2016年4月16日土曜日

野山はパステルカラー! 2016年4月

 4月14日から15日にかけて熊本市周辺で震度7という大きな地震がありました。被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

 当地岡山県南では八重桜が重そうな濃いピンクの花を沢山つけています。
事務所脇に3月に植樹した桜の一種「天の川」も白い花が開き始めました。
また弊社の隣の田圃では淡いピンクのレンゲが咲いています。
岡山市南部では大麦(ビール麦)が緑も鮮やかにグングン大きくなっています。
岡山県のビール麦は、ビールの醸造組合の取決めで全てAビールと契約されています(ちょっと残念!)。

 一方のキリンビール岡山工場では、昨年に引き続き岡山特産の「雄町米」を使った「一番搾り岡山づくり」を5月に、そして7月には広島県産米を使った「一番搾り広島づくり」を製造・販売します。

ビール造りの名人、岡山工場のI醸造長が醸す一番搾りが今から待ち遠しいところです。

 米の市場はこの1カ月で様変わり!

27年産米が平年作以下であったところに加え、飼料米や流行りのふるさと納税返礼米で供給量が減少。さらに政府・全農の高値誘導策の効果がありすぎて、米も特定米穀(フルイ下米)も高騰しています。
特に特定米穀は国産米では代替品が少ないだけに困った秋になりそうです。

主食米も原材料米も外国産米の出番がやってくるのかな。

 国税庁の資料によると平成27年に日本酒の輸出を手掛けているのは全国で約665蔵。そして27年1~12月の日本酒の輸出は合計で前年比122%となっているそうです。

そこで伸びているのが吟醸酒クラスなのか普通酒クラスなのかわかりませんが、弊社は日本酒蔵元さんの応援団として「美味し酒づくり」のお手伝いをさせて頂きます。

 岡山の雄町、山田錦、広島の八反錦、千本錦。それ以外にも五百万石、美山錦などの酒造米をお引き合い下さい。

  熊本周辺ではこれからも余震が続くとの予測。これ以上被害が広がりませんようにお祈り申し上げます。

  行く空に 桜の花が あれば良し(三波春夫)

(2016年4月中旬 片山芳孝 記)

2016年3月20日日曜日

春爛漫 2016年3月

3月も最終週となり花の便りが聞こえてきました。

北海道新幹線開通に沸く、東北・北海道はまだ1カ月も先の事でしょうが、当地岡山ではあと1週間もすると百花繚乱の素敵な季節となります。

私(片山)の早朝ウオーキングコースの岡山市内中心部にある西川緑道公園ではコブシに梅そしてほころび始めた桜が同時に咲いています。

また通勤途中の旭川の土手では近所のジジ・ババが土筆採り。久しく口にしていませんが卵とじにした土筆の苦みも乙なもの。

 世界では米国の大統領選候補の指名争いの真最中。欧州で続発する爆破テロ。我国の隣国の無謀な振舞は語るのも嫌になる。きな臭い話が多い中で米国とキューバの国交正常化は嬉しいニュースですね。

 我国でも強烈すぎる指導者の下、ゼロ金利に、円高。また消費税の10%への引き上げが見直される可能性もあるとか。

18歳に選挙年齢が引き下げられた最初の国政選挙が衆参同時になるとの噂も。

沖縄の基地問題も先送り。見え透いた懐柔政策が嫌な感じだなぁ。

 27年産の酒造好適米の検査数量(3月22日発表)が全酒米で105900トン。

 26年比119.6%、25年比141.1%。

昨年3月のこの欄で、余った酒米は12月25日のクリスマスケーキよりたちが悪い、と書きました。産地によっては叩き売りがあったとか。生産者、流通業者そして蔵元さんが良く話し合いをしないと危険です。

 忘年会も新年会も出来ない我社では3月18日に地元のホテルで「27年産米お疲れさん会」を催しました。今回も社員100%参加。嬉しいことです。

今回は例の雄町20%精米純米大吟醸酒「天下至聖」を全員で利き酒しました。あらら!たった1カ月で更に熟成が進みどんどん素晴らしい酒になっていますよ。
 28年産では若干ではありますが、高精米に適した雄町米を増産してもらいます。
ご興味のある蔵元さんは是非ご一報ください。

 花見の季節ですが「乗るなら飲むな、飲んだら乗るな!」。

酒飲みの皆さん、飲みすぎにご注意を!

(実は 雄町米は食べても美味い! 2016年3月下旬 片山芳孝 記)

2016年2月29日月曜日

どうする、どうする! 2016年2月

今日は4年に一度のうるう年の2月29日。

マイナス金利?

日経平均株価 15000円 割れ!

円高 112円台!

預金金利は限りなくゼロ!

これで日本の景気は良くなるのかな~?

備前平野に春を告げると言われる西大寺会陽=裸祭りも無事終わりました。朝のウオーキングでは岡山市内の西川緑道公園のサツキに花芽がついているのを発見!(早すぎないか?)。鶯の声も聞こえたような?でも気温は相変らず乱高下!

2月19日に「雄町20%精米 純米大吟醸酒を飲む会」岡山バージョンを開催しました。やっぱり美味い!盛り上がった参加メンバーの数名は4次会まで行ったそうな!

今回は蔵元の工場長にもご参加いただき醸造の苦労話をお聞きしました。27年産の20%精米の雄町も仕込みが終了したところだそうです。

27年産米では「20%精米ができるなら」という事で、山田錦で30%精米のご注文を2軒の蔵元さんから頂き納入しました。この秋の酒の出来がますます楽しみです。

うるう年と言えば、「オリンピック・パラリンピック」。

サッカー男子のオリンピックチームでは地元J2ファジアーノ岡山の矢島、豊川両選手が大活躍しました(ことしのファジアーノには現役と元の全日本メンバーが5人もいる。期待できるぞ!)。

女子マラソンでは代表には決まっていませんが福士選手が好記録で優勝。オリンピックであの飛切りの笑顔が見たいものです。

その他のスポーツでも日本人女性が大活躍!

 スキージャンプ女子ワールドカップでは高梨沙羅選手が17戦中なんと14勝! 笑顔の素敵な可愛いお嬢さん。小柄な体のどこにあんな力が秘められているのかなあ。

 昨日の東京マラソンの車椅子女子の部では世界記録保持者の土田和歌子さんが優勝。素敵ですね!!

頑張れニッポン!

 スポーツだけでなく日本の経済も頑張れ!!

(今年の米の作柄も心配! 2016年2月末 片山芳孝 記)

2016年1月25日月曜日

今年もよろしく! 2016年1月

遅ればせながら今年もよろしくお願いします。

年明け早々から値下がり幅3000円を超える超株安となりました。毎朝日経の株価欄を見るのが辛い今日この頃です(涙)。我国の景気の先行きに不安がいっぱいです…。

1月23~25日は当地でも最低気温がマイナス3―4度とかつてない寒さでした。幸い岡山県南ではうっすら雪化粧となっただけでしたが、中国地方西部や北部九州では今日(1月25日)も降り続いているそうです。またなんと沖縄の宜野湾や名護でも23日にはみぞれが降ったとか。被害のあった皆様にはお見舞い申し上げます。

弊社では昨年秋から稼働している「小ロット醸造精米機」で精米機メーカーご担当者のご指導の下1月5日から「岡山雄町の20%精米」にトライし完成しました。弊社の若いスタッフが一生懸命、研究、努力してくれた事に感謝しています。いわゆる「真正歩留り」も上々で、今後はこの20%精米を原料とし岡山市内の宮下酒造様で純米大吟醸酒を仕込んで頂く予定です。今秋の出来上がりが楽しみです。

26年産の雄町20%精米で同社が醸した「純米大吟醸 天下至聖(てんかのしせい)を飲む会」を1月22日に広島県西条の居酒屋に関係者10余名の参加を頂き開催いたしました。なにせ限定販売酒につき4合瓶がたった1本。ほんの味見程度でしたが、全員が飛び切りの笑顔となる利き酒会となりました。「片山の熱意がこのような美酒を生んだんだ」というお褒めの言葉を頂きただただ感激!

利き酒の後は地元西条の地酒を堪能しあっと言う間に懇親会はお開きとなりました。 2月には岡山でも同様の会を催す予定です。

高精米に適した雄町の玄米の育成から、搗精、醸造そして農商工連携事業認定までご尽力いただいた関係各位に改めて御礼申し上げます。

ただ弊社はあくまで黒子。酒造好適米の増産、そして美味し酒造りのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

全国の蔵元様には、山田錦をはじめ雄町以外での酒造好適米でも精米歩合35%より白い精米の、もちろん20%も、ご注文があればお申し付けください。若いスタッフが丁寧に対応させて頂きます。(玄米の状態により承りかねる場合もございます。) 今回はPRばかりで失礼いたしました。

いやあやっぱり日本酒が良いですね!

今は北極の寒気が北米と東アジアに流れ込みやすい状況だそうです。今後もまだまだ寒さに油断できません。皆様くれぐれもご自愛ください。

(急遽購入したスノーブーツ出番なし。2016年1月下旬 片山芳孝 記)

2015年12月21日月曜日

わかりません。(2015年12月)

アメリカはゼロ金利を解除し利上げに踏み切るそうです。一方我国はさらに金融緩和を強化するそうです。また世界の経済に大きな影響のある原油価格(WTI)は最新(12月18日)では1バレル34ドル台と大きく値下がりしています。これらが我国の景気にどのような影響を及ぼすのか、わかりません!

 ややこしいのが軽減税率。同じ食品でもあれは○、これは×。連日マスコミで報道されています。一応、米は対象になっていますが、加工用途米はどうなるのでしょう?

 その加工用途米のお客様である日本酒業界での原料米の使用状況は、25年産米と26年産米は243千トンと同数でしたが、内訳には大きな変化がありました。

吟醸酒はじめ高価格帯酒の伸びに伴い、酒造好適米(雄町、山田錦等)は増加。一方、一般酒・低価格酒が振るわないことから、主食用米・その他米(ふるい下米等)は減少しています。

 弊社でもおかげさまで好適米の販売量はここ数年は前年を上回っていますが、全国の好適米産地では27年産米で予想通りうるち米からの転作が進み、相当量の売り残しが出ているようです。

 2015年の日本酒の課税数量は4月、6月、7月、9月と前年を上回っており1-9月までの累計は前年比99.1%(前前年比97.7%)となっています。前年を下回っていないのは吟醸酒、純米酒が伸びているおかげです。

しかし今後も高価格帯酒がドンドン伸び続けるとは考え難く、生産者には生産計画に対しJAなり酒米流通業者のある程度の指導が必要なのでは?(と言っても生産者は他人の意見に耳を貸さない人が多いんだけれど…)。

 毎年恒例の、日本漢字能力検定協会による今年の世相を表す漢字は「安」が一位となりました。辞書(アナログ!)をひくと、「安」は家の中に女性がいる形で、家庭が静かに落ち着いている意味から安らかなことを示す漢字だそうです。

安心、安閑、安気、安座、安住、安全、安産、安穏、安眠…。いい熟語ばかりです。

蛇足ながら樹木希林さん主演の映画「あん」も良いものでした。

 来年は申(サル)年。同じ「あん」でも「暗」な年にならず、サル(去る)年以上に「安」な一年となりますように!ウマい!!

 今年一年間ありがとうございました。新年の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

(「紅一点 帰ってすぐに さあ解散(談幸)」 2015年12月 片山芳孝 記)

2015年11月28日土曜日

大違い!(2015年11月)

 パリでISによる(と言われている)大規模なテロがあり、沢山の犠牲者が出ました。許せない蛮行です。各国ではテロへの対応が急がれています。わが国でもサミット、オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ等世界的なイベントが行われます。対岸の火事ではありません。テロの被害者には心よりお見舞い申し上げます。

    米の世界ではたった1年で需給、相場が180°の大違い!

昨年の今頃の主食米は一万円割れの4桁価格のオンパレード。原料米の特定米穀(フルイ下米)は買手がつかず無選別20円台で家畜の飼料へ。一方酒造好適米は品不足から全国の酒蔵から「酒が造れない!」という悲鳴が聞こえていました。

 それが現在では政府・某集荷団体の高値誘導策で主食米は11000円以下の米はどこを探してもない。また特定米穀は主食高に引きずられ、また飼料米への違法な?転用等から、昨年の倍以上の60円を突き抜けました。逆に酒造好適米は26年産主食米安値から好適米への転作が進み、各産地とも荷余り状態。早くから産地によるダンピングがおこなわれているようです。

これらの大違いにはついて行けません。弊社でも粛々と(上から目線ではありません)相場に従って集荷をしております。

弊社の周辺(岡山県南部)では11月末の今も田圃に米が残っています。共済金目当ての「捨てづくり」ではなく、本年10月から夜温の下がりが早かったため、稲の熟成が進まず、稲刈りのタイミングを遅らせても米は青いまま。その影響の刈遅れか飼料向けなのか、県南東部の晩生米地区では2-3割残っているように見えます。元々岡山の「アケボノ」は超晩生銘柄ですが、田圃の様子は例年と大違い!

 先日来ご紹介しております「小ロット醸造精米機」はお陰様で今月初めの設置直後からフル稼働。小さいながら色彩選別機も備えており、自画自賛ですが素晴らしい仕上がりの高精米が出来上がっております。来年1月には「雄町の20%精米」にトライします。

「機械と畳」は新しいものに限る!(おっと!女房は古いものに限るに決まっています…。)

「雄町」「山田錦」「五百万石」等の酒造好適米、年明け以降のご注文があれば対応させて頂きます。白米200キロからできます。ご注文をお待ちしております。

話変わって 今夏大好評であったキリンビール岡山工場製造の雄町米を原料とした「岡山づくり一番搾り」が12月1日から中四国エリアで販売されます。今回は冬バージョンで更にコクのあるものに仕上がっているそうです。楽しみだなあ!

寒さ本番、皆様ご自愛ください。

(今夜は1回目の忘年会! 2015年11月28日 片山芳孝 記)

2015年10月26日月曜日

「世界もいろいろ!」2015年10月

 TPP交渉が大筋合意されました。
 辺野古埋め立てを巡って沖縄県と国とが争っています(素晴らしいサンゴ礁です)。
 VW社の排ガス不正が明らかになりました。
いろいろありますねえ~!

 例年より花の多かった金木犀も終わり、岡山市内の「西川緑道公園」では桜の落葉が盛んです。秋真っ盛りですね。
当地は昨夜(10月27日)久しぶりにまとまった降雨があり、今朝のウオーキングはしっとりとした空気の中で。11月8日に開催される「岡山マラソン」の出場者でしょうか、多くのランナーも見受けられます。

  しかし昼間は20度を超え、朝夕の気温差が10度以上となり、また太陽の恵みいっぱいで稲にとっては最適の気候のはずでしたが、好天が災いし胴割れ等の品質劣化が懸念され始めました。
   米業界では、9月中旬までのエルニーニュ現象による日照不足、多雨の影響は思ったより大きく、当地でも早生・中生は収量不足、また晩生も含めて収穫が7-10日遅れています。
 27年産米では飼料米等への転作が進み、需要予測770万トンに対し生産量予測は747トンが見込まれ、23万トンの新米不足となりそうです。しかし、26年産が大量在庫されており米不足となることはありません。
 この新米不足、収穫遅れ等の要因で、安かった26年産米から一転、27年産米は10%以上値上がりしています。
 某集荷団体が26年産米を必要以上に下げすぎた反動であるということも業界の見方が一致するところです。
主食用米高騰を受けて、食品原料用の加工用米も値上がりしています。

主食米、原料米ともにユーザーの皆様には値上げをお願いせざるを得ず、申し訳のない状況となってしまいました。
 混乱の原因となっている強引な農政、ほとほと困り果てています。

 去る10月1日「日本酒の日」に合わせ岡山でも「岡山雄町と地酒の祭典」が開催されました。前売り券1000枚は完売。11時から20時まで常に大入り状態で、各蔵元の銘酒に酔い来場者は皆、笑顔で楽しい時間を過ごされていました(と、思います…)。

  先月お知らせしました「小ロット精米(白米200㎏~)」「高精米(試験搗精では雄町20%!できました。)」の可能な酒造用新精米ラインが完工しました。11月早々に高精米の試験搗精を行います。本格稼働は年明けからとなりますが、お問合せをお待ちしております。

  この「雄町米20%精米」で醸した純米大吟醸酒「天下至聖(てんかのしせい)」が、岡山の宮下酒造様から発売されます(11月2日より)。実は4月に利き酒しましたが、「雄町独特のコクを活かしたまま雑味の無い」素晴らしい酒が出来上がっています。夏を越して熟成した酒が楽しみであります(いかん!よだれが…)。

四合瓶170本限定(16200円)。お問い合わせは同社へ。

  この秋は吟醸精米、大吟醸精米のご注文が多く、弊社工場は既にフル稼働となっております。有難い事です。美味し酒造りの為に頑張ります!

(雄町 最高! 2015年10月下旬 片山芳孝 記)

徳之島の広報誌 2026年 8月

   暑い、暑いと言いながらも県外への夏のご挨拶やら、サッカーの応援やらバタバタしているうちに8月が終わっちゃった!  時に夏の終わりを感じる今日この頃です。 この間、日本各地で地震やら豪雨やらで大きな被害が広がっています。猛暑の中、被災された方にお見舞い申し上げます。  米の世...