーカー向けの白米価格も高値は無理。となれば現在130~140円と言われている特定米穀の価格も下がらざるを得ない。あの事故米の年でさえ120円程度だった。とは言え原料米の価格は超高値で推移しています。お客様には大変申し訳なく思っています。
 原料米を主力商品の一部としている弊社では、期待を込めて「原料米にも来た~!替り目!」(になってちょうだい!)。

   私(片山)の毎年恒例の長期ロード(東北、関東、中京、関西)もようやく終盤。あとは北陸方面!雪の降る前になんとか…。
 台風が二つ(17号、18号)日本列島を狙っています。被害の出ませんように!
(彼岸すぎとは言え日中は結構暑い2012年9月下旬  片山芳孝 記)

徳之島の広報誌 2026年 8月

   暑い、暑いと言いながらも県外への夏のご挨拶やら、サッカーの応援やらバタバタしているうちに8月が終わっちゃった!  時に夏の終わりを感じる今日この頃です。 この間、日本各地で地震やら豪雨やらで大きな被害が広がっています。猛暑の中、被災された方にお見舞い申し上げます。  米の世...